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新年度の準備が進んでいます。

2025年03月27日 | つれづれ

空は晴れているのですが、何となく黄色っぽく感じるのは花粉でしょうか、黄砂でしょうか。春になるといろいろなものが飛んできます。

校庭では学童の子どもたちが遊んでいる声が聞こえます。みんな元気で何よりです。

学校では新年度の準備が着々と進んでいます。1年教室では、新入生を迎えるための模様替えが行われています。

それ以外の教室でも、机の入れ替え等が終わっています。これは6年教室ですが、新6年生の人数分の机が準備できています。

今は眠りの時。

子どもたちが再び登校してくるのを静かに待っています。

 

 

 

 


東日本大震災から14年です。

2025年03月11日 | つれづれ

今日は3月11日。東日本大震災が起こった日です。あれから14年の歳月が流れました。時が経つのは早いものです。

この地震では大月もだいぶ大きく揺れました。震度4だったと記憶しています。地震の時は、当時勤めていた学校の校庭にいたのですが、船の上にいるような大きな横揺れが長い間続き、気味が悪かったのを覚えています。その後テレビで東北地方沿岸部を襲った大津波の様子を見た時の衝撃は忘れることができません。

私は2013年と2014年の2回にわたって、宮城県石巻市に教育支援ボランティアに行かせてもらいました。震災から2年が過ぎているのに、沿岸部はほとんど手つかずのままでした。これは当時撮った写真ですが、遠くに見える家の向こうが海岸です。震災前には、この辺り一帯が住宅地で、たくさんの家が立ち並んでいたそうですが、津波で何もかも流れてしまいました。

家の基礎部分だけが残されている場所もたくさんありました。そこに残されていたピンクの三輪車を見た時には言葉もありませんでした。

これは大川小学校です。全校児童108名のうち78名が犠牲となりました。

昨年、10年ぶりに大川小学校に行ってきました。写真を見て分かるように校舎の周りはすっかり整備されていて、慰霊碑や石碑が建てられていました。賛否両論あったようですが、震災の記憶を留めおくために被災した校舎を保存することになったそうです。近くには資料館も建っていました。

津波はこの校舎の屋根を超える高さで襲ってきたそうです。近くの山に津波の最高到達点が示されていました。校庭の向こうに見える斜面の途中にある白い看板がそれです。写真では分かりづらいかもしれませんが、結構な高さです。

震災前の写真です。とても素敵なデザインできれいな学校であったことが分かります。学校の周りにも多くの家があったようです。

そして、震災後。津波の恐ろしさをまざまざと感じます。大川小学校に来ると、あの時、この場所にいたとしたら自分に何ができただろうかといつも考えさせられます。

石巻での教育支援ボランティアでは、10人余りの子どもたちと一緒に勉強したり、遊んだりしました。災害という大きな環境の変化に子どもたちの心も体も大きく影響を受けていることを感じました。あの子どもたちも今では大きくなっていると思いますが、元気にしているでしょうか。

東日本大震災では、1万5000人以上の人が亡くなり、2500人以上の人が今も行方不明となっています。考えられないくらい多くの人が家を失い、避難生活を余儀なくされました。福島では原発事故が発生し、多くの人が日常生活を奪われてしまいました。しかし、あの日から14年。多くの出来事が起こる中で、大震災の記憶が薄れつつあることを感じます。しかし、最近の報道を見ても、まだ復興は終わっていないことをつくづく感じます。また、原発事故の収束には、まだ何十年もかかると言われています。被災地のことは忘れてはならないと思います。

昨年は南海トラフ地震の臨時情報が出されました。この3月11日を機に、災害への備えを見直し、被害を最小限にとどめる準備をしていきたいという思いを新たにしています。

今日の午後2時46分には、東日本大震災で犠牲になった方々に対する黙とうを呼びかける防災無線が流れます。石巻、そして大川小学校のことを思い浮かべながら、心を込めて黙とうしたいと思います。


