「買ってはいけない」商品録

買ってしまって大失敗、「なんなの？これ！」という怒り心頭の商品をリストアップ。
自分の身に実際に起きたことなので、一切の抗議も反論も聞き入れない。

「靴のチヨダ」の革靴
「MARBLE ARCH」なる商標の革靴。おそらくはチヨダのＰＢ的な商品と思われる。
酷使したわけでも、年数が経過したわけでもないのに（まだピカピカだった）、
ある日突然、パックリと靴底がはがれた。
出先で起きたので難渋した。ガムテープでくっつけあわせてなんとかしのいだが、二度としたくない体験。
はがれた瞬間の歩き方や歩く場所によっては、転倒して事故につながったかも知れない。
いくらで買ったかは覚えていないが、2,3千円なんてことはなかったはず。
いや、たとえ激安だろうと許せない欠陥。信頼度ゼロ。

アオキの形態安定Ｙシャツ
襟のタグに目立つ字で「超形態安定」と書いてあるのだ。
そのセンスからしてすぐにダメだと気づくべきだった。
“超”とまで名乗っているくせに、全然形態安定じゃない。柔軟剤を使って洗濯しても無残なシワがついた。
値段が安いのなら「安かろう悪かろう」で諦めるが、いい値段だった。看板倒れも甚だしい商品。

キューピー「あえるパスタソース」バジル
茹でたパスタに混ぜた途端、その温かさが相俟ってか、猛烈な腐敗臭がたちのぼった。
あまりの臭さに、普段食事を残すことの全くない僕が、ごそっとゴミ箱に皿をあけてしまったくらい。
商品説明には「にんにくとチーズでコクを加えた、香り豊かなソースです」と。
にんにくもチーズも嫌いじゃない。その独特な匂いだってもちろん心得ている。
でもあれは明らかに「香り」ではなく「臭い」だ。
本来は爽やかなはずのバジルまで嫌いになってしまいそうなトラウマ商品。

双日の缶詰「SunCrest」みかん
種はボロボロ出てくるわ、固くなった薄皮は出てくるわ。口の中で怖々より分けながら食べなきゃならない。
双日はこのブランド名で、缶詰のほか、ジャム、調味料、乾麺、ティーバッグなども展開しているようだが、
その品質も推して知るべし。

ソニー製品全般
都市伝説には全く興味がないが、「ソニータイマー」の存在は信じなくもない。
ウォークマン、コンポ、デジカメ、パソコン…みんな、ある日突然、
「寿命」と呼ぶには早すぎる若さで、原因不明の死を遂げた。
その絶命の仕方には納得できなかったので、どれも買い替え時には別メーカーのものを選んだ。
ソニーは嫌いなメーカーではなかったので、今うちにある液晶テレビもＨＤＤレコーダーもソニー製だ。
いつタイマーが作動するやら…。

　　　　

「電気ドリルの夢」の真相

明け方、「家の壁が電気ドリルで穴を開けられている」という夢を見た。

ガガガガ…と、枕から頭にその振動が伝わってくるのだ。
荒っぽい手口の泥棒が実際にうちの壁にそんなことをしているんじゃないか、
起きて見に行かなきゃ…と思わせるくらい、切迫感のある夢だった。

目覚めて、やれやれ、物騒な夢だな…と思うも、はっとした。

もしかしたら、実際に「振動」が起きていたんじゃないか？歯ぎしりのために…。

こころなしか顎がピキッと痛い。
最近は歯の治療をしていることもあり、マウスピースを使わなくなって久しい。
使用を再開したほうがいいんだろうか…。

　　　　

高尾山～陣馬山

8:58　京王線、高尾山口駅。ゴールデンウィークも過ぎたから少しは人出も落ち着くかな…と思いきや、駅前は人がわんさか。うわあ…。すぐに歩き出す。

登山路はケーブルカーの乗り場前から始まる。どのコースで行こうかな…と思案するも、ケーブルカー山上駅や薬王院を通る“表”コースは人が多そうだなと思い、「稲荷山コース」を選ぶ。いくつかあるうちで一番山道らしいコース。

稲荷山コースも登り始めは人が多く、やれやれ、いちいち抜かしていくのも鬱陶しいな…と思うも、登るにつれ人は減っていった。美術館でもこういうことがよくある。入場してすぐの作品に人だかりができているものの、奥に進むうちにまばらになっていく、という。
9:59　高尾山頂（599m）。うっすら富士山が見えた。山頂広場も人が多い。写真を撮るだけで、すぐに歩き出す。

