tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

自炊

2017-06-12 23:00:00 | 今日の出来事
妻の仕事が忙しく、帰宅が連日23時頃になる。
いつも帰り道のコンビニで買ってきたカップラーメンを啜っているので、
見ていて忍びなく、僕が不得意な料理をしてみることにした。

献立。

・白米
・なめことねぎの味噌汁
・麻婆豆腐(丸美屋の素。「発売開始時の復刻版」とのことだが、妙にしょっぱい)
・ポテトサラダ(じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、きゅうり、ハム、ゆで玉子)
・かぼちゃの煮物
・茹でなす(醤油・酢・ごま油・ラー油・すりごまのタレをかけて、刻みみょうがを添えて)
・小松菜のおひたし
・納豆(刻んだおくらを混ぜて)

かぼちゃとなすの味付けは分からなかったので、その場でネットで検索した。

品数を増やそうとシュウマイも買ってきていたが、今日は要らなかった。

料理をしながらテレビをつけていたが、どれもつまらない番組だったので消し、
ジャズのCDをずっと流していた。

2時間くらいかかったかも知れない。
仕事のことで自分に食欲がなかったので、自分で食べても美味しいのかわからなかった。

妻は(本来は料理上手である)思うところもあったと思うが、完食してくれた。
まあ、「カップラーメンよりはマシ」と思えば、ハードルは相当低いはずだ。

センスはないのだが、料理の腕をもう少し磨いてみようか。

明日は冷麺を作ってみる予定。


つぶやき0612

2017-06-12 16:51:45 | つぶやき
なんてこった!である。来月から仕事内容が変わり、30分前倒しで出勤しなくてはならない。通勤ラッシュがひどい時間に飛びこまなくちゃならないのか。うんざりする。

   ◇

仕事内容が変わるとは言うものの、「つまらない」ことには全く変わりない。退屈さの連続というのは、人生最大の敵のひとつである。

   ◇

仕事がつまらないと、実に消極的な話だが、いかに会社から「時間を掠め取るか」しか考えられなくなる。そうして心の折り合いをつけるようになるのだ。つまり「給料泥棒」。残業こそしていないが、有給休暇など全然消化できていない。今後は有休消化に執念を燃やすしかなさそうだ。

   ◇

いやあるいは、転職も視野に入れた方がいいのかも知れない。やり甲斐があるのなら給料が減ったっていい。しかし残念ながら、この年齢・このキャリアで、今の安定を超えられる境遇もなかなか見つからないであろうことも、また事実。袋小路。

   ◇

ブログに愚痴めいたことは書きたくないと思っているけど、今日ばかりはこれを記録しておくほかない。今日ばかりは。


町田散歩

2017-06-10 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
12:22 小田急線で町田へ。駅を出て、お昼ごはんを食べるところを探している。町田駅は小田急線とJR横浜線が十字に交差しており、町もそれによって4分割されている。つまり「駅前」が4か所ある。どこを町の「核」とみなしていいのかがわからず、昼食の店もどの辺にあたりをつければいいのかがわからない。今、連れがスマホで店を検索している。その間に、僕はこうして踏切で電車の写真など撮っている。

西口の「セモリナ」でパスタランチ(僕は鶏肉の醤油バター味「ジャポネーゼ」)を食べた後、前から一度行きたいと思っていた「町田市立国際版画美術館」へ向かう。谷を下ったところにある緑濃い「芹ヶ谷公園」の中に美術館はある。

13:34 美術館の玄関。開催されている企画展は「横尾忠則 HANGA JUNGLE」。珍しいことに、展示されている作品はどれも「撮影OK」だった。自分のカメラに小さく収めても仕方ないから僕は撮らなかったが。15:00からは「ギャラリートーク」が行われ、最初は耳を傾けていたが、あまり引き込まれる話ではなかったので、途中からパスした。横尾忠則作品は別の美術館でもたびたび目にしていて、「再会」した作品も多かった。個性と気迫でブレークスルーし続けている作家だとあらためて思った。

横尾展を見た後、美術館のカフェで休憩し(クリームあんみつ)、常設展を見た。版画は絵画と異なり、「刷り上がり」という偶然に委ねる工程を経るためか、絵画の持つ「手の跡」の生々しさから少し離れられ、それで安心して見ていられるところがある。
16:03 美術館を出て芹ヶ谷公園。柱の上から吹き出した水が流れ落ちて、その重みで2本の板がシーソーのように動く。バランスが不安定なのか、シーソー運動には法則がなく、そこが面白い。ししおどしのようにひととおり水が溜まってから動くので、水は一気にバッシャーンと落ちる。下にいる水着や下着の子どもたちは大喜びだ。連れとは公園を出たところで別れる。谷底にある公園から、片や西に、片や東に登っていく。坂の途中で振り返ると、ちょうど向こうも振り返った。大きく手を振り合う。

坂を登って台地に上がったと思ったら、また坂を下りていく。小田急線の線路が現れる。傾斜一帯に家々が広がる。

電車の写真を撮るにはこのカーブがちょうどいいアングルなので、しばらく電車を待つ。電車を待っているこの時間というのは、無用の時間ではあるけれど、忌避すべき時間だとも思わない。