3.11

2023年03月11日 | つれづれ


6 年生がこの世に生を受けた平成 23 年。その 3 月 11 日、大自然の驚異に日本中が震えた東日本大震災が起こりました。今日で12年目を迎えます。


NHK のホームページに、「心フォト〜忘れない〜」というページがありますが、そこに、あの日小学校入学を目前に控えた佐藤愛梨さんの記事が載っています。
写真の中の愛梨ちゃん。いつまでも園服のままです。
幼稚園の帰りのバスの中で、あの大津波に遭遇したのです。元気で生活していれば成人になっていたはず。母親の美香さんは、6年前中学校に入学するはずだった愛娘に、制服をプレゼントします。メッセ ージを添えて・・・。
「愛理元気ですか?毎日毎日どのように過ごしていますか?~~ どんな女の子 に成長したかな~・・・? -中略ー
実はね、愛理にパパとママから中学校に入学ということでプレゼントを用意しました。 それは中学校の制服です。-後略ー」

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詳細はぜひこちらから。

こころフォト ~忘れない~|NHK

当時3歳だった妹は中学生になり、母親の美香さんは大学生とともに、紙芝居を使った防災教育に力を注いでいます。


生きているということ
 地域の方に、先生方に、そして家族に祝福されて卒業できるということ。 「当たり前」の中の、大切なこと。考えるということ。


<日々雑感>
12年前のあの日を思い出しながら「当たり前」に、ありがとう。
 


弥生三月となりました。

2018年03月01日 | つれづれ


1日(木),昨日の夜から降り始めた雨も朝方にはあがりました。
「荒れた天気」との予報でしたが,雨も風も大したことなくて安心しました。
登校時刻には雲の切れ間に青空をのぞくこともできました。
ところが9時過ぎには急転,まさかの土砂降り。
30分ほどでしたがまさしく「荒れた天気」となりました。
その後は完全に雨が上がり,青空が広がるとともに日差しも強くなりました。


気温もぐんぐん上昇し,お昼近くには児童玄関前の寒暖計はなんと18℃。


チューリップの芽も,さくら草の花も,心なしか生き生きとしているように見えました。
まさしく「弥生」(やよい)。
草木が弥(いや=ますます)生(お)い茂る季節となりました。
もちろん,子どもたちも負けず劣らずに元気いっぱいでした。
春はもうすぐそこに来ています。

※おまけ
明日は「6年生を送る会」です。
6年生に「ありがとう」の気持ちがたくさん伝わるよう頑張りましょう。
別れはもうすぐそこに来ています。


明けましておめでとうございます。

2017年12月31日 | つれづれ


明けましておめでとうございます。
昨年度中は本校教育活動に深いご理解と温かいご支援をいただきありがとうございました。
本年も鳥沢小教育のより一層の充実発展のためにご指導ご支援をお願いいたします。
新しい年が素晴らしい一年になりますよう皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

教育活動の様子につきましては,今年も本ブログにて日々お知らせしていきます。

※おまけ
トモエ学園
わたしたち
違うんだね
顔のかたち
心のかたち

「違う」って
面白いな
だからその手
繋ぎたくなる

「はじめて」っていつも
こわいけれど
とってもワクワクする
(福山雅治)

お互いの良さと違いを認め合いましょう。
自分らしさを大切にして,いろいろなことに挑戦していきましょう。


I wish you a merry Christmas !

2017年12月24日 | つれづれ


児童玄関を入ると正面にクリスマスカードが飾られています。
作成したのは4年生、5年生、6年生です。
今日はクリスマスイブ。
サンタのおじさんが夜更け過ぎにプレゼントを届けてくれる日です。
もし届かなかったとしても悲しむ必要はありません。
形のあるものだけがプレゼントとは限らないからです。
言葉や心など、形のないプレゼントだってあります。
いつもどおりのあたりまえのことだってそうです。
明日の朝、おうちの人がご飯を作ってくれることだって立派なプレゼントですよ。

※おまけ
今夜の天気予報は9時からみぞれ。
雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。
クリスマスイブ」になるかしら?


