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お知らせです。
当事者の目線から、生きづらさを掘り下げるNHK番組「ハートネットTV」。2006年の放送開始以来、好評を集めている番組です。
「ハートネットTV」の取材陣は、昨年から半年以上かけて、「不登校新聞」に関わる不登校経験者を追ってきました。本紙で大事にしてきたものが放送されると期待しています。
ぜひ、ご覧ください。
[放送日]7月25日(月) 20:00〜
[再放送]8月1日(月) 13:05〜
続けて更新します。
今年の「登校拒否・不登校を考える夏の全国合宿in山口」にほっとそっとmama親の会メンバーのお母さん4名(現時点で)参加予定です。
毎年参加したいな~と思いつつも、なかなか参加できないことのほうが多いのですが、今年は四国からは比較的参加しやすい(特急と新幹線を乗り継いで3時間あまり)という結論になりました。珍道中になるかも、ですが~
今年の合宿1日目の樹木希林さんにぜひお会いしたい~とも。
また、オープニングのアトラクションでは、不登校経験者青年3人のメンバー「JERRY BEANS」の演奏もあり、楽しみにしています♪
宿泊はもしかしたらいっぱいかもしれませんが、日帰り参加などはまだ申込できるかもしれません。
全国ネットワークまでお問合せください。
<お問合せ>
NPO法人 登校拒否不登校を考える全国ネットワーク
http://www.futoko-net.org/ TEL/FAX 03-3906-5614
平成26年9月10日、安倍総理は東京都内のフリースクール「東京シューレ」を視察しました。
政府インターネットテレビで動画が見れます。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg10444.html
安倍総理は、子ども若者の話を受けて「生き方、学び方はさまざまであり、いろんな道があることを多くの人に知ってもらうことが大切だ」と話した。
また、会員、OGOBに向けて「みなさんがお話していることは社会のあり方を変えていくきっかけになることですし、いま悩んでいる人に勇気やチャンスを与えることだと思います」と話した。
今年9月1日から、文科省史上初めて「フリースクール等プロジェクトチーム」が設置され、担当官も配置された。来年度の概算要求には「フリースクール等支援策」も計上(約1億円)されている。フリースクール固有の支援策も文科省史上初めてだった。
(不登校新聞掲載より抜粋しました)
夏休みに突入し、研究大会の原稿作成など、貴重な機会をいただいたことに感謝しながらも、自分にできるだろうかと不安も抱えつつ日々を過ごしていました。
そして、昨夜は、19時から福祉会館において、四国中央市人権・同和教育研究大会に出席し、4名の報告者の一人として、「不登校児童の現状と課題」ということで、報告させていただきました。
<研究大会目的>
社会における様々な人権問題の現状を明らかにし、それぞれの成果や課題について共通認識を図り、交流を深めながら共に学びあい、偏見や差別のない地域社会の実現に向けた協議・研究を深める。そして、未来を担う子どもたちが幸せに暮らしていけるまちづくりについて考える。
というものでした。
約400名近い出席者の中には、公民館関係、障害者福祉団体、愛護班、民生児童委員、老人クラブ、市PTA、各学校教育関係者等々、様々な方々が参加されていました。
今回、初めてこのような場で不登校の子どもたちについて報告させていただける機会をいただけたことに深く感謝し、また多くの方々に、子どもたちの現状を知って理解していただけるための一助になれればと思い、準備をしてきました。
15分という報告で、どれだけのことを伝えられるだろうかと言葉を選びながら、しかし、かなりの方々が、不登校のこどもたちのことを知らなかったと、そして少しでも知ってもらえればそれだけでも当事者にとっては大変意味のある研究大会であったと思っています。
研究大会が終わったあと、親の会のことを知りたいと話しかけてくださった方もいて、嬉しく思いました。少しでも親御さんたちの気持ちの持って行き場があれば、ずいぶんと楽になるので、ぜひ気軽に会に足を運んでいただけたら嬉しいです、とお伝えしました。
8月は、夏休み企画イベントのため、親の会おしゃべり会はお休みします。
8/30(土)に開催するカヌー体験の参加申込みもありがとうございました!!大変嬉しく思っているところです。是非、親子で最後の夏を楽しく過ごしてほしいなと思っています!!
