不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

「月あかりの下で」HIBIKI Cafe 4/5オープンします!

2014-03-30 06:48:25 | いろいろ

 

 

 

 

映画「月あかりの下で~ある定時制高校の記憶」2011年11月、四国中央市での上映会でお世話になったHIRANO先生率いる「太鼓集団響」メンバーによる、若者たちの居場所、働く場としてのHIBIKI Cafeが、いよいよ4月5日オープンされるということで、先生からご案内をいただきました。(facebookでも発信されています)

本当に素敵なカフェが完成しました。

すぐには行けませんが、是非いつか必ず訪問させていただきたいです。

それまでは・・・焙煎珈琲豆の販売で、送っていただけるとのこと、「ひびきブレンド」や各種揃っているようですので、しばらくはHIBIKI 珈琲を堪能したいと思います。

4/5~4/12は、豆販売セール特価中!!

 

注文・お問合せ・連絡先は、

埼玉県桶川市南2-4-13  TEL&FAX 048-775-7667

mail:hibikicafe1214@gmail.com

ホームページ:http://blog.livedoor.jp/hibikikizuna/

 

 

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26年度の活動へ向けて・・・

2014-03-29 05:53:00 | いろいろ

1週間ぶりの更新です。

 

春休みに入り、普段は昼からの仕事ですが、今週は朝からの仕事だったので、時間的にも体力的にも余裕がなくて、夜になるともう爆睡です・・・笑

子どもたちは本当に元気百倍!!

 

そして、昨日は小中学校は離任式。

次男の中学校の3年担任の先生や部活の顧問の先生も異動になります。本当にお世話になりました。やっぱり寂しいですね。

 

 

そして、時間のない合間に、高校の入学のための手続きをしに走り、また次女の引越しは、ほとんどを次女には任せてはいるものの、引越しに伴う雑務もあり、落ち着くまではしばらくはバタバタしそうです。

明日は、次女の引越しで大阪まで日帰りで行ってきます。この繁忙期の引越しって、できたら避けたいですが、仕方ないですよね~料金も割高だし、なかなか日程も押さえるのが大変。

 

3月末ということで、ほっとそっとmamaは、25年度社会福祉協議会より補助金をいただき、映画上映&講演会を開催(四国中央市の子どもを育てる市民会議、しこちゅ~・ほこほこネットと共催)することができました。その決算報告書を作成中です。

26年度も、補助金等を申請して、映画「さなぎ~学校へ行きたくない」上映&監督トークイベントや、滋賀県で活動中の不登校を経験した3人組バンド「JERRY BEANS」(NPO法人マイペースプロジェクト)のライブも開催したいので、何らかの形で企画する予定でいます。

親の会メンバーや様々な方々と相談しながら実現させていけたらと思っていますので、どうぞ今後ともご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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お彼岸の日に

2014-03-23 01:26:12 | 我が家のこと

今朝は、家族で先祖のお墓参りに。今は、長女と次男と主人と私の4人で。

 

次女は、この春から念願だった大学生活を送るために、来週大阪から四国への引越しでバタバタと慌しく過ごしています。

最後の受験を終えて、やり終えて満足だと私に伝えてくれて、その心は晴々としていました。

次女にとっては、遠回りをしたとまわりからは思われるかはわからないけれど、中学時代から苦しんできた友人関係や先生との関係も、今になれば、あのときのしんどかった気持ちが自分を奮い立たせてきたんだと思います。

専門学校に進んでからも、自分自身が努力しても報われないしんどさに、何度も押しつぶされそうな時もあり、1年間休学して気持ちを休ませたことも、今思えば正しい選択だった。

復学を決意させたのは、自分自身がそこに戻りたかったことと、そのときの先生が次女を支えてくださったことは大きい。そして、1年間休学したことで友人関係が変わったことも功を奏した。すべてにおいて環境が変わり、心機一転できて、そこからは一気に突き進んで行った。

あんなに、できないことへの劣等感を持ち合わせていた次女が、見る見るうちに変化していく姿を見ることができた私の親としての価値観も変わらざるを得なかった。

 

「人は、人によって傷つき、人によって癒される」

まさにその通りだった。

 

次女は、大学編入のできる専門学校で学び、短大卒業と同時に、春からは大学3回生へ編入。まだまだ前途は多難ではあるが、初めて登りつめた達成感が一つの自信につながり、これからの彼女を支えてくれると信じています。