10:48　城山山頂（670m）。

売店でなめこ汁（250円）。高尾の山々の売店のなめこ汁は味噌仕立てのものと醤油仕立てのものがあるけど、僕が好みなのはこの醤油仕立て。おにぎりは、梅、ツナマヨ、そして一風変わった「カレーゆで卵」。カレー味のご飯にゆで卵が半分入っている。面白い商品を考える人もいるものだ。

小仏峠を過ぎたあたりの稜線沿いの登り道。東側、都心方面を望む。谷を中央本線や中央道が通っている。

11:41　景信山頂（727m）。歩いてきた高尾山（左）、城山（右）の峰を振り返る。

埼玉県方面。見てそれとわかるのは西武ドームの白い屋根くらいかな。

尾根を伝う道の佇まいって好きだ。

新緑が綺麗。

雑木林がいい。

13:18　陣場山頂（857m）。北北東側、右肩がカクンとかしいでいるのでそれとすぐにわかる大岳山方面を望む。

明王峠までは来た道を戻り、そこから右に折れて相模湖へ下る道を行く。このルートを選ぶ人はあまりおらず、今日一番静かな山歩き。木の梢でツツドリが低く「ポポ…」と鳴く。ＵＦＯを呼ぶ合図の音があるとすれば、この鳴き声じゃないかと思う。

15:00　山の麓、町との境目にある與瀬神社。本殿からとても急な石段を下りてきた。

相模湖と町（旧相模湖町、現・相模原市緑区）が見える。今いるのは中央道を跨ぐ陸橋の上。車の走行音が激しく殺伐としており、のどかな山里の雰囲気はない。

15:18　相模湖畔へ。「湖へ行く」だけでレジャーたりえた時代の、ちょっと取り残された風情の湖畔の娯楽施設。

相模湖駅へ。駅前商店街には雰囲気の良いパン屋さんがあったのだが、閉店の貼り紙が。16:01発の電車が、どういうダイヤなのか、10分も前からホームに停まっている。東京まで直通する通勤型車両。10両編成なのに立ち客がたくさんいる混雑ぶりだった。


　　　　

五月病になる理由

実にすがすがしい陽気が続いている。
陽射しはまばゆく、風は爽やかで、新緑は煌き、小鳥は可愛らしくさえずる…。

最近思う。これこそが「五月病」の原因じゃないかって。

世界のあらゆるものが一年で一番美しく輝く時、振り返って見る自分自身に、
卑小さ、しがなさ、つまらなさをとりわけ際立ったものとして感じ取ってしまう。

世界のあらゆるものが瑞々しく、清新で、躍動的で、溌剌として、のびやかで、生気に溢れているのに、
自分自身がその勢いに「乗り切れていない」ことへの焦り…。

そんな「五月病」を克服する、あるいはせめて「やり過ごす」ためにはどうしたらいいか。

自然の中に身を置くことだろうな。
家の中、オフィスの中、街の中の「人工物」に囲まれていてはダメだ。

山へ、海へ。それが難しければ、公園へ、庭へ身を投じて。
それさえも難しければ、せめて鉢植えの植物と対峙して。

５月は野外で思いっきり活動して生命力のほとばしりに身を任せ、
梅雨に入ったら、来たる猛暑の季節に備えて、屋根の陰で休息する…。

自然の摂理には逆らっちゃいけないね。

風呂掃除

帰宅するとすぐに風呂へ。これはいつもの習慣。

浴室の天井におさまっている換気扇に埃が見えるのが気になっていたので、フィルターをはずす。
恥ずかしながら、今の家に新築で入居して６年半、初めてこれをはずしたよ。
埃がまるでフィルターの「生地」であるかのようにびっしりと分厚く付着していた。
シャワーで洗い流したら、塊がこそげ落ちるようにボロボロと剥がれた。古い歯ブラシで念入りに洗う。

そのままその古歯ブラシやたわしを使い、浴槽・ドア・壁の接合部のコーキング部分や、
床（プラスチック？製。ＴＯＴＯではないので「カラリ床」ではないけどその類の床）を磨く。
コーキング部分にはスプレー式のカビキラーを、床には重曹の粉を撒いてみるが、
カビ落ち、汚れ落ちはさほど劇的ではない。何かいい洗剤や掃除法はないものか。今後研究しよう。

シャワーで水を流しながら、カウンターの小物受けや、水栓のレバー類、洗面器・椅子、排水口も磨く。
鏡やパイプ類、シャワーヘッド、電球の傘、窓枠などを雑巾で拭き上げる。

やりはじめたら１時間くらいやってしまった。
ジャロジー窓を開けて全裸でやっていても寒くないのは、いい季節だけど。

まだ週が初まったばかりの月曜だというのに、何に突っ走っているんだか…