来月の親の会は、9月14日(日) 13:30~17:30、場所はいつもの通り四国中央市金生公民館新館2階(洋室)です。
子ども・若者の居場所「こんぺいとうの花」の会も同じく、金生公民館新館2階(和室)です。
どうぞお待ちしております。
初めての方は、事前にご連絡いただけるようお願い致します。
不登校サイバーで紹介されていたwebマンガ。(webマガジン 水金 更新)
「中学なんていらない」 著者:青木光恵。
中学2年でいじめに遭い、不登校になった娘。対面を気にする中学校は進路相談でもまるであてにならない。高校進学は絶望的かと思われたものの、家族は団結して戦う。高校に合格するまでの道のりを描いた実録コミックエッセイ。
http://www.comic-essay.com/episode/read/595
「学校に行きたくない」と訴える娘。「なんで行かないの?」というお母さん。
不登校になるとどの家庭でも起こりうる現象。
娘がどんどん元気がなくなり、笑顔がなくなり、しんどくて起きられなくなり、そんな状態を毎日見つめる親の姿も、今ならよくわかります。理解できます。
一番大切なこと。
一番大切なことは、「学校へ行く」こと?
一緒に考えてみませんか。
少し前から、facebookを通じて情報が入ってきていたのですが、今回、朝日新聞教育欄で掲載中。きょうで、シリーズ4回目。
「いま 子どもたちは」~公園で会おうシリーズ。
プレーパーク~冒険遊び場。
木登りやどろんこ遊び、火を使う、穴を掘るといった普通の公園では禁止されている遊びも規制することなく、子どもが自分の責任で自由に遊ぶ場。多くの場合、子どもと一緒に遊び、整備や見守りをする「プレーリーダー」と呼ばれる大人が常駐している。(新聞掲載記事より抜粋しました)
プレーパーク・・・以前は私たちの地域でも活動されていた、と聞いたこともありますが。
それでも、我が家がこの地域に居住して早くも18年~
プレーパークとは少し違うかもしれないけれど、地域の自然の中で、山や川で野外活動教室を主体的にされていた方々に誘われて、子どもを連れて家族でよく参加してましたよ~。懐かしいなあ~いまはなかなか難しい面もあるでしょうが、自然体験の中で培われる経験て、実はすご~い実生活に役立ってたり、生きる力になるんじゃないかな~って、ホントに思ってました。
子どもたちは、好きなときに来て、好きなように遊ぶ。
遊ばずにぼ~っとしたり、昼寝をしたりするのも自由。
「学校」などで「~してはいけない」「~しなさい」と禁止されたり、怒られたりすることの多い子も、せめてここでは自由に過ごし、思う存分遊んでほしい・・・
そんな「ありのまま」でいられる居場所、いいですよね~。
昨夜の四国伊予灘沖の地震はちょっと怖い体験でした。
愛媛県西予市震度5強、松山市震度5弱・・・四国中央市は震度4だったとか。
しばらく揺れが続いてたので、本当にドキドキしました。
まさかのときの準備、やっぱりちゃんとしておかないといけませんね。
県内の中学校の卒業式が17日です。
長男や次女のときには今思えば親子ともしんどい中学校生活、そして卒業式でした。
そして迎える次男の卒業式。
次男は、生まれたときから本当にまわりに支えられて大きく成長していきました。
私自身も4人目だったので、いろんな方に育ててもらったな~と実感しています。
子育てって、やっぱり母親だけではできません。
たくさんの手を借りて、おおきな枠のなかでゆったり育つことが一番だな~と思うのです。
そのためには、お母さんは頑張りすぎちゃいけない。
時々休憩して、誰かの手を借りて、みんなで育ちあいすることが子にとっても親にとっても一番良い環境なんです、実は。
試行錯誤しながら、子育てしてきたけど、お母さんに余裕がないと子どもさんはしんどい。
不登校でもそうでなくても、おんなじですよね。
だから、いろんな人に助けてもらいましょう。
聴いてもらいましょう。
それでまた笑って、明日からやっていける。