ロマンスカーも来る。僕が子どものころからあるこの車両もまだまだ現役だ。

16:57 玉川学園前駅を過ぎる。この後、玉川大学の敷地に当たってしまい、線路沿いに進むことができなくなり、大きく迂回を強いられることとなる。

気がつくと横浜市に入っている。定規を並べたような、無機質に徹した外観の団地が現れる。団地脇のスーパーでホイップあんぱんを買い、歩きながら食べる。さっき美術館でクリームあんみつを食べたのに。歩き疲れがこういう食べ物を欲するのか。行き交うバスの行先が青葉台とかこどもの国とか十日市場とか、小田急沿線を歩いていたつもりが、いったい自分はどこに向かっているのかと思う。

17:36 TBSのドラマのエンドクレジットでよく目にする「緑山スタジオ」の前。中で活動の気配は特に感じられないけど、駐車場には車がたくさん停まっていたから、倉庫のような外観のあのスタジオの中で、ドラマ撮影が熱く繰り広げられているんだろうか。

玉川学園前からわずか一駅なのに、山に阻まれて迂回を強いられ、次の鶴川の駅が実に遠い。未開発の丘陵地帯が広がっている。

鶴川、柿生を過ぎ、今日のゴールに決めていた新百合ヶ丘に近づく。日暮れとともに僕の気持ちにも影が差してきて、歩くのに倦んできた。
18:34 カメラを取り出すモチベーションもすっかり下がっていたのだが、この異様な「擁壁断崖住宅」を目にして、最後の1枚。街を歩いているとつくづく思う。どこにでも、どんな家にでも、人は住んでいる。今日歩いたのはおよそ13km。


来週(土曜~金曜)の注目番組

2017-06-09 16:49:35 | 今日の出来事
10(土) 21:00 NHK-BSP 「にっぽん百名山スペシャル」山萌え!魅力たっぷりさきどり登山
 ★夏に向け予習。

     23:25 NHK 「旅旅しつれいします。」浅草の車夫トリオ 人力車で世界一周!
 ★良質なドキュメンタリーか。ただのバカ騒ぎバラエティーか。 

11(日) 23:00 TBS 「情熱大陸」洞窟探検家・吉田勝次
 ★探検モノは逃さず見たい。

14(水) 19:30 NHK 「ガッテン」さようなら梅雨時のニオイ 生乾き臭徹底対策SP
 ★症状が出ないうちに。

16(金) 20:00 Eテレ 「あしたも晴れ!人生レシピ」ライフチェンジ!突然の転機をいかして
 ★田舎暮らしなどが題材らしい。

     23:15 テレ朝 「発掘!エトセトラさん」
 ★アンケートの「少数意見」の人に注目するらしい。司会オードリー。
  もしかすると化ける番組かも知れない。期待。


眼医者に行く

2017-06-08 23:00:00 | 今日の出来事
午後の半日休をとって眼医者に行った。

このところ、右目に霞がかかるというか、残像がちらつくというか、ぼやける・歪むというか、
違和感を覚えることがあったので、それを診てもらいに。

視力検査(裸眼視力は「0.02」…)、眼圧検査(目玉に圧縮空気をシュボッと吹きかけられる)、
そして診察。目に強い光を当てられて医師に覗きこまれる。
眼球の表面は特に問題ないようだが、精密検査をしてみる、とのことで、
瞳孔を開く目薬というのを差される。
目薬が効くのを30分待ってから検査するとのことで、いったん待合室に。

雑誌を広げているが、徐々に字が読めなくなってくる。ピントを合わせられないのだ。
窓の外に目をやると、空の雲が異様なほどギラギラと輝いて、白く飛ぶ。
カメラで言うところの「露出オーバー」の状態。

その状態で眼球の画像を撮影し、再び診察。
「視神経乳頭のへこみ」に若干の膨らみが見られ、それは緑内障の初期症状の可能性も否定できない、と。
ちなみに、僕が異常を訴えた右目より、左目の方にその傾向は現れているという。
(ならば、僕の右目の違和感の正体はなんだったのか、
ドライアイ?飛蚊症?と、もっと突っ込んで聞いてみるべきだったと、後になって思った。
そうとは診断されていない以上、そうではないのだろうが)
正確に緑内障かどうかを診断するには、後日、「視野検査」をお勧めする、と。

2種類の目薬の処方箋を渡され、病院を後にする。
(「目の調節機能を改善します」という「ソフティア」と、
「目の表面を保護し、傷の回復を助けます」という「ヒアロンサン」)。

帰り道がすさまじかった。

家々の壁や塀、横断歩道の線など、ありとあらゆる「白いもの」が、
強烈な輝きを放って目に飛び込んでくるのだ。
「目薬を差してから6時間は車の運転などはできません」と言われていたが、まさにその通り。
もちろん会社でパソコン仕事などもできなかった。
眼医者には出社前の午前中に行こうと考えていたこともあったが、
今日のように後半休で行ったのが正解だった。
とにかく眩しいので、瞼を半分閉じて、薄目の状態で歩く。
死ぬとこのように瞳孔が開くと言うが、
そこで「光り輝く天使が目の前に舞い降りた」みたいな臨死体験があるとしたら、
きっとこういう状態から来る誤認なんだろうと思った。

家に帰っても目が使えないのでやることがなく、テレビをつけたが見入る気にもならず、
昨日梅雨入りしたくせになぜか今日は灼けるように容赦ない晴天で、
特にこの時間帯の西日の照りつけはひどく、早く日が暮れてしまえと願った。