3年生が工場見学に出かけました。

2016年12月05日 | 学校生活


5日(月),3年生の社会科の授業で工場見学に出かけました。
見学先は「三栄工業株式会社」という,上西地区にある工場です。
まず最初にゲストルームで会社の説明を受けました。
創業は1948(昭和23)年12月25日,今年で設立68年になります。
社長は鯨岡廣文さんで,3代目になるそうです。
エアコンの部品や,自動車のターボチャージャーの部品を製造しています。


いよいよ工場見学です。
工場内は機械の動く音が響き,油の匂いが立ち込めていました。
人が動かすものもありましたが,その多くはコンピュータで制御されていました。
おおよそのかたちの原材料を削って形を整え,穴をあけたり溝をつけて完成品にします。
加工する機械は全部で168台,1億円もするものもあります。


工場見学のあと,再びゲストルームに戻って質問に答えていただきました。
三栄工業」という社名の由来を聞く質問がありました。
これには社長さんが次のように答えてくれました。
努力・創造・責任の三つを柱に,会社が栄えていくようにとの思いが込められているそうです。
次に頑張っていることは何ですかという質問がありました。
課長さんは,お客さんとの約束(納品する量や期日)を守ること。
部長さんは,お客さんに満足してもらえる良い品を作ること。
社長さんは,お客さんに喜んでもらえるように安くて質の良い製品を作ること。
それぞれ,納期,品質,コストを気にかけて頑張っているそうです。

※おまけ
私のたちの身の回りにあるエアコンや自動車。
ひょっとした三栄工業で作られた部品が使われているかもしれませんね。
鳥沢から日本全国へ,そして世界へ。
そんな工場が身近にあることを誇りに思いましょう。