 

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旅立ちの日に

2014-03-22 15:18:48 | いろいろ

3月16日(日)  松山城へ昇るリフトからの眺め~  (参加者Sちゃん撮影)

 

 

3月17日(月) 中学校卒業式

 

「旅立ちの日に」 (作詞  小嶋 登)

 

白い光の中に  山並みは萌えて

はるかな空の果てまでも  君は飛び立つ

限りなく青い空に  心ふるわせ

自由をかける鳥よ  振り返ることもせず

勇気を翼にこめて  希望の風に乗り

この広い大空に   夢を託して

 

 

懐かしい友の声  ふとよみがえる

意味もないいさかいに  泣いたあのとき

心通った嬉しさに  抱き合った日よ

みんな過ぎたけれど  思い出強く抱いて

 

勇気を翼にこめて 希望の風に乗り

この広い大空に  夢を託して

 

いま別れのとき 飛び立とう 未来信じて

はずむ 若い力 信じて

この広い この広い  大空に

 

 

実は、卒業式前日まで実感がわかずにいた。これで中学校と縁がなくなる、本当に明日は卒業式なんだろうか~などと思っていて、前にも書いたけれど、長男次女のときの苦悩を思い出すとしんどかったな~と思っていただけに、こんな気持ちで卒業式を迎えるなんて、今までを考えると想像できなかった。

 

不登校のこどもがいると、卒業式ってなんともいえずつらい、と思っていた。

それも、元気で3年間を楽しく過ごせた次男を見て、嬉しいのは山々だが、感慨深い気持ちには程遠いとさえ思っていたのも事実だった。

でも、「旅立ちの日に」を3年生全員で合唱したとき、心の奥で震えるものがわきおこってきた。

私にとっての「中学校」との関わりが、これでいよいよ終わるんだな、と。

4人目にして、本当にこれが最後になると。

子どもたちの成長した姿とこの歌声を聴いて、私はこの瞬間、幸せだと感じた。

 

渦中にいたときはわからなかった。

子どもも親も死ぬほど肩身が狭い、とさえ思った。

この気持ちは、経験した者でないとわからない、と。

 

あのときのつらさが、人間を成長させてくれている。

長男も次女も、人の傷みがわかる。優しいこどもたちだ。

そして、こんな親をわかってかわからないかは定かではないが、次男はまわりをふわっと包み込んでくれる。そんな優しさを持ち合わせている。

 

やっぱり、こどもたちに成長させてもらったんだな~

親として、母として、感無量です。

 

思春期とは、いろんなものが介在する生き物なんだと。

そうなんだ、なるほど。

 

いつしか、客観的に冷静に自分を見つめられる日がくる。

それまでは、あなたはあなたのままでいいんだよ、と。

 

もうすぐ、春がやってきます・・・。

 

 

 

 

 

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いよいよ明日、在宅不登校家庭交流会in松山

2014-03-15 16:16:09 | 不登校

昨夜の四国伊予灘沖の地震はちょっと怖い体験でした。

愛媛県西予市震度5強、松山市震度5弱・・・四国中央市は震度4だったとか。

しばらく揺れが続いてたので、本当にドキドキしました。

まさかのときの準備、やっぱりちゃんとしておかないといけませんね。

 

 

県内の中学校の卒業式が17日です。

 

長男や次女のときには今思えば親子ともしんどい中学校生活、そして卒業式でした。

そして迎える次男の卒業式。

次男は、生まれたときから本当にまわりに支えられて大きく成長していきました。

私自身も4人目だったので、いろんな方に育ててもらったな~と実感しています。

子育てって、やっぱり母親だけではできません。

たくさんの手を借りて、おおきな枠のなかでゆったり育つことが一番だな~と思うのです。

そのためには、お母さんは頑張りすぎちゃいけない。

時々休憩して、誰かの手を借りて、みんなで育ちあいすることが子にとっても親にとっても一番良い環境なんです、実は。

試行錯誤しながら、子育てしてきたけど、お母さんに余裕がないと子どもさんはしんどい。

不登校でもそうでなくても、おんなじですよね。

だから、いろんな人に助けてもらいましょう。

聴いてもらいましょう。

それでまた笑って、明日からやっていける。

それで、いいんです。

 

明日は、在宅不登校家庭のみなさんが各地から松山に集結します!!(笑)

 

