tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

シャンプー考

2013-05-27 23:43:41 | 雑感
シャンプーが切れた。

何年か前に詰め替え用のパックを相当買い溜めしたことがあって、
それがまだ残っているだろうと思い込んでいたが、全部なくなっていた。

新しいのを買いに行く。

買い溜めしていたのはクラシエの「シルク」で、安いと1パック128円とかだった気がする。
安いだけじゃなくて、自分の髪質にも合っていたように思う。

今日回った何軒かのドラッグストアには「シルク」は置いていなかった。
「エッセンシャル ダメージケア」にする。299円。
「ダメージケア」という言葉に弱い。なんとなくダメージを受けているような気がするから。

エッセンシャルは僕が一人暮らしを始めた時に最初に買ったシャンプーで、
なぜ覚えているかと言えば、それから9年間、その容器に中身だけ詰め替え続けたからだ。
(中身はその時でいろいろ変わった)。オレンジ色のボトルだった。
今の家に越す時に、「いかにも商品パッケージ」っぽいのを風呂に置くのはやめにし、
無印良品で透明なボトルを買ったので、以後はそれに詰め替えている。

パッケージから搾り出す。搾り出してもそれだけじゃまだ捨てない。
ハサミで口を大きく開けて、手を直接突っ込むと、1回分は優に取れる。2回目も行けるかも。

洗ってみると、パッケージの謳い文句通り、すすぐ時に「きしみ」が少ないようだ。

自分の髪質・頭皮質に本当に合っているシャンプーってどれなんだろうか?
自分の髪を何本かサンプルとして郵送すると、それを検査して、
市販のどの商品が合っているのかをアドバイスしてくれる、そんなサービスができないものだろうか。
どのシャンプーメーカーにも偏らない、中立の機関で。
ツバキ、アジエンス、ラックス、h&s、ヴィダルサスーン、パンテーン、セグレタ、モッズヘア、
ダヴ、メリット、植物物語、いち髪、ナイーブ、スーパーマイルド…なんやら、かんやら。
店頭には商品がいろいろありすぎて選べないのだ。

本当にいいと思えるものならある程度お金を出してもいい。でもそれが何なのかがわからない。
もう安さ安さばかりで突っ走る年でもないしなあ…とは思っているのだ。

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日本民家園

2013-05-26 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
12:43 小田急・向ヶ丘遊園駅から歩いて10分ほど。川崎市立日本民家園へやってきた。テレビ番組(『ビフォーアフター』とか『建もの探訪』とか)で見たり、町を歩いていて見たり、家をいろいろ見る中で、自分が好きなのは和風建築ではないかと思った。和風建築ばかり集まっているここは、きっと面白いはずだ。

まず最初の家、川崎市中原区にあったという明治時代後期の建物。造作といい、色調といい、この落ち着きがいいんだよな。

園内の家には靴を脱いで上がれる家と上がれない家があるが、この家には上がれる。畳の部屋には、靴を脱いで上がれることの喜びがある。素足だったらなお気持ちいいだろうね。床脇、床の間、書院、欄間、そして縁側…いいなあ。

長野県伊那の薬屋だった家。屋根は石置きの板葺き。どの家もそうだが、この園に「保存」されているとは言っても、日々風雨に晒され続けていることに変わりはなく、維持は大変だろうなと思う。

長野県千曲川沿いの名主の家。ゆとりのある前庭がいい。家によっては、縁側にスクリーンを垂らし、庭を客席にして、映画の上映会をしたという。木々や花々があれこれ植え付けられた庭もいいが、多目的に使える「無地」の庭もいい。

屋根の際を下から眺める。機械が生む「直線」ではない、人の手が作り上げる「真っ直ぐ」が美しい。

1階がそば屋になっている飛騨白川郷の合掌造りの家の2階から。見えるのは越中五箇山の合掌造りの家。緑に囲まれたこういう美しい里に暮らしたい…感傷が過ぎるか。

14:32 神奈川県秦野の民家。古民家の室内は総じて暗い。まさに『徒然草』の「家の作りやうは夏をむねとすべし」で、陽が入らずに涼しくはあるが(入ってきた見学者はみな口々に「涼しいねえー」と安堵の嘆声をもらす)、真っ暗なのもいただけない。昔の人は仕事といえば屋外の野良仕事がほとんどだったろうから、人のいない日中の家の中が暗いのは問題ではなかったのかも知れない。かわりに「半分屋内・半分屋外」で、陽射しを避けながらも明るい縁側がある。歩き疲れたので上がって座り込む。家々の中には、虫除けのためか、囲炉裏で薪をくべている家もある。煙の匂いが鼻をくすぐると、「キャンプファイヤーだ」と思う。何か具体的に覚えているキャンプファイヤーの思い出があるわけじゃないんだけど、記憶というより感覚に刻まれている。

