最後のあとがきを読みながら、
永遠に読み続けたいという感想をもった。
なぜだろう?この本のオープン性というか、フリーウェア的というか、
このアイデアに参加したいと思う方は、誰でもどうぞ、という著者の
思いを感じたからかもしれない・・・。
民主主義や、社会契約とか、国家という、わたしたちが生まれる前から
存在しているものについて、根源的に思考し、そして、バージョンアップ
しようという試みのアイデアと実践に対して、同時代に生まれ、
この本を読むことができて良かったと思うというのは、言い過ぎだろうか?
ちっぽけな日常の問題は、世界と、つながっている・・・。
そのつながりを感じながら生きていきたい。
さて、わたしにとっての、「なめらかな社会」と「その敵」は、具体的な私の日常において
どう考えればよいだろうか?
いかがでしょうか?