不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

奇数月第3土曜日は、18歳以上の青年期の親の会語ろう会

「すばらしい地域を子どもたちに~ていねいな生き方とは~講演会

2011-04-28 09:18:15 | 講演会
未曾有の東日本大震災、原発事故から世界中の人々が
安心して生きていくくらしについて再び考えはじめました。

私たちも地球市民のひとりとして、
エネルギー問題、環境問題など自分の生活のこととして学び、
次世代の子どもたちにこころゆたかな社会を
つないでいきたいと思います。

「素晴らしい地域を子どもたちに~ていねいな生き方とは~」

講演会のご案内です。

講師:丹下晴美先生(元 今治市城東小学校校長)

<プロフィール>

英語教師として中学校に勤務。イギリス・スウェーデンの学校との交流を通して
「次世代を担う子どもたちにとって真の教育とは何か」という教育課題を持つ。

平成10年より今治市の小学校校長として「持続可能な未来をつくる地球市民の育成」を目指した特色ある学校経営を推進。特に、「環境・食・平和」をテーマとする総合的な学習、小学校英語教育に積極的に取り組んだ。

ドイツのバイオマスエネルギー村やイギリスのCATを訪問、市民参画による
地域づくりについて学んだことを学校経営に活かし、省エネモデル校として
節水、節電、残食減量などに取り組んだ。
そうした教育実践が「食農教育」や「地域の力」に取り上げられた。

退職後、講演活動や小学校英語活動に関わる。


とき:平成23年5月21日(土)10:30~11:30

ところ:四国中央市 川之江生きがい研修センター
    (四国中央市金生町山田井626-3 TEL0896-28-6262)

対象:どなたでも受講できます

※予約は要りません。

主催:地域通貨うーまの会

問いあわせ:四国中央市ボランティア市民活動センター
      TEL 0896-28-6039
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「自分の感受性くらい」

2011-04-25 17:04:48 | いろいろ
ドキュメンタリー映画「月あかりの下で」の
映画のなかで、生徒たちに、どうか卒業してほしいと
涙を流して語った担任の平野先生が、
茨木のり子さんの詩集「落ちこぼれ」の
中から、一編の詩を読んだ。


「自分の感受性くらい」

ばさばさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ


・・・この詩を耳にしながら、先生の声を心で聴きながら、
彼らは何を考えたのだろうか・・

4年生最後の卒業式の
みんなのあの素晴らしい笑顔

先生の心の叫びが
みんなに届いたんだろうな

みんないい顔をして
巣立っていきました。

この4年間という月日を経て、
こどもたちは大きく成長していった。
ひとりひとりに寄り添いながら、
丁寧に ゆっくりと・・
だからこそ
彼らたちはこの場所に居たかったんだ

そんな温かい居場所を
大切な居場所を
必要としているこどもたちがいることを
忘れてはいけない

どんなこどもたちにも
平等に教育を受ける権利があることを
決して忘れてはいけない。
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上映会観てきました

2011-04-24 07:56:00 | いろいろ
今朝は晴れていいお天気になりそうです。

昨日は大阪も一日雨でしたが、
片道4時間のバスも十分睡眠時間がとれて
一人旅?もゆったり気分で満喫しました。

今回大阪まで高速バスで行くのは二度目だったんだけれど、
前回初めてのときは夜だったし、まわりの状況がわからず
迷ったので、今回心配してネットで駅周辺を念入りに調べて行ったことも
あってか、昼間だったし、迷わずに行けました。

バス停降りてからは、JR大阪駅から阪急梅田駅を経由して
HEPで次女と待ち合わせ。これも次女より先に着いたし、
我ながらすごいじゃん!・・でしたね。(笑)
回数をこなしていけば、なんとかなるもんですね~
ほっとしました。

HEPからは、少し歩いて地下鉄谷町線の東梅田駅へ。
ホームシューレのき○こさんが私のブログを見てくれて、一緒に
上映会に行きませんか?と誘ってくださって、谷町六丁目駅で待ち合わせして
会場へ向かいました。

