tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

インド洋給油の代替案

2009-10-16 23:56:47 | 日記

インド洋給油の代替案か・・・。

現政府と言うか、まぁ、日本は今後の方向性として仲裁、仲介的な立場に重きを置く政策を採るようですね。

今月、アフガン和平会議が東京であるとのことですが、これはPGA JapanとWCRP Japanの共催のようです。日本政府も参加、議員としては超党派だとか、議長はアハティサーリ氏ですから期待できるんじゃないですか。また、WCRPの推薦で世界の宗教指導者も参加するようですね。

日本としては米側とタリバン側の双方に戦闘停止と撤退を要請して、複数国で作る非武装停戦監視団を展開するのような案も持っている。【戦闘停止】重要なのはここだろうなぁ。

現時点では日本を主体にした大規模な介入は無理でしょう。少なくとも戦闘を停止させないと、民生支援にしても非武装停戦監視団にしても、その後の復興支援にしても満足行くものは無理でしょうね。

米国内からも泥沼化・第二のベトナム化の声も出始めている。現憲法下にしても犠牲者0議論に行き付く訳だから、自衛隊派遣は容認できないと言うことになる。また、統治行為論的に見ても日本国民が自衛隊の派遣を容認しないんじゃないですか。この辺は現政府も解っていることでしょう。

日本が主体的になれる道。今できるのは、小規模に複数国からなるプロフェッショナルチームを編成してタリバン穏健派を介して対話の道を見出すことでしょう。後、停戦に必要なものとして米側の引き具合も関係して来るだろうから。米側との交渉も必要だろうなぁ。

イギリスの世論調査では駐留英軍の撤退を望む声が七割を超えてるなんて結果も一部では出ているようだね。

東京アフガン和平会議にはアメリカも参加するんだそうです。アフガンの泥沼化は周知ですが、増派に関する米国での世論調査の結果は半々ってところ、オバマ氏はどう判断するのか。一旦手を離すなんて方向性もあるのかね。

失業率やら、経済やら、医療保険やら、支持率低下が著しいオバマ政権。アフガンが本当にベトナム戦争と同じようになるなら、多分、オバマ政権は持たないだろうなぁ。


カダフィ大佐の国連演説

2009-10-01 22:34:56 | 日記

新型インフルエンザは軍事実験室で作られた新型生物兵器だと本気で思ってるんですかね・・・。何て、いつものカダフィ節ってやつでしょ。

単に、強かなのかもしれないけど、核放棄を宣言以降、砂漠の狂犬もやや牙が抜けたとか表現される。でも、やっぱり毒舌は健在だね。

まぁ、挑発的で長いのは確かでしょう。これが説得力を奪っている面は否めないだろうけどね。それでも演説での拒否権やら常任理事国やらの話は的を射ている感じじゃね。

国連加盟国間の不平等は事実だね。二流国かどうかはさておき、できることが常任理事国よりも限られていて、それが決定的な差を作り出している。

だいたい、常任理事国の大国様が国益を前提に拒否権だ7条だ言ってるのは見え見えじゃ!!。カダフィ大佐に限らず、そもそも拒否権の廃止を主張する人は多いよね。

世界を地域に分けて、地域選出型の理事国制とかさ。常任理事国を廃止して総会決議に決定権を付与するとかさ。事務総長権限の拡充とかさ。色々意見はある訳。

でも、それを決定するにも安保理の承認が必要な訳でさ。常任理事国様の国益に合致しないと、これ賛成せんですよ。だいたい、拒否権を廃止することが、常任理事国様の国益に合致することなんてないだろね・・・。

カダフィ大佐。リビア国民からは厚い信頼があるようです。鋭いかどうかは、さておき。毒舌云々は痛快に写る時がある。国民にとって、それも良いんだろうねぇ。

また、経済制裁解除以来、経済状況が急激に回復しているとか言われている。生活保証なども確り取り組もうとしているようです。その辺が国民の支持に繋がっているんだろうなぁ。

更に言えば、最近は汎イスラム主義から汎アフリカ主義に移行しようとしてるんじゃないかとか言われるほど、アフリカにおいて貢献している感じだよね。

リビア革命40周年記念式典に出席した各国要人なんかの顔ぶれを見れば、好い感じに貢献してるんだろうなってことが解る。そうそう、アフリカ統一機構からアフリカ連合へ組織が改編される時には主導的な役割を果たしたりしていたね。

だいたい、国連が抱える問題点などもある訳だし、カダフィ節やら毒舌だ何だ、時間が長いとかさ。単に、それだけでは、この人を評価できないね。

酷いことをしたのも確かでしょう。しかしながら、パンナム機爆破事件の遺族補償、等々、現在の軟化姿勢も注目点。また、アフリカでの貢献なんかも含めて、その他諸々確り折り込んで評価しないと、この人は解らない。

 

 


当然と言えば当然でしょうが、オバマ氏やクリントン国務長官は退席。欧州の主要諸国の代表らも席を外したようですね。

そう言えば、昨日、中距離弾道ミサイル試射を行ったイランのアフマディネジャド大統領も途中で席を立ったみたい。

【「アフマディネジャド氏は、国連常任理事国5カ国が持ってる拒否権に反発してっから、カダフィ大佐の演説と相容れるところもあるはずなのにねぇ。」】

何て見方ができるんだろうけどさ。

 

【「イスラム原理主義寄りの思想心情のアフマディネジャド氏とアラブ社会主義・汎アラブ主義のカダフィ大佐では基本的な思想心情が、そもそも合わないのかもよ。」】

何て切り返しができそうだね。

 

【「いや、いや。待て、待て、単に長くて退屈で苦痛だったんだろ。」】

とかって声も聞こえきそうな気もするけど・・・。

 

ん・・・。でも、まぁ。そうね。タリバンにバチカンみたいな宗教国家を作らせれば良いとか言う旨のカダフィ大佐の主張は、イスラム原理主義者の目にどう写ったんだろうなぁ・・・。

 

 

 

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090924AT2M2400J24092009.html

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090924/mds0909240118000-n1.htm