お泊り参加の人たちは、きょうは松山市内観光しています。

正岡子規博物館見学や松山城、道後温泉あたりを坊ちゃん列車に乗って・・・

お天気もバッチリ快晴だし、是非楽しんでほしいですね。

私も観光したかったなあ。

 

そして、明日は午後1時20分から、松山市のコムズで交流会です。

子どもは子どもどうし、親は親どうし、お茶しながらいろいろなお話が聴けると思います。

ホームシューレのスタッフの方や、松山で在宅の子どもと家族をサポートしている「あんだんて」の方々がお世話してくださっています。

ほっとそっとmamaは、親の会立ち上げ当時から、「ホームシューレ」や「あんだんて」とつながりあい、活動を続けてきました。これからもそれは変わらず、先輩方の歩く道を追いながら、また自分たちでできることを模索しながら、私たちができることで進んでいけたらと思っています。

明日も素敵な出会いがありますように・・・

 

 

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「大人は気づかなければならない~子どもたちのいじめ・不登校の背景にあるものを」

2014-03-10 23:59:00 | 講演会

3月9日(日) 快晴のなか、福祉会館で開催された映画上映&岡田倫代先生講演会が開催されました。

 

今回、主催していただいた「四国中央市の子どもを育てる市民会議」「しこちゅ~・ほこほこネット」、四国中央市PTA連合会はじめ、子どもたちを地域で守り育ててくださっている各団体関係者の皆様、当日参加くださった方々、また、大変ご多忙の中、私たちの要望に快諾していただいた岡田先生に感謝申し上げます。

 

演題「大人は気づかなければならない~子どもたちのいじめ・不登校の背景にあるものを」

 

(以下、岡田先生の講演より抜粋します)

 

「岡田先生の2号になりたい」(プロフェッショナル仕事の流儀総集編)

 

定時制の教え子の女の子、高校卒業して大学に進み、いま一生懸命勉強している姿。

子どもは変われるんだ、ということを知ってもらいたい。

 

 

「子どもにはお手本が必要」

どういうふうにお手本になったらいいのか、一緒に考えてみたい。

 

山本五十六

「人を育てるには、まず見せて、言ってきかせて、してみせて、ほめてやらねば人は動かじ」

 

 

1.子どもとのかかわりを見直してみませんか?

2.親子のコミュニケーションについて考えてみませんか?

3.子どもへの関わり方を見直してみませんか?

 

☆クイズ

何のランキング?

1位 秋田県   12位 愛媛県   5位 香川県

→全国学力テストランキング(2013年)

 

1位宮城県   40位 愛媛県   10位 香川県

→中学校不登校生徒数ランキング(2012年)

愛媛県の40位?そんなに不登校の生徒は少ないか???

 

 

<子どもたちの問題は、実は子どもに投影されている大人たちの問題である。>

親の価値観は、子どもに影響する。

 

「子どもに注意して直ったときに、子どもをまず褒める」

次々要求ばかりせず、一つ直ったら褒める。そこが大事。

 

 

<生徒とのかかわりを通して感じること>

 

寂しい(相手との接し方がわからない)

自信がない(自己肯定感の低さ)

認められたい(自己有用感のなさ)

 

 

<思春期・青年期のシグナルと悪循環>

こころは・・・イライラ、集中力がない、ゆううつ、落ち着きがない

からだ・・・疲れやすい、眠れない、

行動・・・ひきこもる、暴れる、

 

(悪循環)気持ちを上手に表現できない子ども→問題行動をとってしまう子ども→その行動だけを叱責する親や教師→理解してくれないことに苛立つ子ども→さらにその気持ちをうまく表現できなくなる子ども→問題行動の悪化→親や教師の叱責→お互いの関係の悪化

 

◎ポイントは具体的に!!

◎見たままをそのまま伝える。

◎私は、こう思うよ。(わたしメッセージ)

 

例えば、ドアを開けっ放しにしている

「ドアが開いてるよ。」 →閉めてくれたら、「ありがとう」

 

 

<いろいろな話の聴き方>

 

◎関わりの少ない聴き方・・・無表情で何も反応しない。言葉を発しない。

 

◎積極的すぎる聴き方・・・自分が何かを言い出したら割って入り、自分の話をする。

 

◎心地よい聴き方・・・相手に対して目線を穏やかに見守りながら「うんうん」「そうなんですね」とうなずく。相手の言ったことを繰り返す。

 

