せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

トノサマバッタ、コシアキトンボ、モンキチョウ

2011-07-30 | 日記
トノサマバッタ

トノサマバッタを見るといつも思い出すことがある。以前テレビでトノサマバッタやイナゴでは個体数密度が高いまま世代交代を重ねると、相変異を起こし翅の長い長翅型に変化して長距離飛行できるようになることを紹介した。生物の隠された思いもよらない能力が存在することを知って、もしかしたら人間にも環境が大きく変わったときに全く異なった表現型に変わる能力があるかもしれないと空想した。何億年もかかって進化してきたその遺伝子のなかに普段は使われないがある条件のもとだけで発現するものがあるかもしれない。


コシアキトンボ(雌)

子供のころからコシアキトンボはシオカラトンボに比べると何となく価値がある感じがしていた。雄は腰の色は真っ白だけれども雌は黄色い。後翅の基部は黒い。その形の美しさだけではなく捕まえることの難しさが子供にとっては貴重さを増していた。確かにすばしっこくて飛ぶのも速い。藪を分け進んでいると目の前に雌のコシアキトンボが止まっていた。やはり雄のほうが腰の白さは際立っているがなかなか写真には撮れない。


モンキチョウ

ヒメジョオンの蜜を吸うモンキチョウ。ありふれたチョウの一つではあるけれどもじっくり見たこともない。透けて見える翅の文様がその美しさを予感させる。

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