色合い、素材…自然に溶け込んでいて美しい家。

川崎市の多摩川の渡し場にあった船頭小屋。船頭が客待ち・休憩・川の見張りに使ったという。この裏側には窓が開いており、外の様子は常に窺えるようになっている。決して「サボり小屋」ではないのだ。四隅の柱には輪っかがついていて、大水の時はその穴に丸太を通して担いで移動させたという。軽快だなあ。

15:42 一通り見終わって、一番気に入ったのは…最初に見たこの家。自分は和風建築が好きなのかも知れないという漠然とした思いで今日ここに来たけど、もっと具体的には「畳の間」と「縁側」が好きなのだとわかった。和風建築と言えども、厚い屋根の下の暗い土間や板の間には重苦しさを覚えた。障子や襖を開け放てばたちまち外と家中の空間が連続し、風が吹き抜ける。その軽やかさがいいのだ。

…というわけで、またこの家に上がり込む。畳に座る。だんだん夕方に近づいて、客もずいぶん減った。静かだ。

畳の間というのは、基本的に「何も置かない」部屋だ。その潔さが好きだ。そして、座ったり寝転んだりすれば、そこがたちまち「居場所」となる。その柔軟さ、包容力の高さも好きだ。椅子とテーブルの高さで暮らす洋間では、なかなかそうはいかない。

歩いた距離はさほどではなかったはずだけど、何かを見学しながら歩くのは、登山や散歩のように「歩くこと自体が目的」の歩きよりくたびれるようだ。美術館でも同じようにくたびれる。
16:11 それでも、帰りの駅へ直行してしまうのは惜しい。同じ生田緑地内にある枡形山へ。標高84m。頂上にはエレベーター付きの展望台がある。

展望台からの眺め。新宿方面。スカイツリーやランドマークタワーも見えた。

木立の中を通じる山稜の道を行き、階段を下る。家の近くにこんな散歩コースがあったらいいね。

17:07 向ヶ丘遊園のダイエーで「まるごとバナナ」とミルクティーを買い、座って食べるなら…と登戸の多摩川河川敷までやってきた。

背後に気配を感じて振り返ったら、猫がいたよ。物を食べてる人を目ざとく見つけて寄ってくるんだな。でも、生クリームいっぱいの「まるごとバナナ」なんて、食べないだろ?

そうこうしているうちにもう1匹近寄ってきた。僕の尻に触れそうなくらいすぐ後ろにいるくせに、振り向けばしらーっとそっぽを向くんだよね。2匹とも。それがいかにも「猫の距離感」。

「まるごとバナナ」を食べたら元気になった。もう少し歩いてみる。津久井道/世田谷通りの多摩水道橋を渡る。並行する小田急の下り電車は渋滞しているようで、川の上で止まりそうなほどゆっくり徐行する。

17:40 狛江の泉龍寺。鐘楼と本堂。

寺の森は狛江駅前まで続いている。柵で近づけなかったが、池もあるようだ。駅前なのによくぞ開発を逃れたなあ。

18:00 さらに喜多見駅まで歩き、帰途の電車に乗る。
和風建築はやっぱり良かった。民家もいいが、今度は武家屋敷も見に行きたい。庭園のある寺院なんかもね。


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本日できたこと

2013-05-25 23:56:59 | 今日の出来事
本日できたこと。今朝決めたことの振り返り。

・シマトネリコ、ブルーベリー、ユッカの植え替え=済み
昼前、室内の掃除を終えてから、夕方までの半日仕事となってしまった。
シマトネリコはだいぶ弱ってきており、葉や枝がぼろぼろと落ちてしまい、
ひょろひょろとした頼りない姿になってしまっていた。
鉢から引き抜くと、根っこが鉢全体に回っている。やはり相当窮屈だったんだな。
伸びた根っこを少し切って、広い所に植え替える。
空いたその鉢に、買ってきてあったブルーベリーを2株植えた。
ラビットアイ系の「ブライトブルー」と「フェスティバル」。
このシーズンは無理だろうけど、いずれ実の収穫が楽しみ。紅葉も美しいらしいし。
ユッカも鉢から引き抜くと、根っこが鉢全体に回っていた。植え替える。
葉の成長が良すぎて「頭が重い」状態で、新しい大き目の鉢でもバランスが取れず、倒れそうになる。
今後の取り扱いには注意が必要。

