tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

東欧MD中止

2009-09-30 18:30:56 | 日記

東欧MD中止東欧MD中止ってことだけど、ロシアからイラン問題での協力を引き出したね。核軍縮交渉も進展しそうなんじゃない。

オバマ政権の選択は、ロシアへの配慮とイランの大陸間弾道ミサイル開発計画が停滞していると判断しての計画見直しのようですね。

ブッシュ政権が策定した東欧でのミサイル防衛構想を見直して、大陸間弾道ミサイル用のGBI配備を中止し、イランの短・中距離弾道ミサイルに対処する新たな欧州の防衛体制を構築するとか。

近似的にはSM3を搭載したイージス艦を北・南欧州に配置。チェコやポーランド以外の地域になるらしいけどね。更に地上発射型SM3を段階的に開発するんだってさ。最終的にはイランからの大陸間弾道ミサイルを迎撃する能力も備えるまでにしたいってね。

オバマ政権は欧州からミサイル防衛を無くす訳ではなくて、新しい計画案を出し、ミサイル防衛構想は続行するのだそうですよ。

また、日本にも影響ありそう。今回の選択で欧州用の例えばSM3の能力が向上、また、新たに地上配備型の開発が進めば、それと共に、SM3を主軸にした日本のミサイル防衛開発にも成果が反映させられるんだそうです。そのことから、日本の推進派には、今回の決定を歓迎している人がいるようですね。

 

 

 

オバマ氏は、核なき世界を主張しています。また、イランの動向も気になるでしょう。ブッシュ政権時はロシアを背景に核開発に勤しんでいた訳だし、最近、イランで新たな核濃縮施設が、発覚したからね。何れにしても、今のアメリカはロシアの協力が必要な訳だ。

対イランを口実に、アメリカが自分たちの戦略核ミサイルを封じ込めようとしているってロシアは思っていたってね。それで、ブッシュ政権の策定したミサイル防衛構想に猛反発していた。まずは、態度を軟化させる方策を採らないと協力は得られないって寸法だね。

今年の12月にSTART1が失効する。従って新たな核軍縮条約が必要となる訳ですが。ロシアはアメリカのミサイル防衛計画見直しを、新たな核軍縮条約締結の前提条件として強く求めていたなぁ。

結局、オバマ政権は、東欧のミサイル防衛計画を見直すことによって、核軍縮交渉の年内合意の道を開こうとしたってことだね。更にイラン問題でのロシアの協力も得ることができた訳だ。

チェコとポーランド等との防衛や政治的問題もあるでしょう。そう言った中から、オバマ政権は、自らが思う、より良い選択をしようとしてるんだろうなぁ。

 

 

 

そう言えば、オバマ政権の構想には、欧州用なんて言われる日米で共同開発のSM3Block2への期待も入ってるんだろうね。重要な部分の開発は日本が担当しているらしいよ。社民党は言うに及ばず、民主党にも、ミサイ防衛構想に反対する議員もいるからね。鳩山政権は、この辺にどう答えて行くのか・・・。

 

ブッシュ政権が策定した、ミサイル防衛構想は冷戦の再来なんて言われていたけど、オバマ政権は別の道を選んだ。敵対と協調。どっちが、より和平への道か。結果を見なければ解らないだろうけどさ。石油関連云々、イランと日本の関わりもある訳だし、この辺は今後も注目して行かないとね。

 

 

 

イランに対してオバマ政権は、友好的に接しようとはしているようだけど、より対イラン化したミサイル防衛構想も、協力姿勢に転じたロシアの動向も、イランにとっては脅威になるのは間違いない。実際、ミサイル防衛見直し発表を受けてハメネイ師は、反イラン、反イスラム政策を踏襲していると批判していたからね。

イランで先日発覚した新たな核濃縮施設について、アハマディネジャド氏は、IAEAの規約を順守していると主張している。更に、IAEAの規約に沿って報告したとも言っていたね。イランは核技術を平和的に利用していて、IAEAの規約を完全に順守しているってさ。施設の内容についてはIAEAに書簡を送ったとか。この辺どうなの。アメリカ側、また、世界へのアピールなのは間違いないだろうけど・・・。

核兵器開発疑惑については、核兵器を前世紀の遺物だと主張してたね。保有する意図がないことを強調した形になるのは間違いないだろうけど、更に世界的な非核化を支持すると述べたらしい。いつもの調子と言えば、そうなんだけどね。軟化とは捉えられないかなぁ。

イランの軟化は、日本にとっても良いことだよね。今回のロシアの動向でイランの軟化は引き出せるのか。引き出せると良いとは思うけど・・・。

 

 

