特捜最前線日記

特捜最前線について語ります。
ネタバレを含んでいますので、ご注意ください。

DVD Vol.5ラインナップ決定!

2007年11月22日 22時37分41秒 | Weblog
来年4月に発売されるDVD-BOX・Vol.5に収録されるエピソードが決定しました。ファン投票によるベストエピソードのアンケート結果から、特命課の刑事一人ひとりの主役編をチョイスとのことでしたが、実際は16編中5編がランク外から選ばれています。個人的にはあのランキング結果には納得していないので、その点では埋もれた名作にもスポットが当たってよかったのではないかと思います。

《特命課主役編》
第2話「故郷へ愛をこめて」脚本:今村文人、監督:村山新治(ランキング99位)
・・・高杉刑事のキャラクターを決定づけた感のある一本。寺田農に織田あきらなど、Gメンを思わせるゲスト陣といい、現在ファミリー劇場で放送中の時期とはかなりテイストが違っていた記憶があります。

《橘刑事主役編》
第53話「背番号のない刑事!」脚本:塙五郎、監督:村山新治(55位)
・・・橘登場編。ストーリー的には余り印象に残ってません。

《高杉刑事主役編》
第63話「痴漢・女子大生被害レポート!」脚本:八幡史郎、監督:村山新治(ランク外)
・・・見逃したのか、ちょっと印象に残ってません。個人的には、高杉主役編として第58話「緊急手配・悪女からのリクエスト!」や第84話「記憶のない毒殺魔!」をもう一度観たいです。

《津上刑事主役編》
第90話「ジングルベルと銃声の街!」脚本:長坂秀佳、監督:佐藤肇(ランク外)
・・・個人的には大好きなエピソード。クリスティを彷彿とさせる大仕掛けだけでなく、善意ゆえの犯罪を、善意をもって暴いていく津上の覚悟がしっかり描かれていて見事でした。それゆえ、救いのない話にもかかわらず爽やかな印象が残っています。ラストの津上のドラム演奏シーンも懐かしく思い出されます。

《吉野刑事主役編》
第91話「交番ジャック・4人だけの忘年会!」脚本:大野武雄、監督:村山三男(ランク外)
・・・これもまた印象深いエピソード。何の罪もない青年があれよあれよという間に凶悪な立て篭もり犯へと転げ落ちていくのを見て、唖然とした覚えがあります。第246話「魔の職務質問」と並び、警官嫌いを増幅されてくれる一本でした。余り目立たなかった初期の婦人警官、玉井さんにスポットが当たってるのも、貴重です。

《高杉婦警主役編》
第124話「顔切り魔・墓場からきた女!」脚本:藤井邦夫、監督:長谷部安春(88位)
・・・夏場恒例の幹子メインの怪談話からセレクト。記憶に残っていませんが、長谷部安春が監督というのも大きなトピックス(特捜では2本のみ)。

《滝刑事主役編》
第143話「殺人伝言板・それぞれのクリスマス!」脚本:塙五郎、監督:田中秀夫(ランク外)
・・・主役は一応滝ですが、各刑事のクリスマス風景にスポットを当てた「ちょっと良い話集」的なエピソードです。

《紅林刑事主役編》
第210話「特命ヘリ102 応答せず!」脚本:長坂秀佳、監督:村山新治(60位)
・・・詳細はブログのレビュー(姉妹版のほう)を参照。山本昌平の悪役振りが最高。

《船村刑事主役編》
第230話「ストリップスキャンダル!」脚本:長坂秀佳、監督:野田幸男(45位)
・・・同じく姉妹版ブログを参照。おやっさんを語る上で外せない一本。

《叶刑事主役編》
第264話「白い手袋をした通り魔!」脚本:長坂秀佳、監督:天野利彦(70位)
・・・当ブログにレビューあり。西田健の魅力が爆発。

《桜井刑事主役編》
第318話「不発弾の身代金!」脚本:長坂秀佳、監督:藤井邦夫(95位)
・・・同じく西田健の魅力が炸裂。とはいえ、さすがに2本連続で西田健を取り上げるのはどうかと思います。

《特命課主役編》
第320話「特命ヘリ緊急発進!」脚本:長坂秀佳、監督:辻理(99位)
・・・個人的には特捜らしくないと思いますが、見応えはあります。

《蒲生警視主役編》
第345話「新春 窓際警視の子守歌!」脚本:長坂秀佳、監督:天野利彦(64位)
第346話「新春Ⅱ 窓際警視の大逆転!」(68位)
・・・最近見た話ですが、まず及第点かと。蒲生主役編としては、第269話「窓際警視・投げ込み魔を追う!」がお勧め。

《神代警視正主役編》
第397話「銃弾・神代課長撃たれる!」脚本:長坂秀佳、監督:辻理(84位)
・・・未視聴なのですが、397話~400話の的場登場編は、まとめて収録したほうが良かったのでは?(399話はVol.3に収録、他2編は未収録)

《叶刑事・犬養刑事主役編》
第490話「青い殺意・優しい放火魔!」脚本:宮下隼一、監督:天野利彦(ランク外)
・・・未視聴。時間帯変更後からはこれ一本のみがセレクト。

気が付けば過半数(9本)が長坂脚本。個人的には長坂氏の脚本は好きな方ですが、決して長坂=特捜ではないので、もっと他の脚本家陣(竹山洋氏や佐藤五月氏、阿井文瓶氏など)のエピソードを収録してもよかったのでは?まあ、それはVol.6以降(あるのか?)の楽しみとしましょう。

1 コメント

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Unknown (特捜大好き)
2021-12-10 04:29:02
私としては大好きな橘警部登場編、津上刑事や内田善郎さんの活躍する人情味のある爽やかな話が収録されていてお薦めなBOXです。
悪党をみんなで退治すれば怖くない、スカッとする話です。悪党は私刑でいいんです。(^-^)
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