ある日の夕方。
その日、早く仕事を終えた私は、陽もまだ沈みきらないうちから仲間と共に居酒屋に繰り出した。
明るいうちから酒を飲むなんて、堕落した人間のように思われやすいけど、私にとっては年に何度も味わえない贅沢。
いつ鳴るかわからない携帯電話をテーブルの傍らに立て、とある居酒屋の席に腰を落ち着けた。
そして、手始めの生ビールを何杯か飲み進めていた。
そんな私のところへ、会社から一通のメール。
〝孤独死・腐乱現場の処理について問い合わせが入ったので、依頼者に連絡を入れよ〟との、無情な内容。
続きはこちら
その日、早く仕事を終えた私は、陽もまだ沈みきらないうちから仲間と共に居酒屋に繰り出した。
明るいうちから酒を飲むなんて、堕落した人間のように思われやすいけど、私にとっては年に何度も味わえない贅沢。
いつ鳴るかわからない携帯電話をテーブルの傍らに立て、とある居酒屋の席に腰を落ち着けた。
そして、手始めの生ビールを何杯か飲み進めていた。
そんな私のところへ、会社から一通のメール。
〝孤独死・腐乱現場の処理について問い合わせが入ったので、依頼者に連絡を入れよ〟との、無情な内容。
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いいな~
隊長の特掃は読者の心の掃除にもなってるようですね。
私の父親も胃癌だったんです。
それはそれは壮絶な最期でした・・・30キロ台まで体重がおちて、でも腹水がたまっているので、お腹は臨月の妊婦さんのよう・・・
その上、癌て絶えられないほどの痛みが伴うんでうよねー。きっと、お友達の方も苦しんだと思われます・・
父はヒロシマで被爆しているので、フツーのヒトよりも私は癌にかかりやすくなっていると思うので、いや~なカンジなんですが。
月並みな言葉しか、出てこないんですがお友達の分までしっかりとゆっくりと生きていってくださいねー。
残念~。
そして、なんだか尻切れトンボな文体になってしまったことをお詫び申し上げますm(__)m
肯定も否定も出来ないと言う不謹慎な発言、大反省して撤回します。私自身は否定派です。
自分はもう自殺は取りやめたけれど、親友の自殺行為も引き留めたかったけれど、あれはあれで精一杯生きてくれた揚げ句の死期だったと思いたいが故の発言でした。が、こういうところで言ってしまうのは軽率でした。まるで色んな激しい自殺を認めているようで。
親友は、伴侶の死のショックで酒煙草に浸り末期癌となり、かなり苦しみ抜いて死んだ人でした。一発で死ぬ自殺と違い、自殺行為の結果の病死でした。本人は癌と解った途端生きる気になりましたが時既に遅し、でした
肯定してはだめ。
否定してくださぃ・・・。
私も、学生であった頃の友人が、飛び降り自殺しています。
今って、簡単に人生リセットできるみたいに自殺してゆくけど、死ぬことも生きてゆくことも簡単ではないと思う。
私もあなたも、ブログを読んでいる人達も抱えているものは違うし、大きさも違うけどみんな頑張ってるって思うと、頑張れちゃうから!^^
今日も見えるゴミや見えないホコリと闘っています。
この程度なら、特掃隊長さんなら独りで数時間で完了してしまいそうだなぁと想像しながら‥。
悲しい思い出達と向き合いながら取り組むのがいけないのか、半日頑張っては数日休み、また思い立って続きをやります。
でも、毬絵さんを始めとする特掃隊の戦友の皆様がが励ましてくださったりしてだいぶ支えになり、御蔭様で休みは数日で済んで作業再開できます。本当に有難うございます。
親友の死を機に時を止めていたゴミ屋敷は、少しずつ引越し当時の新居の面影を取り戻してまいりました‥
親友は自殺行為の結果、想定の範囲内で亡くなった人でした。
自殺は身内や親しい人物の日常の時を止め、悪夢のように長い長い苦しみの時を強引に与えます。
私はそれでも尚、私もまた後を追おうとしていました。
自殺は暴力でもあり不可抗力でもあり、私には肯定も否定も出来ません‥
コメント拝読していて何だか涙が出そうでした。
理由は言葉では表せない気がします。
大変な作業をする為の手段を考えること、思い立つ
こと、流れる汗、お会いしたことのない誰かを思い
浮かべること、頑張ること、
どれもが「生きてる」証ですね。
私の自室も埃や衣替え(夏)の途中のままのダンボール
片付けられず積み重なった物等で汚部屋です。私は
愛読者さまのように偉くなく、真逆の蟻さん方式で
一日の調子の良い時間に少ーしずつやっています。
上手く表現できないのですが・・・心に青空がみえた
ような瞬間「よし!」と呟いていることがあって。
愛読者さまのコメントを拝読していたら同じ青空が
みえた気が、したのです。
隊長さんのブログに救われた愛読者さまのコメントに
救われている私がいます。
(やはり今一番救ってくださっているのは隊長さんの
記事なのですが)
初めてお話掛けるのにこんな長文になってしまった
ことお許しください。そして、ありがとうございます
※隊長さんへ
隊長さんのブログで長文を書き連ねてしまって
ごめんなさい。本来自分の領域(ブログ)をつくり
そこで書くべきなのに;本当に失礼しました。
沢山の青空をありがとうございます。
していてもそう感じます。依頼者や遺族の方などへの
配慮や想いを察することを決して怠らずに。
それをしなくてもお仕事そのものは多分成り立つ
のではと、何もわからない者が失礼ながらですが
思います。
でも隊長さんはいつも相手の方の心情などを
気づかわれて。それもごく当たり前のように。
そのひとつひとつが有るのと無いのでは弱った