初めての地下鉄だったし、会場付近も申し込んだときに丁寧に教えていただいたものの
かなり不安だったので、き○こさんが声をかけてくださって、嬉しかったです。

上映会は、大阪私学教職員組合主催で、集まった方々はほとんどが教員、あとは若い学生さんたちが
多く、一般の人は少数だった感じでしたが、私が電話で申し込みをしたときは快く応対していただき、
また当日は愛媛から伺います、と伝えていたので、上映の前にどうぞひとこと、と言われ、
「愛媛で不登校を考える親の会をしていて、
今回の映画を見てよければ、ぜひ地元でも上映会を開催したいと思っています」と
挨拶させてもらいました。

映画の舞台でもあった埼玉の夜間定時制高校2002年度入学生の40人中、37名が
小中学校で不登校だったり高校を中退した生徒たち。様々な境遇で入学してきた生徒たちには笑顔がなく、
入学当初はそれぞれが無関心だったり、自分中心の行動をしていたりと、先生方も彼らの気持ちを理解していくには
やはり時間が必要でした。

そんな生徒たちが、一年一年進級していくにつれ、自分のことしか考えられなかった子が、まわりの生徒や先生に
関心をもちかかわりを持ち始め、少しずつ成長していく様子が4年間という時間の流れのなかで刻まれていく。
こどもたちは本当はみな優しい、でも弱さを見せたくないと虚勢を張っていたりする。
中学時代いじめにあったというこどもたちは、自分からかかわりを持とうとしない。
初めはみなまわりの子たちを知ろうともしていなかったクラスメイトたちが、次第に心を開き、「仲間」になっていく。
少しずつ笑顔を取り戻すこの子たちも「普通の高校生なんだ」って実感した。

埼玉県立浦和商業高校定時制が廃校になるという時、
じぶんたちの居場所が、この定時制高校なんだって、
自分たちにとってこの場所は大事な成長の場なんだって、
訴えていました。

そして、4年生最後の卒業間近に迫った日、
10人の子たちが卒業できるかできないか、というとき
担任の平野先生は、「どうか俺に卒業のメッセージを言わせてくれ。
どうかあきらめないでほしい。」と、涙を流して訴えていました。

2008年、浦和商業高校定時制は廃校になりました。
生徒や卒業生が涙を流し訴えたけれど叶いませんでした。

確かに、定時制に通う生徒は少数かもしれない。
でも、その少ない生徒たちが「この学校に希望をもらった。
少数だからこそ、先生もひとりひとり向き合ってくれた。俺たちにとっては
大切な生きる場所なんだ。」

ぜひ、この映画を多くの方に見ていただきたいです。

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大阪行ってきます

2011-04-23 08:07:52 | いろいろ
おはようございます。
きょうはあいにく朝から雨です。
7:30発の高速バスで大阪へ向かいます。
大阪にいる次女に会って、そのあと「月あかりの下で」ドキュメンタリー映画を観る予定です。
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大阪で上映会「月あかりの下で」

2011-04-20 11:57:57 | いろいろ
昨日は、コミュニケーションを経験しながら学ぶ
人間関係講座に参加しました。
ほぼ面識のない方と様々なコミュニケーションをとりながら
有意義な時間を過ごしました。
人とおしゃべりをするって、やっぱり基本ワクワクしますね。
どんな方と出会えるのか、親の会でもそうですけど、
自分のことを聴いてもらったり聞き役だったりしながら
自分自身を知っていくのかな。


そして、先日紹介しましたドキュメンタリー映画
「月あかりの下で」が、昨年上映されてからちょうど一年になるということで
監督の太田直子さんのインタビューも、オフィシャルサイトで動画で
観ることができます。

私は、ちょうど一年前に朝日新聞に掲載された記事を読んで、
切り抜きを大事にしまっていました。
そして、2007年に日本テレビで放映された
「テージセー~1461日の記録」(全4回)も確か観ていた記憶が
あったのですが、この作品がもとで映画が完成したということです。

