20世紀の代表的な小説であるこの大長編、一度読んだきりですが、話者と祖母との電話の場面が印象に残っています。
第三編「ゲルマントのほう」Iの一に出てくるエピソードで、井上究一郎訳のちくま文庫版では、第4巻の219~226ページです。
電話がもらたす遠く離れた人の声の現前の不思議さ、そしてその儚さを、見事に書いていて、ちょっと感傷的でもあります。
この文章を読むと、電話で話すという行為が、日常を超えた神秘的な世界の出来事であるように思えてきます。
「読書の秋」ということで、こんな大作に取り組んでみるのも如何でしょうか?
第三編「ゲルマントのほう」Iの一に出てくるエピソードで、井上究一郎訳のちくま文庫版では、第4巻の219~226ページです。
電話がもらたす遠く離れた人の声の現前の不思議さ、そしてその儚さを、見事に書いていて、ちょっと感傷的でもあります。
この文章を読むと、電話で話すという行為が、日常を超えた神秘的な世界の出来事であるように思えてきます。
「読書の秋」ということで、こんな大作に取り組んでみるのも如何でしょうか?
失われた時を求めて〈4 第3篇〉ゲルマントのほう 1筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
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