 

http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090918/40891.html

http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090924D2M2400L24.html

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200909210008.html


日韓首脳会談日韓首脳会談

2009-09-29 20:27:55 | 日記

日韓首脳会談日韓首脳会談。両首脳は北朝鮮のミサイル容認できないってことで一致したね。核、拉致問題でも連携をするとか。

歴史認識関連についての鳩山氏の言は、波風立てずに未来志向の日韓関係を発展させたい旨を強調ってことか。靖国神社参拝など個別の歴史認識問題には両首脳とも触れなかったね。この辺、保守派は不満なんだろなぁ・・・。

まぁ。そもそも考え方が自体違うのに、相手が悪いと言い合っても解決なんてないだろからね。双方、如何な聞かん坊がいてもいつかは寝る。寝た子を態々起こす必要なんてないのかもね。多くの利益を得るために、先送りも一つの手でしょう。

韓国が北朝鮮側に擦り寄って行ったら、それこそ日本にとって不利益でしょう。日韓の越えられない溝、その辺を利用されかねない。

越えられない溝は避けて通って、北朝鮮の核・拉致・ミサイル問題を、連携して早期に解決しよう。まずは、それで良いんじゃない。

 

 


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090924dde001030018000c.html


東京でアフガン和平会議

2009-09-28 23:23:18 | 日記

東京でアフガン和平会議11月に、東京でアフガン和平会議が開かれるってね。アメリカも参加か。なるほどね。

 

議長はアハティサーリ氏が予定されているらしい。アチェ和平合意とかさ。彼は、世界各地の紛争解決に尽力している。かなり期待できる。

インド洋給油活動撤収の環境整備も狙ってるらしいんで、まぁ、民主党も撤収言ってしまった限りは、流石に本気で取り組むでしょ。

結構、何て言うか、自衛隊派遣とかばかり注目されるけど、本当に重要なのはここ。米側とタリバン側、双方に戦闘停止と撤退。

アメリカ様側にしたって、このまま戦闘を続けても、結局、泥沼にはまりまくって二進も三進も行かなくなるんじゃね。

そう言えば、先日もタリバンに略奪されたガソリン輸送トラックを空爆して、市民らに犠牲者が出てた。アフガン政府の調査団は、市民の犠牲者は約30人、負傷者は9人って報告書上げてたなぁ。アフガン国内ではISAFに対する批判が、かなり出てるって話だ。

まぁ。双方に色々と事情はあると思うけどさ。戦闘員は覚悟があるんだろうから、良いとしても、一般市民はね。誤爆やらコラテラル・ダメージやら言うけど、そこには誰の目から見ても納得行く正義なんてないでしょう。

いい加減、終わりへ向かおう。

「お前が悪い。」「いや、お前の方が悪い。」では和平合意なんてできないだろうね。んじゃ。どこに妥協点を見出すか。実務者レベルの話しなんだろうけど、民主党案も示すべき道としては良いんじゃない。米側とタリバン側、双方に戦闘停止と撤退を要請。代わりに複数国で作る非武装の国際停戦監視団を展開。政治的な部分や、その他諸々障壁もあるだろうから、道則は険しいだろうけどね。

 

 

 

オバマ氏は国連総会での初演説で「新しい関与の時代」を強調しておりました。

単に一国主義の手詰まりっぽいけどさ。ブッシュ政権の敷いて来た一国主義からの決別って位置付けなんだけど、引き換えに、他の国連加盟国に責任の共有をとか求めるらしいんで、日本にも何か言ってくるだろうね。金出せ、兵出せ、石油出せ、こんな所か・・・。

オバマ政権はアフガンについて日本に何を求めて来るんだ。いやぁ。先手だね。先手必勝ってことで、先に提案した方が良いね。

戦闘の真っ只中に自衛隊を出せる訳もなし、ある程度、戦闘が終わらなければ、民生支援や非武装の停戦監視団の展開も難しい訳でね。少なくとも、米側とタリバン側、双方に戦闘停止と撤退をしてもらわないと、日本が主体的に関われるなんて、インド洋給油位なものって話しな訳でしょ。

個人的な感じ方からすると、給油してても和平に貢献した感じは得られないよね。まぁ、DDR、武装解除・動員解除・社会復帰のようなことでも成果は上げてるけどさ。もうっちょと主体的に和平に関わりたい感じしない?。「日本もやれるんだね。」って思いたいよね。一国民の無責任な主張なのかもしれないけどさ。

民主党は以前から、テロ根絶法云々、仲介・仲裁を旨にすると言ったような主張をしている。国民も民主党中心の政権を選択した訳だから、行動の正当性は得られたと言うことでしょう。兎に角、一度言い出した以上は、中途半端では困る。確りやって、次の選挙でまた国民の審判を仰いでくださいな。

 

 

 

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091901000614.html

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091401000993.html

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090924-OYT1T00074.htm