tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

続々 #沖縄県知事選 私見雑感

2018-09-09 16:47:07 | 日記


虚構のダブルスコア 沖縄県知事選、出回る「偽」世論調査 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース



続 #沖縄県知事選 私見雑感 - tontonjyoのブログ【tontonjyoのブログの続き】





デマゴーグほど酷くはないが、例えば辺野古への移設に伴う基地機能の拡張は政府も認識しているようで、それは米海兵隊の求める物なのだから故翁長雄志氏など、沖縄県側は【新基地建設】と良い、政府側は市街地にある普天間基地の危険を除去する為の【辺野古移設】と言う。

実質的には『市街地にある普天間飛行場の危険を、海岸線である辺野古に移す事で除去する意味と、米国の戦略的観点から米海兵隊が求める基地機能拡張を同時に行う。』のだが、政府も沖縄も言葉の響きによる印象操作を【 正義の名の元 】に平気でしてしまうような土壌があるんですよね。

双方共にニュートラルな表現を心掛ければ良いが、印象操作を前提にすると、それは出来ないのでしょう。

従って、このデマゴーグも【 正義の名の元 】に喜々として行われてるのでしょう。




話は替わりますが、先日、連合沖縄は沖縄県知事選挙の推薦候補に玉城デニー氏を掲げ、対して沖縄県経済16団体の内、10団体が佐喜真淳氏を推薦する方針を決めた。残りの団体は組織としては特定の候補者を支持しない方針。そして国政党も希望の党が支援から推薦に切り替えた。対して玉城デニー氏側はオール沖縄を強調して支援で留め推薦は得ない方針との事。


今回の沖縄知事選で一番の鍵となるのが公明党でしょう。

ホームページで、佐喜真淳氏の実績をアピールしたプロフィールが掲載されてるが、実務的には功績がある様です。

当選すれば再編交付金など、政府からの『補助金をより多くせしめ』て、行政運営に励むでしょうね。それが一番の強みだし、沖縄県政運営で政府を出し抜かなければ選ぶ意味が無い。そして安倍政権も、沖縄がまた反基地に転じられると適わないから佐喜真淳氏側を殊更に優遇せざるを得ないし、佐喜真氏側は、その功績を政府を調伏したのだとアピールする。つまり『辺野古移設は政府の態度しだい。』だから賛否を明らかにしない。これは仲井眞弘多氏が県知事だった頃も同じ傾向を選択していました。

『政府をたらし込んで、沖縄に、より多くの金を運ぶ。』と言う予測が佐喜真氏の最大の強み。対して玉城デニー氏はオール沖縄を演出しようとしてるが、さてどうなるか。

個人的には沖縄・アジアを下に見る保守派が気に入らない。だから玉城氏を応援してるが、しかし、これも無責任な対岸の火事なのでしょうね。

部外者の個人的な思いと、沖縄県民の生活は=では無いからね。

続 #沖縄県知事選 私見雑感

2018-09-08 10:38:13 | 日記


#沖縄県知事選 私見雑感 - tontonjyoのブログ【tontonjyoのブログの続き】


小泉政権は2006年5月30日。沖縄県側の反対を押し切り、米軍再編最終報告の実施に向けた方針を閣議決定してます。その際、後の沖縄合違に繋がった1999年12月28日の閣議決定を廃止して新協議機関の設置を決定してる。

普通に考えて、小泉政権以降の自民党は沖縄の敵です。それが推薦しても佐喜真淳氏の知名度だけでは負けるでしょうね。やはり重要なのは公明党。

初期段階では岩嶺進氏の勝利と言われていた名護市長選の時も、公明党は渡具知陣営の全面支援に乗り出してる。その結果はオール沖縄の惨敗。前回の沖縄県知事選の時に自主投票としていた事が如何に大きかったか。

話では、相当異様な雰囲気だったと言う。宗教選挙とは確ありきなんだろう。

かつて翁長雄志氏を県知事に押し上げる言動力と成った名護市議会では、市議選でのオール沖縄惨敗の後、中間派と言われている公明党が7議席、維新の会が2議席と、市政野党の自民党が7議席保ってる。これを合わせると、市政与党のニライ9議席・日本共産党7議席・なはの翼f協同3議席に拮抗する。

玉城デニー氏は相当に厳しい戦いに成ります。脳天気に楽観記事を描いてる人が居るが、釘を刺した方が良い。玉城陣営が緩んで、佐喜真陣営に有利に働きます。

それと返還から45年。時勢も大きいです。年配層は反米反基地思想が強いが、年若いほど、柔軟だと言う世論調査の結果も出てる。だから『金如き』で魂が買われてしまうと言う、ある意味【賢い選択】をする。目の前の生活を考えるなら、新基地建設は嫌でも同意して再編交付金を貰い地域を豊かにした方が生き易いと考えるのも一つなのでしょう。

何れにしろ、それが日本の選挙です。日本では少数派の意思である『街角民主主義』が実らない。

例えば韓国のように政権交代が可能なら、政治がもっとからの世論に敏感だったでしょうね。


#沖縄県知事選 私見雑感

2018-09-07 10:17:02 | 日記


自民党三役が「常駐」 佐喜真氏陣営、異例の対応 沖縄県知事選 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース【琉球新報』




構図は固まったようです。

自由党所属の衆議院議員・玉城デニー氏。

県議会与党会派『おきなわ』『おきなわ政治・経済懇和会』

保守・中道系市町村議員組織『新しい風・にぬふぁぶし』

翁長雄志氏から繋ぐオール沖縄体制の堅持をアピールし、自由・社民・共産と、前回自主投票だった旧民主党系の国民民主党・立憲民主党が支援。

 
前宜野湾市長の佐喜真淳氏

自民党と、前回自主投票だった公明党、前回下地幹郎氏支援に回り約7万票を取った維新の党沖縄県総本部は今回、日本維新の会として推薦に回ってる。そして希望の党が支持。

更に沖縄県内の経済16団体の内、10団体が佐喜真淳氏を推薦する方針。残りの団体は組織として特定の候補者を支持しない方向。



単純計算で佐喜眞淳氏が前回の自民党・仲井眞26万+維新の党・下地7万=33万を取るなら、玉城デニー氏は最低でも翁長雄志氏と同程度は取らないとダメだ。更に公明党が推薦。間違いなく厳しい戦いに成ります。そこそこの著名人でも浮かれてる人が居るが、楽観視はしない方が良いです。


今や勢いの衰えた維新の会は大きくないだろうが、沖縄では中道派に数えられる公明党が佐喜真氏推薦に回ったのはかなり大きい。個人的に得票差は相当縮まると見てる。喩え今回玉城デニー氏が勝ったとしても次会は覆る程に亀甲するだろう。



沖縄県での世論調査によれば、年配ほど反基地・反米思想が強く、若者ほど柔軟だとは言う結果も出てる。

例えば韓国は1989年。盧泰愚が行った民主化宣言での成功体験が有るから街角民主主義が盛んで、政治が民衆の方向を向く、嘗ての沖縄もそうだった。島ぐるみ闘争の結果、アメリカの行政機関である沖縄民政府は妥協案を提示したし、復帰闘争は返還を成し遂げた。

デモ隊に対して妥協案が示されるから民主主義は進化する。今の日本でデモが実らないのは国民にとって不幸な事なんでしょう。だから若者層は諦める。