23日には、埼玉で映画完成一周年記念企画が開催されます。
卒業生たちの太鼓集団「響」も公演されるそうです。
埼玉までは残念ながら行けないので、私は同日開催される大阪保育運動センターでの
上映会に行ってこようと思っています。
この映画を観て、共感できれば、四国中央市でもぜひ
自主上映会を開催したいです。
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きょうは親の会おしゃべり会です

2011-04-17 11:52:41 | 親の会 
きょうは暖かい日曜日です。
新学期が始まったり、新しいスタートで、
こどもさんたちはいかがお過ごしでしょうか。

午後1時半から親の会おしゃべり会に
どうぞお越し下さい。
きょうは、ブラウニーを焼きました。
お待ちしています。

また、今年度、不登校理解のための
自主上映会を企画したいと考えています。
助成金なども含め、会のメンバーさんのご意見も伺っていきたいです。

今月の通信にも掲載していますが、
ドキュメンタリー映画「月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~」です。
現在各地で上映会を開催しているところが多く、
検討していきたいです。

映画「月あかりの下で」オフィシャルサイト
 http://tsuki-akari.com/
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桜満開

2011-04-15 21:44:49 | 次女のこと
4月1日に次女が大阪へ旅立ってから
早くも2週間が過ぎました。

引っ越しの日、長女と免許取り立ての次女と私の3人で
代わる代わる運転を交代しながら
愛媛から大阪まで高速を走ってよく行けたものだと、
しかし3人で運転すると意外にも楽に行けて
楽しいドライブになり、女3人の旅もなかなかいいものだな~と
荷物を運んだり忙しい日々でしたが嬉しさもありました。

あれから、次女も大阪での一人暮らしが始まり、
学生マンションで食事付きなので、まあ心配はあまりしていなかったにも
かかわらず、「食堂で食事ができない」と電話で話す次女。
1週間もコンビニ弁当でしのいでいたというのです。
美味しい栄養満点の献立なんだから、食べにいきなよ~と伝えるものの
知らない人たちの中で孤立しては食べにくい、とか。
そういう心理だったようです。

学校が始まって、同じマンションに四国の子、
それも徳島から来た子と友達になったよ、と
嬉しそうに電話がかかってきて、その日からやっと
一緒に食べられる子が見つかった~と、親も子も安堵しました。

誰でも、新境地での新しい出発には不安がつきもの。
どこでもうまくやっていけそうだと思っていた次女でさえ
やはり様々な不安があったんでしょう。

一歩を踏み出せたことで、今は朝も遅刻しないよう
自分でちゃんと早起きをして、学校までの道のりを(梅田界隈)
自転車で通学しているようです。

授業の取り方や単位の取り方も一つ一つ丁寧に説明があり、
自分で納得し把握できているようなのです。
高校時代、通信のリポート課題の提出に翻弄されていたことを考えると、
ずいぶん成長しているようで一安心。
すべてのことを自分で決めて動かないといけないので(当然ですが・・)
まだ気が張っていて気の抜けない日が続いているようです。

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4月になりました

2011-04-11 09:43:49 | 親の会 
4月に入り、桜も満開になりようやく春らしい陽気になりました。

4月の親の会おしゃべり会は、
4月17日(日)午後1時30分~5時まで、
場所は四国中央市金生公民館本館です。
(時間内出入り自由です。)
※5月の親の会は、29日(日)です。

市内の小学校・中学校はきょうが入学式。
在校生も新学期が始まり、スタートしたわけですが、
担任やクラスも変わり、新たな生活が始まることに
不安もあるこどもたちもいることと思います。

こどもたちだけでなく、親としても
この時期は不安な気持ちになることもあるでしょう。
4月いっぱい頑張ったこどもさんにとっては
GW明けには疲れがでてくることもあると思います。

私たち親の会は、こどもさんや親御さんの不安を抱えたままにせず、
心配事をお互いに話をすることで、情報を交換したり気軽に話のできる場で
ありたいと考えています。

初めての方もぜひ一度お越し下さい。
お待ちしています。

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