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学びの場、一つじゃない

2014-02-08 12:48:49 | 不登校

予報どうりの大雪ですね。愛媛も今朝起きると銀世界でした。このあたりでもこれだけ降ったのは何年ぶりかな~

昼まではどんどん積もってたけど、今は止みました。ただ、四国内の高速道路はほぼ全線通行止め。きょうは、珍しく予定が入ってなかったので、家でおとなしくしておきます。

 

2月5日付の朝日新聞(東京版)に、「多様な学び~学びの場、一つじゃない」についての記事が掲載されていたと知り、朝日新聞デジタル版で読みました。

 

(一部、抜粋して紹介します)

 

文部科学省によると、不登校の児童・生徒は全国で高止まり傾向にある。2012年度、高校では約57000人おり、都内は約5500人。全国での高校中退は約51000人、うち都内は約5200人だった。

不登校となった生徒を受け入れるのは、フリースクール。NPOや個人などが設置し、全国に数百あるといわれる。私立高と提携し、高卒資格を取得できるスクールもある。

東京都北区の東京シューレ王子もその一つ。6~23歳が対象で、高卒の資格を取ろうと通っているSさんは、小学校で授業についていけず、いじめと学級崩壊をきっかけに小5で不登校に。

中学は私立を選び、登校できない日もあったが何とか卒業。高校進学は「カリキュラムがある都立より、自分のペースでやれる」とシューレを選んだ。

 

シューレでは、自ら提案したテーマが単位に認定される。バンド活動、写真撮影、韓国語・・・

Sさんは、得意のパソコンやいぜんから興味があった心理学を学ぶ。「自分の経験を生かし、将来は困っている子どもたちの役にたちたい」

 

フリースクールへの行政からの財政支援は手薄。シューレのオクチケイコ理事長は、「様々な場所で学ぶ子どもたちがいることを認めてほしい」と話す。

 

<高校中退4割が非正規労働に就いていた。>

 

高校中退では希望の職に就けず、非正規労働になるケースも多い。引きこもりやニートになる懸念もあるが、義務教育と違ってその後の把握は難しい。高校中退は貧困問題にもつながる社会的に深刻な問題。(早稲田大教授・キタアキト氏)

 

不登校や高校中退の子どもたちの支援は、これまでも民間が担ってきた。子どもには自分の学びたい方法で学ぶ権利がある。国や都は学校中心主義をやめ、様々な学びの場があることを紹介し、財政的に支援することが必要だ。それが子どもの社会参加につながる。

以上。

 

 

 

 

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