前回までのあらすじ
勝手きままな女好きの米蔵、今ままで音江とえ~仲にあったが最近、たまたま通りすがった小料理屋「秋」の女将「秋子」に一目ぼれ!
仕事の合間を見てはせっせと「秋」通い!
当然、音江とは疎遠になり音江はやきもき!
今日も米蔵は秋子と芝居見物へ・・・・
(小料理屋「秋」)
秋子:旦さん、今日はありがとうございました。ほんま楽しかったですわ(^^)
米蔵:そ~か(^^)そ~か(^^)良かったな~!また行こな(^^)
秋子:へ~ありがとさんです(^^)
米蔵:どうや!まだこんな時間やさかいにちょっと飯でも食いにいかんか?
秋子:ほな、今度は私がご馳走させて頂きますわ(^^)
この近くに知り合いがやっているお店がおますねん!
わて、昔そのお店で働いてましたんやわ!
優しい女将さんで、わてが店を持てたんもみんな女将さんのお陰どすねん!
さ~ここです!
ガラガラガラ~
秋子:こんいちわ!
女将:や~秋ちゃんやないの!
や~久しぶりやね(^^)元気してた~。
秋子:ご無沙汰してすいません!女将さん。
女将:そんな水臭い事言わんと!
さ~こっちへどうぞ!
ところで秋ちゃん!こちらさんは秋ちゃんの・・・?
秋子:いっ!い~え違いますよってに!
いつもお世話になってる内のお客さんの米蔵さんです。
女将:あ~そうでしたか!
えらい勝手な早とちりですいません。ごめんやす!
さ~どうぞこちらえ!
秋子:あのね~女将さん。
わて今日始めて芝居という物をこのお方に連れていってもろたんどす。
女将:良かったね~(^^)秋ちゃん!
米蔵さんでしたね?
ありがとさんでおます。
米蔵:あっ!!いや~そんな大した事では・・・・・
女将:この子はね、あたしにとっては娘のようなもんでね!
昔っから可愛がっている子なんですよ!
とても素直で気立てのよい優しい子なんです。
これからも宜しくお願いいたします。
さ~秋ちゃんお酒を注いでおやんなさい。
秋子:はい(^^)
(森燃料店)
こいさん:番頭はん!定吉はまだかいな~?
番頭:あっ!!こいさん!
すんまへん!たった今定吉は親っさんの用でちょっと出掛けましたんや!
定吉に何か用でおますか?なんやったらわてが代わりにお伺いいたしますけんど?
こいさん:帰ってきたらとにかくうちが呼んでたと言うといておくれ!!
番頭:わてでのうてよろしんでっか?
(わしでは役にたたんようやわ!え~仕事するのにな~(^^))
わかりました!
(音江の店)
音江:若旦はん!ここしばらく来てくれへんかったけどホンマに仕事忙しかったんでっか?
もしかしたら?他にえ~人でもできたんちゃうやろね?
米蔵:何ゆ~てんねん?
そんな事ないがな!
わしが好きなんは音江!お前だけやがな!
前からずっと言うてるやろ!
余計な心配しなはんな!
音江:ほんまどすか?
信じてよろしいんやね!
嘘やったわて承知しまへんで!
米蔵:かわってるがな!
わしかって男や!嘘なんか言わんわ!
音江:あ~(^^)それ聞いてわて安心しましたわ!
米蔵:ほな音江!2階へ行こか?
音江:え~?こんな昼間っからですか?
まだ仕込みも残ってますよってに・・・・
米蔵:え~がな!早よ!さ~行くで!
音江:しょ~がないわね(^^)わかりました。
音江の店を出て・・・・・
米蔵:あ~何か疲れたな~
でも、もうそろそろ音江との事も考えなあかんな~?
段々図々しくなりよるわ!
下手して嫁にでもしたらケツに引かれそ~やわ!
挙句の果てに逆にわしが店をほりだされるかも知れへんわ!
(珠恵の部屋)
こいさん:定吉!
定吉:へ~!
こいさん:今度は腰揉んでくれまっか?
最近だる~てたまらんのや!
定吉:この辺でっか?
こいさん:もう少し下のほうや!
定吉:この辺でっか?
こいさん:も~少し下の方やがな!
そ~そ~もう少し下や!
あ~ん(^^)そこそこ!
気持ちえ~わ~!
定吉!あんた上手になってきたな~(^^)
ちょっとこっちへおいで(^^)
定吉:こいさん、ちょっと待っておくれやす!
あの~わてまだせなあかん仕事が残ってますねん!
こいさん:そんな事後でがいよ~したらえ~ねん!
な~それほり定吉!早よ~こっちへおいで~!
定吉:こいさん!もしこんな所を若旦さんにでも見られたら、わて怒られまんがな~!
どうかこいさん!堪忍しておくれやす!
こいさん:定吉!何んも心配せんでえ~!
あの人私にはな~んもよ~せえへんさかいに!
悪いようにはせ~へん!
そやから定吉!な~早よこっちへおいで~!
米蔵:ただいま~!
番頭:若旦さんお帰りなさい!
米蔵:番頭!珠恵はおるかいな?
番頭:(えらい時に帰ってきよったわ~!知らんで~)
多分お部屋かと思います!
若旦さん!こんな時間にどないしはりましたんや?
米蔵:どないやて~?
変な事いいよるな~?
ここはわしの家やで!
たまには嫁はんと一緒に出掛けよ~思てやな!
わしも肩身の狭い養子息子やさかいに、たまにはゴマすっとかんとアカン思てやな~!
何かわしが帰ってきたら都合の悪い事でもあるんか?