◎関心を寄せるふりをしながら、実はあまり聴いてない聴き方・・・笑顔やあいづちなどをしていながら、実はあまり聴いていない。

 

 

<どのように手をつなぐか。>

子どもの利益が何であるかの共通認識を持つ。

 

 

<親子の詩>(インターネットから抜粋しています)

 

お前が生まれたとき、母さんはおまえが泣いたといっては涙して、笑ったといえば喜んだ。

 

お前を保育園に預けた時、泣きじゃくるお前を置いて、母さんも泣きたかった。病気の子を預け、何度も仕事をやめようと考えた。

 

大きなランドセルをしょって学校へ行った時、母さんはとても幸せだった。

 

中学生になると生意気になり、反抗ばかりするお前を見て、何度も自分の子育てを責め、入試の時は一日中仕事が手につかなかった。(中略)

 

社会人になり、そして結婚。 嫁をもらえば夫婦仲を心配し、孫ができれば子育てを心配し、70を過ぎた今も、わが身を惜しまずお前のことが気にかかる。

 

一生縁の切れない、それが親子なんだ。こうやって自分も親に育てられ、子を育て生涯が終わる。

 

・・・子どもは社会の宝です。みなさんも親です。私も親です。

縁の切れない子どものことを一生懸命みていきましょう。(岡田先生談)

 

 

・・・岡田先生が今回の講演に来てくださるということを知ってくださった方から、先生へ渡していただきたいとお花が届いたり、また元教え子の方が先生に会いたいと来てくださったり。先生も大変喜ばれていました。

 

また、定時制高校をこの春卒業される方と親御さんが来てくださり、岡田先生とお話する機会があり、またいまから一歩を踏み出せるエネルギーをいただけたのではないかと思っています。

そして、先生のお人柄と先生が「生徒を愛しているから」と言われた言葉(NHKプロフェッショナル仕事の流儀総集編)が大変印象に残っています。

 

講演後、少しの時間ではありましたが、先生を囲んで茶話会の時間を設けさせていただき、より身近に先生の優しさ、温かさを感じながら、お茶をいただく貴重な時間をすごさせていただいたことに大変感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ランドセル俳人の五・七・五」他、9日講演会でも紹介します

2014-03-07 09:16:50 | 不登校

以前、そらまめの母さんが紹介してくださった著書を購入しました。

3月9日(日)、午後1時~映画上映&岡田倫代先生講演会にて、紹介します。

 

「ランドセル俳人の五・七・五」(ブックマン社)より~11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。

 

いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨

 

生まれしを 幸かと聞かれ 春の宵

 

いじめ受け土手の蒲公英一人つむ

 

 

「俳句への挑戦」

 

この日本には、いじめられている人がたくさんいる。

僕もその中の一人だ。

いじめは1年生から始まった。

からかわれ、殴られ、蹴られ、時には「消えろ、クズ!」とののしられた。それが小5まで続いた。(中略)

そんな時、毎日のように野山に出て、俳句を作った。

 

「冬蜘蛛が 糸にからまる 受難かな」

 

これは僕が8歳のときの句だ。

 

僕は学校に行きたいけど行けない状況で、家にいて安らぎの時間を過ごす間に、たくさんの俳句を詠んだ。僕を支えてくれたのは俳句だった。不登校は無駄ではなかったのだ。いじめから自分を遠ざけた時期にできた句は、三百を超えている。

今、僕は、俳句があるから、いじめと闘えている。

 

 

 

 

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学びの場  選ぶのは私

2014-03-05 23:26:15 | 不登校

夕方から風も強くなり、冷え込んできています。また明日は、雨か雪?

暑さ寒さも彼岸までといいますが、あと少し寒さが続くのでしょうか・・・

 

本日の朝日新聞教育欄に掲載されていた、「学びの場 選ぶのは私」。(新聞記事より抜粋します)

 

フリースクール東京シューレのOB,OG,現役生が集まり、多様な学び方の重要性を訴える「不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク」の学習会。

 

「不登校の子どもへの社会の見方を変えていく必要がある」

 

「不登校の人でも過ごしやすい居場所を作っていきたい」

 

メンバーの17歳の子が「いじめや体罰に苦しみながら無理をして学校に行くよりも、自分にあった居場所で学習する権利が、子どもにもあると思う。それを広げていきたい」と話す。