それで、いいんです。
明日は、在宅不登校家庭のみなさんが各地から松山に集結します!!(笑)
お泊り参加の人たちは、きょうは松山市内観光しています。
正岡子規博物館見学や松山城、道後温泉あたりを坊ちゃん列車に乗って・・・
お天気もバッチリ快晴だし、是非楽しんでほしいですね。
私も観光したかったなあ。
そして、明日は午後1時20分から、松山市のコムズで交流会です。
子どもは子どもどうし、親は親どうし、お茶しながらいろいろなお話が聴けると思います。
ホームシューレのスタッフの方や、松山で在宅の子どもと家族をサポートしている「あんだんて」の方々がお世話してくださっています。
ほっとそっとmamaは、親の会立ち上げ当時から、「ホームシューレ」や「あんだんて」とつながりあい、活動を続けてきました。これからもそれは変わらず、先輩方の歩く道を追いながら、また自分たちでできることを模索しながら、私たちができることで進んでいけたらと思っています。
明日も素敵な出会いがありますように・・・
以前、そらまめの母さんが紹介してくださった著書を購入しました。
3月9日(日)、午後1時~映画上映&岡田倫代先生講演会にて、紹介します。
「ランドセル俳人の五・七・五」(ブックマン社)より~11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。
いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨
生まれしを 幸かと聞かれ 春の宵
いじめ受け土手の蒲公英一人つむ
「俳句への挑戦」
この日本には、いじめられている人がたくさんいる。
僕もその中の一人だ。
いじめは1年生から始まった。
からかわれ、殴られ、蹴られ、時には「消えろ、クズ!」とののしられた。それが小5まで続いた。(中略)
そんな時、毎日のように野山に出て、俳句を作った。
「冬蜘蛛が 糸にからまる 受難かな」
これは僕が8歳のときの句だ。
僕は学校に行きたいけど行けない状況で、家にいて安らぎの時間を過ごす間に、たくさんの俳句を詠んだ。僕を支えてくれたのは俳句だった。不登校は無駄ではなかったのだ。いじめから自分を遠ざけた時期にできた句は、三百を超えている。
今、僕は、俳句があるから、いじめと闘えている。
夕方から風も強くなり、冷え込んできています。また明日は、雨か雪?
暑さ寒さも彼岸までといいますが、あと少し寒さが続くのでしょうか・・・
本日の朝日新聞教育欄に掲載されていた、「学びの場 選ぶのは私」。(新聞記事より抜粋します)
フリースクール東京シューレのOB,OG,現役生が集まり、多様な学び方の重要性を訴える「不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク」の学習会。
「不登校の子どもへの社会の見方を変えていく必要がある」
「不登校の人でも過ごしやすい居場所を作っていきたい」
メンバーの17歳の子が「いじめや体罰に苦しみながら無理をして学校に行くよりも、自分にあった居場所で学習する権利が、子どもにもあると思う。それを広げていきたい」と話す。
小学校低学年でいじめを受け、無視されるように。「目つきが悪い」「気持ち悪い」「死ね」などと嫌な言葉をかけられるようになり、思い切って担任の先生に相談した。「ケンカ両成敗のような感じでイジメの原因も聞いてもらえず、先生が信頼できなくなった・・・
「学校は大切だし、通いたい人たちは通うべきだと思う。でも、学校が本当に苦しい人には学校以外の場所もきっとある。休んでもいいんだよ」と。
理事長のオクチさんの紹介も掲載。
1985年にできた東京シューレは日本のフリースクールの草分け的存在。
長男の不登校をきっかけに、不登校の子どもをもつ親の会を作って発足させた。
これまでに1400人が巣立った。
99年にはNPO法人の認証を受け、フリースクールの公教育化に向けた取り組みも進めている。
