「先生,シャッターチャンスですよ!」
図書室のきよみ先生が教えてくれました。
職員室から廊下に出ると,1年生が何やら並べています。
なわとびの縄,体操服袋,傘,ランドセルなどなど。
自分の物ばかりではありません。
廊下にあったバケツやカゴも並んでいます。
ありとあらゆるものが2列に連なっています。
わいわいがやがやみんな笑顔で楽しそうです。
遊びのように見えていて,実はこれも授業なんです。
学校で教える内容を定めた「学習指導要領」の低学年図画工作の目標及び内容にこうあります。
1 目標
(1) 進んで表したり見たりする態度を育てるとともに,つくりだす喜びを味わうようにする。
(2) 造形活動を楽しみ,豊かな発想をするなどして,体全体の感覚や技能などを働かせるようにする。
(3) 身の回りの作品などから,面白さや楽しさを感じ取るようにする。
2 内容
A 表現
(1) 材料を基に造形遊びをする活動を通して,次の事項を指導する。
ア 身近な自然物や人工の材料の形や色などを基に思い付いてつくること。
イ 感覚や気持ちを生かしながら楽しくつくること。
ウ 並べたり,つないだり,積んだりするなど体全体を働かせてつくること。
「つくりだす喜び」「体全体」「楽しみ」「遊び」「並べたり,つないだり」
キーワードがたくさん並んでいます。
職員室前の廊下です。
児童玄関に置いてあったものをちょっと貸していただきました。
階段をたどります。
左になわとびの縄,右に黄色い帽子が見えますか?
1年教室前の廊下です。
おけいこ袋や傘が並べてありました。
教室の中はこのとおり。
机や椅子,筆箱や本を使って迷路が作られていました。
15人が力を合わせて「ならべてならべて」,造形遊びでお勉強しました。
※おまけ
もちろんおかたづけも協力してすばやくできました。
かおり先生もみか先生もこれには感心していました。
そうですよね。
あと4か月もすればお兄さんお姉さんになるんですものね!