tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

#保育バウチャー 雑感

2017-10-12 18:14:30 | 日記
バウチャーって、つまり【目的を限定して《個人》に対して支給する補助金】って話だからね。

ここが政府や地方自治体の多くがバラ撒まいてる、例えば【ふるさと創生】のような目的を限定する仕組みになってない交付金と区別すべき部分。

バウチャー制度は、財政の流れを変え、受益者の必要性に特化した補助として支給する仕組みに成ってる。だからパチンカスの遊興費に化けたり、飲んだり食ったりで費やされたりしない訳です。

最近、小池百合子都知事が取り組もうとしてる子育て支援政策もバウチャーが前提になってるし、例えば、杉並区が交付してる「杉並子育て応援券」もバウチャー。

一時保育、子育て相談、子育て講座などの有料の子育て支援サービスに利用できる券を、就学前の子供が居る家庭に配布する仕組みで、その結果としてサービスを利用し易くして、総体的な子育てを支援する形になってる。


バウチャー制の最大利点は市場原理を利用した「選択と競争」「自然淘汰によるサービス向上」「隙間産業による多様化」と言われています。

更に、市場原理に任せる事で、過度な福祉拡充費が、国家財政を肥大化させ市場の活性力を奪うと言うデメリットを避ける事が出来る。

ただ、俗に言われるデメリットもある訳で、例えば、保護者や子供に迎合する保育園が増えて、資金追加できる人と、出来ない人で保育格差が広がるとも言われます。だから自由主義陣営は【許認可を増やすべきだ!】と主張してる。

ただ、確かに夜間許認可のような物も有るが、特に都市部ほど保育所不足が叫ばれてる訳で、これを是正する為には強制的に増やさなければ成らず、その為には財政を投入しなければ成らない。

結果的に国家財政を肥大化させ市場の活性力を奪うと言う結果に至る可能性はあるでしょうね。

何より財政難です。








#教育無償化 は保育 #バウチャー が良いんじゃない?

2017-10-12 02:04:47 | 日記
バウチャーは換金出来ない仕組みにするし、特定の基準をクリアした物にしか使えないようにするのだから、単純なバラマキではないよね。

個人的に思う一番大きなメリットは「財政支出の削減」効果。

補助金無しでは保育や教育などのサービスが受けられないで在ろう貧困層など、特定の立場に有る人だけを対象にした交付にすれば、全国民に一律に供給する場合より財政支出が少なくて済む。これ。ゼロ歳児からの低年齢保育でやって欲しい。

また、3歳児以上も、市場原理に任せれば、需要が有る限り隙間産業が生まれるので有って、つまり多様なニーズに応えられる。

更に、競争と自然淘汰によって、供給者の効率性は自然と改善して行くのだから、その事によってコストが削ぎ落とされ。より多様なニーズに応えた、より高いサービスを、より少ない予算で賄えるようになる。

また、単純に許認可を増やすとなると、更に多様なニーズに応えると言う条件が有るなら、通常認可保育園は言わずもがな、夜間許認可保育など、財政を投じて強制的に増やす必要が出て来る。それの削減にもなります。


ただ、実際に財政削減になるかは、政府の撒き方の問題になる。バウチャーの総額を政府が如何に管理するか。

更に許可基準の設定と、審査が甘く成ると、単純に保育の質を低下させる。

例えば森友学園に対する、財務局や大阪府のように前のめりで審査が甘く成ると、保育自体の質の低下を招くし、また、国家財政を肥大化させ市場の活性力を奪ってしまうでしょう。