文科省の調査によると、12年度の不登校児童生徒数は、小中学校で約11万2700人。高校で約5万7700人。いじめや友人関係をめぐる悩み、学業不振などが主な原因といわれる。
「学校だけでの課題解決に限界が出てきている。子どもが学びたいと思ったことを選択できるよう、学校以外の学びの場を保障していく必要がある」(早大 キタアキト教授)
★不登校の子どもの権利宣言★
※教育への権利(第1条)
私たちには、教育への権利がある。学校へ行く、以下内を自身で決める権利がある。義務教育とは、国や保護者が、すべての子どもに教育を受けられるようにする義務である。子どもが学校に行くことは義務ではない。
※学び・育ちのあり方を選ぶ権利(第3条)
私たちには、学校・フリースクール・フリースペース・ホームエデュケーション(家で過ごし学ぶ)など、どのように学び・育つかを選ぶ権利がある。おとなは、学校に行くことが当たり前だという考えを子どもに押し付けないでほしい。
予報どうりの大雪ですね。愛媛も今朝起きると銀世界でした。このあたりでもこれだけ降ったのは何年ぶりかな~
昼まではどんどん積もってたけど、今は止みました。ただ、四国内の高速道路はほぼ全線通行止め。きょうは、珍しく予定が入ってなかったので、家でおとなしくしておきます。
2月5日付の朝日新聞(東京版)に、「多様な学び~学びの場、一つじゃない」についての記事が掲載されていたと知り、朝日新聞デジタル版で読みました。
(一部、抜粋して紹介します)
文部科学省によると、不登校の児童・生徒は全国で高止まり傾向にある。2012年度、高校では約57000人おり、都内は約5500人。全国での高校中退は約51000人、うち都内は約5200人だった。
不登校となった生徒を受け入れるのは、フリースクール。NPOや個人などが設置し、全国に数百あるといわれる。私立高と提携し、高卒資格を取得できるスクールもある。
東京都北区の東京シューレ王子もその一つ。6~23歳が対象で、高卒の資格を取ろうと通っているSさんは、小学校で授業についていけず、いじめと学級崩壊をきっかけに小5で不登校に。
中学は私立を選び、登校できない日もあったが何とか卒業。高校進学は「カリキュラムがある都立より、自分のペースでやれる」とシューレを選んだ。
シューレでは、自ら提案したテーマが単位に認定される。バンド活動、写真撮影、韓国語・・・
Sさんは、得意のパソコンやいぜんから興味があった心理学を学ぶ。「自分の経験を生かし、将来は困っている子どもたちの役にたちたい」
フリースクールへの行政からの財政支援は手薄。シューレのオクチケイコ理事長は、「様々な場所で学ぶ子どもたちがいることを認めてほしい」と話す。
<高校中退4割が非正規労働に就いていた。>
高校中退では希望の職に就けず、非正規労働になるケースも多い。引きこもりやニートになる懸念もあるが、義務教育と違ってその後の把握は難しい。高校中退は貧困問題にもつながる社会的に深刻な問題。(早稲田大教授・キタアキト氏)
不登校や高校中退の子どもたちの支援は、これまでも民間が担ってきた。子どもには自分の学びたい方法で学ぶ権利がある。国や都は学校中心主義をやめ、様々な学びの場があることを紹介し、財政的に支援することが必要だ。それが子どもの社会参加につながる。
以上。
長男が学校へ行けなくなり、ネットで居場所を検索していた当時。
親である私自身の気持ちの持って行き場がなく、日々ネットで情報を集めていた頃、東京シューレの「ホームシューレ」に出会ったのが、おそらく今から7年くらい前だったと思います。
長男は、中学の頃は中学校の相談員さんの薦めもあり、時々気が向いたときには適応指導教室へ足を運ぶこともありましたが、卒業と同時に所属がなくなったことで、一番焦っていたのは親自身だったと思います。
なんとか長男と同じように、在宅で過ごしている子どもたちの情報がほしいと思い、思い切ってホームシューレに入会をしました。それからほどなくして、松山市で不登校の子どもと親のサポートをしている「あんだんて」とつながり、親も子も居場所ができたことで安心し、現在に至っています。
