小品日録

ふと目にした光景(写真)や短篇などの「小品」を気の向くままに。

北村透谷 「人生に相渉るとは何の謂ぞ」

2005-12-14 23:47:10 | 評論・批評
山路愛山の功利的文学論への反駁として書かれた。
喩えが面白く、文章にも勢いがあって、説得力十分です。
「何ぞ人世に相渉らざるべからずと言わん。空の空の空を撃って、星にまで達することを期すべし、…」なんてカッコイイ。
岩波文庫「北村透谷選集」が品切れになっているのは残念。
同文庫の「日本近代文学評論選 明治・大正篇」に収録されています。(13ページ)
日本近代文学評論選 (明治・大正篇)

岩波書店

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