週五日記

ボチボチがんばります

完 子どものまなざし を読んで(P138まで) パート2

2015-12-16 11:03:16 | Weblog

以下、引用。怖いぐらいの観察眼。

 

「いままで、エリクソンのライフサイクル・モデルにそって、乳児期に基本的信頼を、

幼児期に自律性を、児童期に自主性を、学童期に勤勉性を、そして、青年期の前半の思春期にアイデンティティというように、

人間が発達成熟していくそれぞれの過程で、獲得していかなくてはならない課題についてお話してきました。これからのお話は、

いよいよ私たち自身、おとなになった人たちが、いまをどう生きるかが大きなテーマとなってきます。(P125)

 

つまり、おとなのテーマは、個が確立したあとの親密性、だと理解した。

 

「・・・どんなに親しくしていても、相手に気がねをしたり、遠慮をするようでは、それは

親密とはいえないのです。会社に勤めている社員は、社長とは親密になれないし、なりにくい。なぜかというと、

相手にのみこまれてしまう心配があるからです。こういう関係は、立場上、おたがいに対等の関係ではないからです。(P126)

 

『壮年期において、この時期を健康で幸福に生きていくために、解決していかなければならない重要な課題を、エリクソンは

「世代性」といいました。

 世代性を生きるとは、どういう生き方かといいますと、まず、先人が残してくれた文化や習慣、技術や思想をしっかりと引きつぐことです。

そうしながら、自分が生きている時代の証として、自分が実践して蓄積してきたことを、その上につけ加え積み重ねていきます。(P128-129)

 

「教えたり、伝えたりする場は、大学など学校でなければならないということではありません。家庭でも職場でも地域社会でもいいのです。

また、相手がつぎの世代の若い人とはかぎらず、友人や同僚でもいいのです。人間というのは、自分で蓄積してきたことを

聞いてくれて、それを受けついでいってくれる人を、必要とするようになるようです。」(P131)

 

「自分に与えられた生命(人生)への感謝が、世代継承への意欲を生むのです。つぎの世代を生み育てる力になるのです。

これを裏側から読み取りますと、世界で有数の少子国に生きる私たちは、自分に与えられた生命への感謝が、世界で最も乏しい

人間の集まりだということもできます。(P132)

 

スケールが、かなり大きいが、論理的だと思う。そう考えると、アドラーと深いところでつながっていそうだと、個人的に思う。ほんとに。

 

 

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完 子どものまなざし を読んで(P138まで) パート1

2015-12-16 10:47:06 | Weblog

付箋だらけ。人に嫌われる勇気を読んだとき以上の衝撃。

以下、引用。

「では、社会的な意味での勤勉性とは、どういうことかといいますと、エリクソンは、

社会のルールを守り、社会的役割、責任を果たしながら生きていく力を勤勉といいました。

その勤勉性をもうすこしせまく定義すると、家族、社会、周囲の人たちから期待されていることを、

自主的に、習慣的に実行する力が勤勉性なのです。(P114)

 

『しかし思春期以降は、自分を、いわば他者の目で見つめなければなりません。若い人が

鏡をよく見るようになるのもそのせいですね。アイデンティティの確立について、エリクソンは、

「自分を主観的に見ているうちはアイデンティティはできません。自分を客観的に見つめること。

思春期、青年期はそういうことがとても重要な発達課題になります」といいました。(P120)

 

「自分はどういう友達に選ばれたか、自分はどういう友達を選んだかで、自分はどういう人間かということにも

なります。そして、自分がやりたいことやなりたいものは、他者との関係で決まるのです。この時期に大切な他者は

、先生や尊敬する人も重要になりますが、それ以上に大切なのは、話が合う、気持ちが合う友達が、数はかぎられても

かならず必要です。価値観を共有することができる友達です。そういう友達と親密に交流することが、アイデンティティを形成し、

支えてくれるのです。友達の自分に対する評価や感想の蓄積が、自己像(アイデンティティ)の基盤になるのです。(P121)

 

 これは、完全に納得。そんな納得はいらないかもしれんが・・・。(私の経験上)

 

「他者と深いまじわりをするには、自分のなかに取りこみたくなるようなイメージの人に、たくさん出会ってこなくては

いけないわけです。いいかえれば、自分のなかに他者のイメージを取りこむためには、自分にとって好ましい人のイメージ

からしか取りこめない、ということもわかってきました。(P123)

 

 

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English Writing

2015-12-16 08:58:33 | Weblog

 

I know it feels like a contradiction, but today is the only option.

We have to make an exception this time.

 

 

 

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書くな、といわれると、今朝も思い出してしまう・・・

2015-12-16 08:45:17 | Weblog

書くな、といわれたので、

書くな、といわれた、という事実だけでも残しておこう。

しかし、・・・。

 

昨日もスーパーへ。店員さんがサンタ帽子をかぶっていたので、

「ああ、あと約10日で、クリスマスかあ」と、つぶやいてしまった。

 

クリスマス及びクリスマスイブに、家族でお祝いできない場合、

事後にやれば、値引きセールで安く商品が手に入る、とヨメがいっていた。

 

タイムシフトのクリスマス。なんか、変な感じ。

 

 

 

 

 

 

 

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