その当時から、ホームシューレに在籍している子どもと親の交流会が全国で開かれ、私も松山で開催されたときには行けるときは子どもと一緒に参加したりしていました。
今回も、ホームシューレ主催で、松山で交流会が開催されます。在宅で過ごされている親子の情報交換もできます。
私もできるだけ参加したいと思っています。こんぺいとうの花の会の3月のイベントとして案内予定です。ホームシューレ会員であってもなくても参加できますので、関心のある方はほっとそっとmamaまたは、NPO法人東京シューレ(ホームシューレ)までお申込、お問合せください。また、ホームページもご覧下さい。尚、松山観光も兼ねて一泊二日での交流も企画されています。そちらの参加もできますので、併せてほっとそっとmamaまでお尋ねいただければと思います。
★日時:3月16日(日)
★時間:13:20~16:50(受付13:10~)
★場所:松山市男女共同参画推進センター「コムズ」(松山市三番町6-4-20)
★参加費:1人300円
★募集対象:在宅不登校家庭の親子(元不登校経験者含む)
★お申込・お問合せ:NPO法人東京シューレ(担当 ホームシューレ)(東京都北区岸町1-9-19)
★E-mail info@homeshure.jp
★ホームシューレHP→
★3/16ホームシューレ松山サロン(交流会)HP
→http://www.homeshure.jp/event/matsuyama140316.html
先日の2/1の講演会のことが頭から離れません。
参加してくださった方の大半は、おそらく今苦しんで悩まれている子どもさんの保護者の方だと思います。
でも、親だけが子どもの苦しさを受け止めればいいのかというと、決してそうではないですよね。学校の先生方、あるいは、学校内で子どもや親たちの相談にあたっている方も、子どもを取り巻くすべての方々に子どもの気持ちを理解してもらうことがなによりも大切なことだと、先生のお話を伺って思ったことです。
学校や相談員の対応が、家族を安心させてくれる。
逆に言えば、学校や相談員の対応如何によっては、本人や家族の不安を助長させることにつながる。
まわりの環境がすべて整って初めて、親も子も「休める」状態になると。
いま中学3年生の親子にとって、目の前の進路はその苦しみの真っ只中にいます。
子どもは、他の子と同じように高校生になりたいという願望を持っています。でも、体や気持ちがまだ準備できていない、進学するだけのエネルギーが充電されていない、そんな子どもさんも決して少なくありません。
「進学したい。」
それは、本当に子どもの本心からの気持ちなのか、親の気持ちを想う子の気持ちからの言葉なのか、子ども自身も迷いの渦中にいることが多いのです。
森山先生が話されていた、「十分な休みがなく、次のステップへ進もうとしても、あるいは、受験して合格して、いざ通う段階になったとしても、エネルギーが十分に溜まっていないと、そこで断念せざるを得ない事態になることも。」
本当にいま進学したいと思っているのか、本人の気持ちをよく聴き、本人の自己決定を大事にし、子ども自身の「本心の」気持ちを汲み取ってあげたいですね。
子どもたちは、親の期待を敏感に感じとって、進路に苦しんでいる。
まだ、休むことが必要だと感じたなら、長期の休息をとることが結局は近道になるとも。
親が腹をくくることで、初めて子どもは心身ともに「休める」状態になるのだと。
先生のその言葉はとても重いけれど、それは脅しでもなんでもなく、親としての覚悟が、そのあとの親子関係にとって大事なものになっていくんだなと、実感しています。
森山先生のお話を聴かれた親御さんや学校の先生方が、なにが子どもさんにとっていま大事なことなのか、心から感じて理解してくださる方が一人でも二人でもおられることを願うばかりです。