現時点でさえ１兆円もの予算が必要と目されているミサイル防衛システムについて、その信頼性をはっきりさせないまま、導入するのはおかしいじゃないかという議論があるなか、新聞を読んでも先日の実験の実態～現実の攻撃に対応できるようなものなのか、それとも単なるおもちゃ程度のものなのか～がよく分からない。そこで、直接、ミサイル防衛局（Missile Defense Agency）に聞くことにして、以下のような質問状を出してみた。どのような返事が返ってくるのか、あるいは、完全に無視されるのだろうか…。【関連記事： ※１、※２】
■■質問状引用開始（翻訳は原文にはありません）■■
Dear Mr.Pam Rogers and Mr.Rick Lehner,
I am an internet journalist working for this Japanese site http://www.news-pj.net/) in Japan.
（私は、News for the people in Japanというサイトのために活動をしているインターネットジャーナリストです）
I have some questions about Japan/U.S. Missile Defense Flight Test(JFTM-1), as below. Could you show me your answers,please?
（日米ミサイル防衛フライト実験についていくつか質問があるので、お答え下さい）
1.How big the ballistic missile target was?
（ターゲットの大きさ）
2.How fast the ballistic missile target flied when it was attacked?
（ターゲットの速度）
3.Could you show me courses of two missiles from launched to attacked?
If possible, I'd like to get a graphical document. If not possible, please show me how long, how far, how high, how fast and which direction the two missiles flied at the attacking.
（二つのミサイルが衝突するまでの飛跡図。図が無理ならそれぞれの飛んだ時間、距離、速さ、高さ、方向について回答されたい）
4.How far and how high can the Standard Missile-3 (SM-3) Block IA attack a ballistic missile?
（SM-3 Block IA がターゲットを追撃できる距離及び高さ）
5.Were there any tests to attack two or more targets at a time?
（一度に二つ以上のターゲットを狙った実験の有無）
6.Were there any tests to attack five or more targets at a time?
（一度に５つ以上のターゲットを狙った実験の有無）
I think there are some questions you would not like to answer me, but as an taxpayer of Japan, I eager to get information about the Japan/U.S. Missile Defense Flight Test in order to judge if I can trust the Fukuda administration when the administration pay more than ten billion dollar for Japanese ABM against mainly for North Korea. (On the other hand, some people died of hunger who cannot get welfare in Japan)
（答えにくい質問があるとは思いますが、日本の納税者として北朝鮮を想定したミサイル防衛システムに１兆円もの予算をつぎ込む福田政権を信頼できるかどうかを判断するための材料ですのでお答え下さい。なお、日本では福祉が受けられず餓死している人もいます）
Thank you for your reply.
（お返事お待ちしています）
■■質問文引用終了■■
まぁ、マジに、この程度の情報も受けられないで、１兆円もの予算を使ってもらうわけにはいかんと思うのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか？
なお、英文の誤りなどはこっそりと教えて下さいね（笑）。
※１：http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/df76c50b99a439d84dae9cd94c3a7241
※２：http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/345c8c44e718241df327374b94934861
◆冒頭の写真はthe Missile Defense Agencyのサイトより。
（Can I use images posted on MDA Link?
All photos in the image gallery are in the public domain. Please credit the Missile Defense Agency, DoD or U.S Government for the photo. ）
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして，国民は，つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては，われわれは攻撃されかかっているのだと伝え，戦意を煽ります。平和主義者に対しては，愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」（ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて）
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ（笑）」（ヤメ蚊）
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事，分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また，このブログの趣旨の紹介及びＴＢ＆コメントの際のお願いはこちら（←クリック）まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで（←クリック）、３５０円、１０００万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、ＳＯＢＡさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
１月１７日にはＮＰＪ／PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催します。吉岡忍さんの講演など…。詳しくは上のバナーをクリックして下さい。
■■質問状引用開始（翻訳は原文にはありません）■■
Dear Mr.Pam Rogers and Mr.Rick Lehner,
I am an internet journalist working for this Japanese site http://www.news-pj.net/) in Japan.
