不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

126805人

2010-02-16 08:51:26 | 不登校
このところ家族が揃っているのは嬉しいのですが、
用事が増えたりして、なんだかバタバタしています。

3月は長女の卒業式あり、引っ越しの段取りもまだ思うように
はかどらず・・・です。
早く引っ越し業者も決めないと~
引っ越しの手続きっていろいろあちこちに連絡しないといけないし、
結構雑多なこと山積みです~


14日の講演会参加しました。
元大阪府不登校対応専任教員の坂本氏のお話。

冒頭のタイトル・・126805人
全国の不登校生徒の数。

大阪府は平成16年度、
不登校生徒数は1万3000人を超えていた。
それを、半分に減らすと公言した元県知事。

それに対する批判も多く、
学校へ戻すことだけを考えればいいのか?
数値だけが重要なのか?等々・・・

新聞記事をにぎわした、「戸塚ヨットスクール事件」
「体罰は教育だ」という校長。
今もまだ存在し、親は藁をもすがる思いでいる現実。

当時、クビに縄をつけてでも学校へ連れて行く教育の姿勢から、
国としても、このような事件によって、
不登校生徒に対応する教育機関の方向性も変化してきた。


坂本氏は、新聞の不登校関連記事の切り抜きの中から、

「元教員で、東京シューレを立ち上げた奥地圭子氏の著書
「不登校という生き方」を読み、自分自身の考え方が変わった」と言われた。

奥地さんは、自身の子どもさんが不登校になったことをきっかけに、
22年間務めた小学校の教員を辞めて、不登校のこどもたちを受け入れる
東京シューレというフリースクールを開設。

現存する学校のしくみ、制度、そのやり方に問題がある。
学校以外にも学びの場があってもいいのでは?と提唱している。

私自身も、長男が不登校になり、奥地さんの著書を読み、
不登校に対する気持ちは一変しました。

学校へ戻すことだけを急いでも、
なんの解決にもならないということも。

親のこどもに対するしつけや養育が悪い、と詰め寄っても、
なんの解決にもならない。
むしろ、状況は悪くなる。

親こそ苦しんでいる。悩んでいる。

教育者だったら、親のしんどさをわかってもらいたい。

まずは、親の負担を軽くする。精神面でささえられることって
いっぱいある。親が楽になると、こどもも楽になれる。


不登校のこどもの対応、と一口に言ってしまえばそれまでだが、
すべてケースバイケース。ひとりひとり違うんだということを
忘れてはいけないと思う。
同じこどもなんて、ひとりとして存在しないのだから・・





コメント
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