・家中に掃除機をかける=済み
リビングのセンターラグを丸めて撤収する。これからの季節は敷かない方がすっきりしている。

・こたつ撤収(薄掛けとは言えまだ布団を掛けた状態で出しているのです)=済み
布団はベランダで干す。もう1回くらい干してからロフトにしまう予定。
こたつ自体は座卓として使用。ゴザのマットを敷こう。夏らしくなる。

・衣替え時期の到来を踏まえ、着なくなって捨てる衣類を選び出す=済み
捨てると決めたのは上着1着だけだったけど。少しよれ気味のTシャツをどうするかだな。
部屋着と割り切ってまだ残しておくか、ちゃんとしたのは他にあるので思い切って捨てちゃうか。

・新聞読む=半分済み
昨日の夕刊と今朝の朝刊は読めたが、土曜版と今日の夕刊は読めなかった。明日に持ち越し。

・録画の映画1本、情報系番組1本は最低見る(ハードディスクがいっぱいになってしまう)=済み
映画1本とその他の番組を3本消化。情報系番組は1.5倍速で見るがよし。
なぜか「ビフォーアフター」が土曜の午後にやっていた。
その上で、明日日曜のいつもの時間にその続編をやるらしい。おかしな編成だね。

・篠田節子『ブラックボックス』4分の1ほどの読み残しを読了=未了
読めず。活字は新聞で手いっぱいだった。

植物の植え替えの際に普段使わぬ筋肉を使ったのか、
腰・膝(かがむ姿勢が多かった)、胸(ふるいを揺すって土をよりわけた。腕じゃなくて胸に来た)が痛い。
土をいじったため、手からも瑞々しさが抜かれてしまった。
やわな体だな…。普段からいろいろ使って鍛えないと。

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本日すべきことリスト(夜に検証予定)

2013-05-25 09:30:38 | 今日の出来事
本日すべきことリスト。

・シマトネリコ、ブルーベリー、ユッカの植え替え
・家中に掃除機をかける
・こたつ撤収(薄掛けとは言えまだ布団を掛けた状態で出しているのです)
・衣替え時期の到来を踏まえ、着なくなって捨てる衣類を選び出す
・新聞読む
・録画の映画1本、情報系番組1本は最低見る(ハードディスクがいっぱいになってしまう)
・篠田節子『ブラックボックス』4分の1ほどの読み残しを読了

どれだけ達成できたか、夜に検証予定。

本日は曇天につき、「山へ行けば良かった」「散歩に行けば良かった」と
悔やむ必要がないので、ほっとしており。

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世の中には2つのタイプの人間がいる

2013-05-24 14:31:55 | 今日の出来事
「世の中には2つのタイプの人間がいる」
…と言って、その後にはいろいろな例が挙げられるだろうけど、僕が思うのはこれ。

「歩いていて『道を訊かれる人』と『訊かれない人』だ」

月に1回は道を訊かれている気がする。
今月もすでに1回、六本木で外国人に「ギリシャ大使館はどこですか?」と訊かれた。
これは知らなかったので「すみません、知らないです」と答えたけど、
初めて訪れる旅先で道を訊かれて、偶然知っていて答えられちゃうような時もある。

今日もランチの帰り道に訊かれた。「この辺に『××』というところはありますか?」。

「××」は知らなかったが、その人が手にしていた簡略な案内図を見せてもらって、
「この道の左側だと思うんですが」と答えた。

答えてはみたものの、間違っていたら嫌だなと思い、
今さら調べたところでどうにもならないと理解しつつも、
デスクに戻ってからその「××」を検索し、地図で場所を確認した。
「××」は結婚式場だった。教えた通りで間違っていなかった。
間違った道を教えて、「なんだあの人…」と言われてしまう
(言われてしまうのかなと想像してしまう)のは気持ちがよくない。

わかるときはなるべくわかりやすく答えたいと思う。
こういうことの「伝え方」で「地頭(じあたま)」の良し悪しって出ちゃうものだと思うから。

一方で、自分は道に迷っても、あまり人に訊くことがないな…。
「人に話しかけるのが苦手」というより、「迷ったってなんとかなるはず」という、
自分の「方向感覚」というか「運」を過信しているようなところがあるのかも知れない。
本当に切迫した状況なら訊きまくるかも知れないけど。

それにしてもいい天気、いい陽気だなあ…仕事してる場合じゃないよね。

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