（私は、News for the people in Japanというサイトのために活動をしているインターネットジャーナリストです）
I have some questions about Japan/U.S. Missile Defense Flight Test(JFTM-1), as below. Could you show me your answers,please?
（日米ミサイル防衛フライト実験についていくつか質問があるので、お答え下さい）
1.How big the ballistic missile target was?
（ターゲットの大きさ）
2.How fast the ballistic missile target flied when it was attacked?
（ターゲットの速度）
3.Could you show me courses of two missiles from launched to attacked?
If possible, I'd like to get a graphical document. If not possible, please show me how long, how far, how high, how fast and which direction the two missiles flied at the attacking.
（二つのミサイルが衝突するまでの飛跡図。図が無理ならそれぞれの飛んだ時間、距離、速さ、高さ、方向について回答されたい）
4.How far and how high can the Standard Missile-3 (SM-3) Block IA attack a ballistic missile?
（SM-3 Block IA がターゲットを追撃できる距離及び高さ）
5.Were there any tests to attack two or more targets at a time?
（一度に二つ以上のターゲットを狙った実験の有無）
6.Were there any tests to attack five or more targets at a time?
（一度に５つ以上のターゲットを狙った実験の有無）
I think there are some questions you would not like to answer me, but as an taxpayer of Japan, I eager to get information about the Japan/U.S. Missile Defense Flight Test in order to judge if I can trust the Fukuda administration when the administration pay more than ten billion dollar for Japanese ABM against mainly for North Korea. (On the other hand, some people died of hunger who cannot get welfare in Japan)
（答えにくい質問があるとは思いますが、日本の納税者として北朝鮮を想定したミサイル防衛システムに１兆円もの予算をつぎ込む福田政権を信頼できるかどうかを判断するための材料ですのでお答え下さい。なお、日本では福祉が受けられず餓死している人もいます）
Thank you for your reply.
（お返事お待ちしています）
■■質問文引用終了■■
まぁ、マジに、この程度の情報も受けられないで、１兆円もの予算を使ってもらうわけにはいかんと思うのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか？
なお、英文の誤りなどはこっそりと教えて下さいね（笑）。
※１：http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/df76c50b99a439d84dae9cd94c3a7241
※２：http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/345c8c44e718241df327374b94934861
◆冒頭の写真はthe Missile Defense Agencyのサイトより。
（Can I use images posted on MDA Link?
All photos in the image gallery are in the public domain. Please credit the Missile Defense Agency, DoD or U.S Government for the photo. ）
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして，国民は，つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては，われわれは攻撃されかかっているのだと伝え，戦意を煽ります。平和主義者に対しては，愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」（ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて）
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ（笑）」（ヤメ蚊）
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また，このブログの趣旨の紹介及びＴＢ＆コメントの際のお願いはこちら（←クリック）まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで（←クリック）、３５０円、１０００万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、ＳＯＢＡさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
１月１７日にはＮＰＪ／PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催します。吉岡忍さんの講演など…。詳しくは上のバナーをクリックして下さい。
おかしいと思ったことを、すぐに実行に移されるその行動力、本当に尊敬します。
とてもよい方法ですね。
私のブログでも紹介させていただきます。
自分たちの問題について黙っていない、この姿勢は、今後も見習わせていただきたいと思います。
判明していること：
・ミサイル発射試験場「Pacific Missile Range Facility」の標的ミサイル発射位置
公表されたこと：
・標的ミサイル発射からSM-3発射までと、SM-3発射から迎撃までのおよその時間
・迎撃時前後のセンサー動画像２つ
推定されていること：
・ミサイルのおおよその仕様
公開資料から入手可能な情報：
・ミサイル発射試験場「Pacific Missile Range Facility」の試験空域
・実験時の飛行制限と警戒海域情報
これらの情報にあわせて、
・実験時の金剛の位置
これだけでも分かれば、実験の状況・条件は相当に絞り込めると思いますが、いかがでしょう。