トーネードの無職生活

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自衛隊の最新情報を読んで

2016-11-28 08:51:29 | 日記
 今月発売された丸の特集は自衛隊の最新情報だった。どうしても正面装備の戦車や戦闘機、護衛艦に目が行きがちなのです。合わせて最近は北朝鮮の核やミサイルの問題や中国軍の海洋進出の問題、そして駆け付け警護ができるようになったことの問題などが話題です。

 南スーダンのPKOに今回派遣される部隊から駆け付け警護も任務に加わるとのことで、他で目にしたニュースでは今回の派遣する部隊の医官が三名から四名に増えたとのことでした。そんなことでちと気になったのが、いったい自衛官というのが戦闘に巻きまれたりしたときに怪我をしたり負傷したときの対応ってどうなってるのかなということ。

 今回のPKO派遣部隊から駆け付け警護ができるとはいっても、実は駆け付け警護とは何かということが良くわかっていないというのもあるのですが、賛成反対で大騒ぎしたわりに実際にきちんと説明された物を目にしたことがないのですね。

 ということはちとおいといて、以前ナスジオチャンネルで放送されていた米軍のパラレスキューのドキュメンタリー番組を見たのですが、歩兵部隊などが戦闘やIEDで負傷したときにパラレスキューを呼ぶと、医療についても訓練を受けた隊員がヘリで急行して負傷者を収容、ヘリの中で傷の手当やら点滴などを行って設備の整った病院まで運びこむというものでした。

 自衛隊にそのような部隊までは必要はないにしても、これまでのPKOでも幸いけが人も出ていませんが、一体自衛隊の部隊の医療システムってどうなつてんのかなというのが疑問です。日本国内だと医師のできること、看護師のできることというように法律で決まっていますから、それが自衛隊でも適用されているのだと思うのですが、国内ならそれでも良いのですが、海外に派遣された部隊ではどのようになつているのかなと。

 例えは、私は糖尿病でインスリンの注射をしていますが、自分で注射するのは問題ありません。でも、歳をとってぼけてきて自分で注射できなくなったとしたら、訪問介護のヘルパーの方に注射してもらえるかといったら、医療行為にあたるのでできません。看護師でなければ注射できないのですね。

 というように医療のできる範囲が法律で決められているので、看護師の資格をもっていない隊員が別の隊員に医療行為をしちゃいけないということになるわけで、そうなるとごく限られた行為。例えば止血とか一般人でも教わること程度しかしちやいけないことになるのではないかと思うわけで、ちと不安であります。

 あと隊員ごとにちゃんとした救急キットみたいなものは渡されて、使い方の教育もされているのかな。そして自分や他の隊員が初期対応できるように訓練されているのか。こんな点ももちっと世間に明らかにしてもらいたいなと思うのでありました。