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「葛根湯」の正しい飲み方 ほかにもある風邪のときの漢方薬 ~ネット抜粋

2015年01月07日 19時41分36秒 | Weblog
風邪の症状を感じたときに飲む漢方薬として有名なのは、なんといっても

「葛根湯(かっこんとう)」。でも、葛根湯以外にも、風邪に処方する漢方薬は

いくつもあるって知っていましたか? まだまだ寒さが続くこの時期。

いざというときのために知っておきたい、風邪を引いたときに飲む漢方薬について

霞が関ビル診療所の丸山綾先生に聞きました。


まず、飲む人の多い葛根湯。大事なのは「飲むタイミング」だそう。

「葛根湯は風邪のごく初期に飲むべき漢方薬です。初期とはいつかということですが、

ズバリ発汗する前です。発汗してしまっていたら、もう葛根湯を飲むタイミングでは

ありません。体が『ぞくっ』『ぶるっ』を感じたタイミングですぐに飲むと、

発熱する前に抑えられることがあります」

 葛根湯を飲むタイミングは『ぞくっ』『ぶるっ』を感じてから数時間からせいぜい

半日以内。このタイミングで病院へ行ける人も少ないでしょうから、葛根湯は

「常備薬」として持っておくのが良いのだそう。丸山先生も、「風邪かな?」

と感じたらすぐに飲むようにしているそうです。


このほか、風邪の症状がある場合に処方する漢方薬は、次のようなものがあります。

桂枝湯(けいしとう)…… 風邪による発熱でじわじわと汗が出てきてから飲む漢方薬。

葛根湯はもともと体力が中等以上の人に用いられることが多いが、

桂枝湯は体力のない人でも服用できる。

桔梗湯(ききょうとう)…… 桔梗と甘草2種類の生薬から成る葛根湯で、

喉の痛みがある場合に用いる。甘草の抗炎症作用と桔梗の鎮痛などの作用により痛み

を鎮める。白湯に溶いて、喉にしみわたらせるようにして飲む。

どちらかというと体力のある人向けの漢方薬。

麻黄湯(まおうとう)…… 含まれる生薬、麻黄と桂枝で強力に体を温めて発汗を促す。

結果的に、風邪を長引かせることなく、短期間での回復につながる。

体力のある人向けの漢方薬で、症状のきつい風邪やインフルエンザの場合に

用いられることが多い。

香蘇散(こうそさん)…… 体力のない人や、胃腸の弱い人が風邪をひいたときに

飲むと良いとされる漢方薬。妊娠時にも使える。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)…… 水っぽい鼻水や痰を伴う場合に用いる漢方薬。

風邪以外でも、花粉症など鼻炎の症状に用いられる。

風邪に処方する漢方薬は、上記にあげた以外にもいろいろな種類があります。

漢方医は、患者の体質や症状を見て、一番合うと思われる漢方薬を処方。

「風邪の漢方薬は葛根湯」というわけではないので、一度自分の体質や症状に合う

漢方薬を病院で診てもらうといいかもしれません。

薬の服用以外では、温かい食べ物で体を中から温めたり、

胃に負担をかけないために消化の良い食べ物を食べることが大事。

まだもう少し、寒い時期は続きます。忙しい時期に風邪を長引かせてしまわないよう、

早い段階でしっかり治したいですね。


だそうです。
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