tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

#中国脅威論 日本特有の嫌中ナショナリズムに囚われ、過度に驚異を煽るのは間違いだが、エコノミーに囚われ驚異を過度に矮小化するのも間違いです。

2018-05-24 21:34:07 | 日記



個人的に例えば、開発投資色が強いアジアインフラ銀行(AIIB)と、経済支援色が強いアジア開発銀行(ADB)は元来競合する物では無いと思っているので、日本の一帯一路への参加に拒否感は全く無いんだが、しかし、中国はどうも、それを軍事覇権に利用してる帰来が有るから警戒してるんです。

例えばインドのモディ首相が中国の台頭を懸念し、Act east Policy と称した政策で、ASEANとの繋がりを強化しようとしてますよね。その前提の一つがインドを取り囲む中国の海軍基地ネットワーク「真珠の首飾り」ですよね。

「真珠の首飾り」は南シナ海、マラッカ海峡、インド洋、ペルシャ湾までの港と空港へのアクセスを増加させる為の中国の戦略。それを受けてインドやオーストラリア、などの必ずしも利害を逸する国々は、中国による軍事を含んだ特殊な外交関係の構築と、近代化した戦力投射の拡大、プレゼンスの向上だと懸念を呈している。

インドが懸念してるのは、パキスタンのグワダール港、スリランカのハンバントタ港、バングラディシュのチッタゴン港、ミャンマーのシットウェ港など、インド洋進出の為の港湾整備に中国が支援を行い、そこへの中国海軍の立ち寄りが確認されてる事。オーストラリアが懸念するバヌアツの件も機序は同じでしょう。

更に言えば、日本の直接的驚異として考えられるのは、台湾・尖閣が視野に入る東風型弾道ミサイルの配備。今後実戦配備される001A型空母、075型強襲揚陸艦、更に海軍陸戦隊の独立・増強。空母打撃群は上陸作戦に必須の存在です。

更に003型は原子力空母を想定してるとされ、094A型は原子力潜水艦を想定されてると言われてる。警戒しないで済む理由が全く見当たらない。



日本特有の嫌中ナショナリズムに囚われて過度に驚異を煽るのは間違いだと思うが、エコノミーに囚われ過度に驚異を矮小化するのも違いでしょう。


軍事的警戒が先にあるから、良好な外交関係が築けるのだと、努々忘れない事です。

#第四次産業革命 #一帯一路と軍事覇権 #中東危機 何も考えてるようには見えない日本の政治家

2018-05-20 20:50:05 | 日記



「野党は不祥事にしか関心ない」…田原総一朗氏 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)



だいたい、ガラパゴス化するなど当たり前だと思う。

まず経済。ドイツのインダストリー4.0。アメリカのインダストリアル・インターネットなど、AI・IoTを前提にした第四次産業革命と言われる覇権争いが激化している。

例えば原発エネルギーは第三次産業革命概念です。ソフトバンクの孫正義氏が、サウジアラビアに対して太陽光発電事業のインフラ投資を行うが、AI・IoTを前提にした再生可能エネルギー産業は後に第四次産業革命概念に数えられるでしょう。

経産省は昨年辺りから『第四次産業革命』など言い出したが、これも早急に法整備して対処する必要がある。怠れば"またガラパゴス化"します。


また、中国の一帯一路。インドネシア、スリランカ、パキスタン、ジブチなど、進める海洋インフラで整備された港への中国海軍立ち寄りが確認されてる。

現在日本側のCPTTP圏と鬩ぎ合ってる状態だが、例えばインドは、モディ首相が進めるAct east Policy でASEANとの繋がりを強化しようとしています。その前提の一つには中国の軍事覇権がある。野放しに拡大させては南シナ海の悪夢がインド洋でも起きかねないと懸念してると言われます。 


また、オーストラリアが懸念してる経済インフラで借金漬けに成ったバヌアツの件も不穏です。スリランカやジブチのように中国海軍の拠点に成り兼ねない。更に中国製スマホの件もオーストラリアは鋭く反応したが、日本は国防に疎く未だにのほほんとしたまま。


中東ではイスラエル・サウジアラビア・アメリカによるイラン包囲網が強まってる。イエメン内戦などはサウジアラビアとイランの実質的な代理戦争だし、ISが治まったシリアではイスラエルとイランの対立が激化してる。また、ヨルダンが早速反発していたが、エルサレム首都移転の件も中東の安定を損ねる可能性が高いでしょう。そして日本に関わる最大の問題はホルムズ海峡封鎖です。その場合に、アメリカの要請があれば、政府は存立危機事態を主張して自衛隊を派遣する羽目になる。

