昨日の東京は
汗ばむくらい暖かく
春を越えて初夏の気分
早いもので
母の四十九日の法要
10月に死にたい…
そう言っていた母は
秋までは生きられると思っていたのだろう
けれど
母には春の日差しの方が
似合う気がする
希望に満ちて
これから大きく育つ季節を迎える
そんな春の方が
母らしいと私は思う…
そして
きっと私自身は
真っ白い冬に逝くのだろうな…
昔から、漠然とそう思っている
やり残すことなく
自分の人生を生き切って…
願わくば
最後の時に
母のように強く優しくありたい…