当事者の方達の心がどれだけ違ってくるのかきっと
よくおわかりのうえなのかなと思います。
私は精神疾患などにより10台の頃から6年程
自殺願望と共に生きていますが、それを知る母は
私の症状が重くなると夜はリビングの硬い床に薄い
布団をしいて寝ます。私が死ぬために外に出れない
ようにです。
幼稚だった以前の自分はそんな母の行動に逃げ道を
閉ざされているという感情ばかり先立ち苛だちを
ぶつけていましたが、今はリビングで眠る母を見ると
「死ねない」と思います。
故人の方も想像を絶するような様々な葛藤がきっと
あり・・・。こういう選択をとられましたが
安らかに眠られることを祈るばかりです。
遺された女性はこれから沢山の感情と向き合い
ときに闘わなくてはならないかと思います。
でも悲しみ苦しみは奥に学びという輝く星を持っても
いる、いつかその星が女性の心に輝くことを祈ります
自分語り、長文失礼致しました。
次は最後まで美味しいお酒が飲めますよう・・・。
焦らずに一歩一歩、自分のペースで歩みを進めていってください。
汚れた畳は、特掃というより、畳店に張替えを頼むのがいいかと思いますよ。
絶対に、もぅだいじょ-ぶですょ^^
あとは浮上していくのみです。
わたしも、早くそうなりたいんだけど足もとには
なにか重りのよーなものが、絡み付いていてなかなか這い上がれません・・・。
なんとか、がんばっておりますが・・。
後ろだけは振り向かないつもりで。
私はお金の無心ばかりしてくる実家と連絡とりたくなくて、金銭のやりとり以外は、疎遠なのですが、年老いてきた母に『せっかくファミリー割引で無料通話できるんだから、たくさん電話してね』といいました。
母は喜んでくれ、『電話してもいいの?いつもごめんね、ありがとう』
と言ってくれました。
恥ずかしながら今まで、老人の孤独死、夫婦心中という事を明日は我が身というようには考えもしなかったのです。
隊長のブログを読んで初めて両親の身を案じました。
同じ内容のニュースがテレビで流れても、『うちの家には関係ない話』と思っていたけど、隊長のブログは私に『考えたほうがいい』と思わせてくれました。
今回のブログとは違う内容の感想になってしまいましたが、このブログに出会えてよかったです。
隊長、これからもお仕事頑張ってください!
そしてできればブログも続けていただけると嬉しいです。
今日もまた我がゴミ屋敷の片付け頑張ってました。
今日は凄惨なことになっていたキッチンのシンクが蘇りました(笑
長い間電源も入れてなかった食器洗い機が今日は2回も稼働しています‥
中身ごと腐って泡立っていたヤカンも熱湯消毒して、かつて大好きだったハーブティーを作っているところです‥
各々の汚部屋も畳を見せ、かつて張り替えたばかりだったフローリングも姿を現しました‥
マメに洗って切り開いて集めてあった牛乳パックも、丁寧に梱包した姿で奥のほうから姿を現しました。8ヶ月前、親友が亡くなった日の前後の日付を最後に、何もかもストップしていたようでした。
もう死ぬことも、生ける屍と化すことも、辞めようと思います‥
しかし、先日発見した畳の腐敗痕だけはどうにもならないまま。
これはやはり本当に特掃隊長に頼むべきだろうかと思案しています。
元は果物だった物の痕なので床までイッてはないと思いますが‥。見た目が恥ずかしくて。
お願いがあるのですが、特殊清掃のブログを是非、私のホテルでお客様に紹介したいのですが、よろしいでしょうか。
お返事頂けませんでしょうか。
私も、精神的にかなり深いところに彷徨っていた時期があったので・・・。
今は、生かされている間は生きていようとおもってます。
(希望は若干、短めで。^^)
実は、特掃隊長に本当に頼もうと思っていました。
私の家は、私の鬱時期に溜め込んだゴミで胸の高さまで積載されたゴミ屋敷でした(T-T)‥‥さっきまで。
この特掃隊長の愛読者として、全編読み終えてもう一度最初から読んでいるところです。
行き詰まった自分を、自殺から救ってくれたのがこのブログでした。
自殺を辞めたは良いけれど、このゴミ屋敷をどうするか‥
困ったなぁ、と思いながらも、何処から手を着けたら良いか解らず、悶々と一日中このブログを読み耽っていました。
ブログに出て来るゴミ屋敷の数々。
特掃隊長は、一日で片付けてしまうんですね。
死後全部捨てられる話を沢山読んでいたら‥、
「そっか!まだ使えるものも含めて捨てちゃえば良いんだ!」
と思い立ちました。
さっき、丈夫そうなゴミ袋を買い、汗だくで無心にゴミ出し。
汚い物も沢山ありました。
汚い物も、流れる汗も、無心も、特掃隊長になったつもりで嬉々として片付け片付け。
ホンモノの特掃を16年間も日々行う特掃隊長から比べたら、どんなに悲しいゴミ屋敷でも可愛いもんだな、と思いながら、お会いしたことのない特掃隊長を思い浮かべながら頑張りました。
満杯のゴミ袋15袋を出し終えたところで、やっと家の畳が見えてまいりました。
2箇所ほど素人の手に負えない腐りかたをした畳があります‥
もしかしたら、あらかた片付けたら本当に特掃隊長にお仕事をお願いするかも知れません‥
ブログを読んで自殺を辞めた自分。
前に進めなかった悲しい過去を片付けて、新しく生き直したい。
特掃隊長のブログに、新しく生き直す勇気を貰って、今、本当に心から感謝しています。
今日はいろいろあって気持ちが荒んでたのですが、自分も温かい気持ちになれました。
隊長の仕事は、特殊清掃というより人助けですね。
仕事とは、無情なものでもあるんですよね。