機雷除去は武力行使概念。これは特に違憲と断じた野党が積極的に反応しなければ成らない。



立憲民政党は再発防止法を提示するようだが、それも然りで、野党は目先が効かず、森友・家計などスキャンダルばかりをガナリ立てる。

第四次産業革命や、中国の軍事覇権への懸念、不穏さを増す中東などは全体の一部です。世界的な視野を持てないなら政権担当は無理でしょうね。



#北朝鮮 #トランプ #ボルトン 恐らく、 #良い警官 #悪い警官 と #譲歩的要請法 #段階的要請法 でしょ。

2018-05-17 18:29:31 | 日記


トランプがブレてるように見えるのは交渉の基本である譲歩的要請法か、段階的要請法か、その相乗かでしょう。 絡みで『 #トランプ のブレ』に見えるのは、段階的要請法・譲歩的要請法などを用いたディールの結果だと見てる。だから短絡的な結論は流石に受け入れ難いんです。 - tontonjyoのブログ【tontonjyoのブログ・前回の続き】


米大統領、北朝鮮の出方注視=「リビア方式」検討否定:時事ドットコム【時事ドットコム】



ボルトン方式では『チビのロケットマン』と言ってる頃と同じですね。ディールに成らないので、知ってか知らずか、恐らく悪い警官役をさせられてるんだと思います。

時事通信社によるとサンダース報道官の話ではリビア方式を否定してるので、トランプ側が良い警官に演じるのでは無いですか。

ただ、お得意の情報操作の可能性も有るので、楽観は出来ませんが、少なくともアメリカは戦れないし、着地点は中間点でしょう。


イラク戦争でさえ、アメリカは疲弊してアフガニスタン権限をNATOに移譲してるんです。

北朝鮮に先制攻撃するなら国際法的な正当性は無いのだから、国連憲章7章42条は得られず、国連軍は組めない。つまり有志連合しか無いが、湾岸戦争やイラク戦争と違いイギリス・EUには利害関係が乏しく、消極的に成らざるを得ないでしょう。

更に韓国に有るのはリスクしか無いから戦りたくないし、日本はアメリカに血を流させ拉致被害者を取り戻そうとしてる。つまり実りが少なくリスクが大き過ぎるからアメリカは戦れないし、戦りたくない。


ボルトンはアレだろうからディールは無理だろうが、全体的な流れからすると典型的な悪い警官。そしてトランプ自ら良い警官に成るか、もしくはポンペオにレールを敷かせるか。

まず、トランプがブレてるように見えるのは交渉の基本である譲歩的要請法か、段階的要請法か、その相乗かでしょうね。

何れにしろ金正恩は経済開放を狙ってると私は見てる。金体制の維持と、核問題に答えが出れば、その先はレアメタルを含む豊富な地下資源を前提にした経済争奪戦が始まるでしょう。そうなれば一気に北朝鮮の経済は上向く筈です。それは経済制裁とは雲泥で、米朝首脳会談が流れて困るのはアメリカよりも北朝鮮の筈です。

対してアメリカも、2正面攻撃は出来ないのだから、ロシア・中国・イランの台頭を睨みつつ、そこそこに決着を付けに来るでしょうね。




#北朝鮮 絡みで『 #トランプ のブレ』に見えるのは、段階的要請法・譲歩的要請法などを用いたディールの結果だと見てる。だから短絡的な結論は流石に受け入れ難いんです。

2018-05-16 15:49:16 | 日記




【激動・朝鮮半島】南北会談の無期延期を通知 北朝鮮、米韓訓練を非難 米朝首脳会談中止の可能性もちらつかせ - 産経ニュース【産経ニュース】




【フット・イン・ザ・ドア・テクニック( foot in the door technique)】

依頼や交渉の際、相手が承諾しやすい要求から始めて、徐々に要求を大きくしていく交渉術。段階的要請法。小さな要求への承諾をステップとしながら、徐々に要求を強め最終的に、こちらの最も望ましい要求を承諾するよう相手を導く事を目的にする手法

北朝鮮の場合。アメリカはまず、ICBMの破棄から要求し、次は豊渓里の閉鎖。その次はIRBMの破棄。更にMRBM・SRBMの破棄。最終的には核の完全放棄、核科学者の海外移転、核兵器監視団の受け入れと恒久的な非核化要求。更にボルトンが要求してるような生物化学兵器の破棄と拡大させる。


【ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック(Door in the face technique)】

所謂、譲歩的要請法。依頼や交渉の際に最初、難度の高い過大な要求を突き付けて敢えて断らせる事により「このまま交渉を打ち切られるのでは無いか?」のような後ろめたい精神状態にさせ、それを確認したらハードルを下げた要求行う事で安心を誘い、相手が承諾してしまうような流れを作り出す手法。

北朝鮮の場合は最初『弾道ミサイルと核の完全放棄。科学者の海外移転。核監視団の受け入れ。将来に渡る半島非核化。生物化学兵器の破棄。』のように強い要求を行い敢えて拒否させて、代わりに交渉打ち切りのような雰囲気を匂わせる。そして相手側が弱気に成った事を確認したら、ハードルを下げた要求を行う。そうする事で相手は安心して、こちら側が意図する段階の要求を飲む事になる。
 