小学校低学年でいじめを受け、無視されるように。「目つきが悪い」「気持ち悪い」「死ね」などと嫌な言葉をかけられるようになり、思い切って担任の先生に相談した。「ケンカ両成敗のような感じでイジメの原因も聞いてもらえず、先生が信頼できなくなった・・・

 

「学校は大切だし、通いたい人たちは通うべきだと思う。でも、学校が本当に苦しい人には学校以外の場所もきっとある。休んでもいいんだよ」と。

 

理事長のオクチさんの紹介も掲載。

1985年にできた東京シューレは日本のフリースクールの草分け的存在。

長男の不登校をきっかけに、不登校の子どもをもつ親の会を作って発足させた。

これまでに1400人が巣立った。

99年にはNPO法人の認証を受け、フリースクールの公教育化に向けた取り組みも進めている。

 

文科省の調査によると、12年度の不登校児童生徒数は、小中学校で約11万2700人。高校で約5万7700人。いじめや友人関係をめぐる悩み、学業不振などが主な原因といわれる。

「学校だけでの課題解決に限界が出てきている。子どもが学びたいと思ったことを選択できるよう、学校以外の学びの場を保障していく必要がある」(早大 キタアキト教授)

 

★不登校の子どもの権利宣言★

 

※教育への権利(第1条)

私たちには、教育への権利がある。学校へ行く、以下内を自身で決める権利がある。義務教育とは、国や保護者が、すべての子どもに教育を受けられるようにする義務である。子どもが学校に行くことは義務ではない。

 

※学び・育ちのあり方を選ぶ権利(第3条)

私たちには、学校・フリースクール・フリースペース・ホームエデュケーション(家で過ごし学ぶ)など、どのように学び・育つかを選ぶ権利がある。おとなは、学校に行くことが当たり前だという考えを子どもに押し付けないでほしい。

 

 

 

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3/9(日)映画上映&講演会開催します!

2014-03-01 01:38:51 | 講演会

★2/27付、朝日新聞で紹介されていた著書「いま、子どもの人権を考える」(日本評論社)が出版された。

弁護士や家庭裁判所の調査官など子どもに関わる実務家と研究者からなる「子どもの人権研究会」が、四半世紀にわたる活動をまとめた。子どもに関する問題を広く取り上げ、「具体的なケース重視」をモットーに、いじめや体罰による自殺生徒の親なども参加、発言してきた。

「親子関係に悩む人は多いと思う。本の中に詰まっているヒントをつかみ、希望を持ってもらえれば」(研究会事務局長)

 

 

松山での思春期学会学術集会の参加は、私は一日のみの参加でしたが、大変興味深いものでした。

産婦人科や小児科の昨今の医療現場の現状も少しではありますが知ることができました。

現場は多くの課題を抱えているということ、若年女性(10代)の妊娠・中絶、その繰り返しをどう食い止めるか。虐待の連鎖をどう断ち切るのか、デートDVの現状など。様々な多くの問題があとをたたないそうです。(愛媛県の現状です)

詳しくは書けませんが、現代の子どもたちの抱える様々な深刻な問題があることを切実に感じました。

 

★今回3/9の映画は、著書「いじめの時間」の中の、稲葉真弓さん原作の映画化。

 

さて、本題です。

先日の親の会でも映画&講演会のチラシもメンバーにお渡ししましたが、市内小学校・中学校・高校3校にもチラシを配布していただきました。

今回、香川県観音寺市の定時制教諭である岡田倫代先生をお招きして、子どものいのち・いじめをテーマにお話を伺いたいと思っています。先生のお話を伺って、親子関係について考えあいませんか。是非この機会にどうぞご参加ください。お待ちしています。

 

<岡田倫代先生プロフィール>

香川県の定時制高校で、さまざまな事情を抱える生徒たちと向き合い続けてきた高校教師。数々の生徒たちが岡田先生のもとで立ち直ってきました。徹底的に話を聞き、その子どもを理解しながら、信頼関係を結んでいく。その優しいまなざしと、関わるタイミングを見極める鋭い感性は、学校への関心が低かった1人の少女を劇的に変えていった。

2011年、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演。

2013年9月、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀~育ての流儀スペシャル」再出演。

 

 

「大人は気づかなければならない~子どもたちの「いじめ」「不登校」の背景にあるものを~

 

★日時:3月9日(日)

 

★時間:13:00~16:00(開場 12:30)

 

★会場:四国中央市福祉会館4階多目的ホール

 

★入場無料

 

 

 

 

 

 

 

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