お~い!珠恵。 今帰ったで~
さ~この先どんな事に・・・・・・
つづく
勝手きままな女好きの米蔵、今ままで音江とえ~仲にあったが最近、たまたま通りすがった小料理屋「秋」の女将「秋子」に一目ぼれ!
仕事の合間を見てはせっせと「秋」通い!
当然、音江とは疎遠になり音江はやきもき!
今日も米蔵は秋子と芝居見物へ・・・・
(小料理屋「秋」)
秋子:旦さん、今日はありがとうございました。ほんま楽しかったですわ(^^)
米蔵:そ~か(^^)そ~か(^^)良かったな~!また行こな(^^)
秋子:へ~ありがとさんです(^^)
米蔵:どうや!まだこんな時間やさかいにちょっと飯でも食いにいかんか?
秋子:ほな、今度は私がご馳走させて頂きますわ(^^)
この近くに知り合いがやっているお店がおますねん!
わて、昔そのお店で働いてましたんやわ!
優しい女将さんで、わてが店を持てたんもみんな女将さんのお陰どすねん!
さ~ここです!
ガラガラガラ~
秋子:こんいちわ!
女将:や~秋ちゃんやないの!
や~久しぶりやね(^^)元気してた~。
秋子:ご無沙汰してすいません!女将さん。
女将:そんな水臭い事言わんと!
さ~こっちへどうぞ!
ところで秋ちゃん!こちらさんは秋ちゃんの・・・?
秋子:いっ!い~え違いますよってに!
いつもお世話になってる内のお客さんの米蔵さんです。
女将:あ~そうでしたか!
えらい勝手な早とちりですいません。ごめんやす!
さ~どうぞこちらえ!
秋子:あのね~女将さん。
わて今日始めて芝居という物をこのお方に連れていってもろたんどす。
女将:良かったね~(^^)秋ちゃん!
米蔵さんでしたね?
ありがとさんでおます。
米蔵:あっ!!いや~そんな大した事では・・・・・
女将:この子はね、あたしにとっては娘のようなもんでね!
昔っから可愛がっている子なんですよ!
とても素直で気立てのよい優しい子なんです。
これからも宜しくお願いいたします。
さ~秋ちゃんお酒を注いでおやんなさい。
秋子:はい(^^)
(森燃料店)
こいさん:番頭はん!定吉はまだかいな~?
番頭:あっ!!こいさん!
すんまへん!たった今定吉は親っさんの用でちょっと出掛けましたんや!
定吉に何か用でおますか?なんやったらわてが代わりにお伺いいたしますけんど?
こいさん:帰ってきたらとにかくうちが呼んでたと言うといておくれ!!
番頭:わてでのうてよろしんでっか?
(わしでは役にたたんようやわ!え~仕事するのにな~(^^))
わかりました!
(音江の店)
音江:若旦はん!ここしばらく来てくれへんかったけどホンマに仕事忙しかったんでっか?
もしかしたら?他にえ~人でもできたんちゃうやろね?
米蔵:何ゆ~てんねん?
そんな事ないがな!
わしが好きなんは音江!お前だけやがな!
前からずっと言うてるやろ!
余計な心配しなはんな!
音江:ほんまどすか?
信じてよろしいんやね!
嘘やったわて承知しまへんで!
米蔵:かわってるがな!
わしかって男や!嘘なんか言わんわ!
音江:あ~(^^)それ聞いてわて安心しましたわ!
米蔵:ほな音江!2階へ行こか?
音江:え~?こんな昼間っからですか?
まだ仕込みも残ってますよってに・・・・
米蔵:え~がな!早よ!さ~行くで!
音江:しょ~がないわね(^^)わかりました。
音江の店を出て・・・・・
米蔵:あ~何か疲れたな~
でも、もうそろそろ音江との事も考えなあかんな~?
段々図々しくなりよるわ!
下手して嫁にでもしたらケツに引かれそ~やわ!
挙句の果てに逆にわしが店をほりだされるかも知れへんわ!
(珠恵の部屋)
こいさん:定吉!
定吉:へ~!
こいさん:今度は腰揉んでくれまっか?
最近だる~てたまらんのや!
定吉:この辺でっか?
こいさん:もう少し下のほうや!
定吉:この辺でっか?
こいさん:も~少し下の方やがな!
そ~そ~もう少し下や!
あ~ん(^^)そこそこ!
気持ちえ~わ~!
定吉!あんた上手になってきたな~(^^)
ちょっとこっちへおいで(^^)
定吉:こいさん、ちょっと待っておくれやす!
あの~わてまだせなあかん仕事が残ってますねん!
こいさん:そんな事後でがいよ~したらえ~ねん!
な~それほり定吉!早よ~こっちへおいで~!
定吉:こいさん!もしこんな所を若旦さんにでも見られたら、わて怒られまんがな~!
どうかこいさん!堪忍しておくれやす!
こいさん:定吉!何んも心配せんでえ~!
あの人私にはな~んもよ~せえへんさかいに!
悪いようにはせ~へん!
そやから定吉!な~早よこっちへおいで~!
米蔵:ただいま~!
番頭:若旦さんお帰りなさい!
米蔵:番頭!珠恵はおるかいな?
番頭:(えらい時に帰ってきよったわ~!知らんで~)
多分お部屋かと思います!
若旦さん!こんな時間にどないしはりましたんや?
米蔵:どないやて~?
変な事いいよるな~?
ここはわしの家やで!
たまには嫁はんと一緒に出掛けよ~思てやな!
わしも肩身の狭い養子息子やさかいに、たまにはゴマすっとかんとアカン思てやな~!
何かわしが帰ってきたら都合の悪い事でもあるんか?
お~い!珠恵。 今帰ったで~
さ~この先どんな事に・・・・・・
つづく