後は着地点をどこに想定してるかです。ポンペオ路線であっても少なくともICBMの放棄、豊渓里の破棄では納得しないようだ。そして北朝鮮の反応は、その逆です。


要するにディールですよ。



北朝鮮絡みで『トランプのブレ』に見えるのは、上記の段階的要請法・譲歩的要請法などを用いたディールの結果だと見てる。だから短絡的な結論は流石に受け入れ難いんです。

と言うか『トランプ・バカ説』は基本的に違うと思っていて、それ程、見くびって掛かって良い存在では無いと思ってる。



個人的な独断と偏見ではクズに近いとは思うが、優秀では有るとは思ってます。




#中国 #覇権主義 001A型空母

2018-05-13 20:31:47 | 日記




中国初の国産空母、試験航行 建造のペースを加速 - 共同通信【共同通信】



これ001A型ですよね。中国は今後、空母4艦体制を目論んでおり、003型は原子力空母を想定してると言われます。また、時期に実戦配備される075型強襲揚陸艦の建造と、中国版海兵隊である海軍陸戦隊の独立化と増強を進めてる。

空母打撃群は上陸任務に必須です。更に海警の海軍管轄化も勧めており、これは尖閣諸島の対岸にある温州市の大型基地が海軍管轄に成ると言う事を意味しており、一歩間違えれば南シナ海の悪夢が東シナ海でも起きる事を意味する。更に尖閣諸島・台湾を睨む東風15弾道ミサイル。更に太平洋進出の野望を公言し、日本の緩衝地帯に当たる台湾は反国家分裂法で押さえ込もうとしてる。その事からも何を意図してるか解ります。

結局の所、警戒しないで済む理由が全くないと言わざるを得ません。そこそこの著名人でも中国の技術力を見くびって主張してる人もまま居るが、だからと言って警戒しないで済む理由には成りません。要は"お花畑を彷徨う平和ボケ"の類だろうと言わざるを得ません。

現在経済も、CPTTP圏と、一帯一路圏でせめぎ合ってる状態だし、当局は否定してるが、中国はオーストラリアをも脅かすバヌアツまでも覇権を伸ばしてる可能性がある。

後進国と見くびって安心せず、努々警戒を怠らたい事でしょうね。

#北朝鮮 頻繁な訪中 #中国 との核の共同管理と言う線もあるような・・・気がする。

2018-05-08 15:52:29 | 日記


金正恩氏が再訪中か 大連に北朝鮮要人=習主席も移動中 聯合ニュース - Mobile【聯合ニュース】



米朝会談の如何も確かに有るだろうが、そもそもカダフィ大佐の結果を鑑みれば、唯一の生命線である核の完全廃棄はまず無理だとは見てる。しかし、中国と双方共に随分すり寄り合ってる事から、核の共同管理と言う線で国際社会にアピールすると言う方向性は有るのではないだろうか?

更にロシアも含めた三カ国体制に持って行ければアメリカは手を出せない。また、42条も含めた国連制裁決議への拒否権も確保出来る事になる。


北朝鮮の目論見は、その線のような気がするんだが・・・。




#リベラル 自体には慈悲だの施しだのの意味は有りません。市場原理や社会原理での『精神的自由』を指す言葉です。しかし、古典的自由主義で社会的弱者が疲弊した。

2018-05-07 11:20:27 | 日記



Social=社交
Equality=平等
equity=公正
fairness=公平
liveral=自由
democracy=民主主義

Social democracy 社会民主主義
liberal democracy 自由民主主義

Social liberalism 社会自由主義
liberal conservatism 自由保守主義
New liberalism 新自由主義

例えば、Liberal theology=自由主義神学と言う概念が有るのだから、liveral=市場原理主義限定の概念なんて、薄い考え方はまず違う。これは市場原理も含む社会原理の中で政府や社会、権威などに対し、個人が選択権・決定権を有すると言う立場を指しています。



Equality=平等・Equity=公平・fairness=公正の違い。

平等とは目線に関係なく同じ高さの椅子を全構成員にあげる事。

公平とは同じ目線に成るように座高に合わせた椅子を全構成員にあげる事。

公正とは社会システムとしての公平。



liberal自体には慈悲だの施しだのの意味は有りません。市場原理や社会原理での『精神的自由』を指す言葉です。しかし、Classic liberalism=古典的自由主義によってBattle Royaleが起き、社会的弱者が疲弊したことから、その弊害を打破する意味で負の所得税とする社会保障を加味したNew liberalismが派生した。

逆に社会的公正(fairness)を重んじるSocial democracyの修正資本主義では、分配に必要な富が作れず、そこに市場原理主義(liberalism)を加味したSocial liberalismが派生した。

何れにしろ、liberalismには慈悲や施し何て意味はなく、精神的自由の事。その前提が選択権の自由で、それがClassic liberalismのBattle Royaleでは強者の権利の前に、弱者の権利は阻害されてしまう事から、その弱者の選択の自由を確保する為に行動する人達を日本ではリベラル派と呼んでる。

ただ、弱者救済、LGBTへの慮りのような事なら実際の意味からして、liberalism(自由主義)よりも、fairness Principle(公正主義)の方がしっくり来るだろうな。つまり男女平等は本来非現実的で有り、本当の意味では男女公正が正解です。


ただ、アホみたいに言葉狩りをする趣味は無いけどね。