昨日の朝日にあって読売になく、毎日にあって産経にないものというクイズの答えは、「日」ではなく、「メディア欄」です。朝日と毎日はメディア欄が設けられているため、定期的にマスメディアに関する法制度などを取り上げている。情報通信法だとか、放送の独立行政委員会だとか、そういう話題のテーマだけでなく、外国の法制度なんかの紹介もしてくれる。
そうすると、どうなるか?
そう、マスメディアのあり方について語ることを避けることが出来なくなるわけです。
そもそも、マスメディアに報道の自由があるのは、政府を監視するためです。政府は、巨大な権限をもっており、この政府を監視できる手段が限られている。だからこそ、マスメディアが監視する必要があり、そのためにマスメディアは取材源の秘匿などの特権が与えられるわけです。
弱い者いじめをするために報道の自由があるわけではないのです。
…なんてことを、価値観とするメディア欄が、読売、産経にあったとしたら、ほかの欄と完全に矛盾が出てしまうよね~。
権力監視なんかしていないんだもんね~。
もちろん、朝日、毎日に権力監視ができているかどうかも、怪しいところもある。でも、少なくとも、両紙は建前では権力監視を旨とすると主張することはできる。よって、メディア欄があっても読者は違和感をもたない。
これって、結局、企業が自らを振り返る視点を持ち続けることができるかどうか、っていうことで、あらゆる職場に共通することかもしれない。
あなたの職場は同業他社と比べて、この点どうでしょう?
AM派あるいはYS派?
そうそう、冒頭のイラスト、分かります?
分かったあなたは、メディアリテラシー度がかなり高いでしょう(笑)
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
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弱い者いじめをするために報道の自由があるわけではないのです。
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権力監視なんかしていないんだもんね~。
もちろん、朝日、毎日に権力監視ができているかどうかも、怪しいところもある。でも、少なくとも、両紙は建前では権力監視を旨とすると主張することはできる。よって、メディア欄があっても読者は違和感をもたない。
これって、結局、企業が自らを振り返る視点を持ち続けることができるかどうか、っていうことで、あらゆる職場に共通することかもしれない。
あなたの職場は同業他社と比べて、この点どうでしょう?
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