いろいろな色。

2017年07月04日 | つれづれ


児童玄関を入ってすぐ,時計が掛けられている柱の下は絶好の展示場所です。
その折々のトピックを象徴する一品が飾られます。
今週は,梅雨の季節を彩る白いアジサイでした。
「ん?白い?アジサイ????」
よく見ると「アナベル」と書いてあります。
ググると,アジサイ科の一種で北アメリカ原産であることがわかりました。
一般的なアジサイよりも花びらは小さいけれど,大きくボール状に密集しています。
たかこ先生がご自宅の庭に咲いていたものを持ってきてくれました。
見慣れたアジサイとはまた違った美しさと見応えがありますね。


こちらは小さな図書館の窓の外に見えるアジサイです。
同じ紫色でも赤の強いものから青の強いものまで微妙な色の変化が楽しめます。
この「繊細さ」と「複雑さ」は,日本的な美しさを感じさせます。
これはこれでまた良しです。

※おまけ

アジサイを見た後,いつものようにブラブラを始めました。
1年教室をのぞきこむとちょうど図工の時間でした。
学習のめあては「いろをまぜてつくろう」。
色の3原色(赤・青・黄)をパレットに出し,組み合わせていろいろな色を出していました。
偶然にも色つながりの授業でした。


画用紙に描かれた風船を作った色でそれぞれ塗っていきます。
世界に一つとして同じものはない色の風船ができあがり,子どもたちはとても楽しそうでした。
子どもたちの活動を見ていてふと,サトウハチローの詩の一節が頭をよぎりました。
たくさん勉強して,たくさん考えて,たくさん笑って,たくさん悩んで,たくさんの人に出会って,
素晴らしい色に自分を染め上げていって欲しいなと思いました。


正しいアウトプットは正しいインプットから

2017年06月19日 | つれづれ

19日(月),大月東小学校に設置されている「ことばの教室」の先生が来ました。
1年生の「言語検査」をするためです。
発音に誤りのある子や年齢相応な言葉を使えない子がいないかを4人の先生に見ていただきました。
検査した結果,通級をすすめる子はいませんでした。
しかし,音の置き換えや発音がはっきりしないなどのいくつか気になる点を指摘されました。
そして,正しい発音,正しい言葉を身に付けるための方法を教えていただきました。
そのうちのいくつかを紹介します。
音読をたくさんすること。
口の形,舌の形,そして動き等の訓練になります。
いろいろなものを食べること。
硬いものや柔らかいものを食べることであごや舌の使い方を覚えます。
外でたくさん遊ばせること。
脳の運動野を刺激すると口周りの動きも良くなります。
そしてきわめつけは大人が正しく発音し,正しい言葉遣いをすること。
つまり,正しくアウトプットさせるためにはインプットを正しくしなければならないということです。
う~ん。
これらはよく考えると1年生に限ったことではありませんね。
学校でも,家庭でも意識して取り組んでいきましょう。

※おまけ
今日は文字だらけでごめんなさい。


寒さに負けず,がんばろう。

2017年01月26日 | つれづれ


26日(木),日の出の時間は少しずつ早くなりました。
しかし,寒さはますます厳しくなったような気がします。
職員室前の水道は凍結防止のために水を少し流しています。
そこに氷柱(つらら)ではなく氷筍(ひょうじゅん)が出来ていました。
流し場にしたたりおちた水が凍る。
その上にさらにしたたり落ちた水がまた凍る。
その繰り返しでできたものです。
校庭につるしてある寒暖計は-3℃を示していました。

※おまけ

何もかもが凍りつくような寒さです。
でも,生徒玄関前のモクレンだけは青く澄んだ空に枝を張り,芽を膨らませていました。
春に見事な花を咲かせるために力を蓄えているのです。
昔の人たちは冬という言葉に「増ゆ」という字をあてていました。
まさしく「冬」=「増ゆ」ですね。
みなさんも,寒いからといってちぢこまらないでください。
希望の春に向かってエネルギーを蓄えましょう,ね。