せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

花火

2013-08-08 | 日記
先週、近くの野球スタジアムではロッテ、日本ハム戦が行われて人気の大谷選手が投げるというので多くの人が集まった。この日ホテルの24階で催された講演会に参加していたおかげで5回の裏のあとに打ち上げられる花火をちょうど眼下に見ることができた。普通は見上げるものなのに斜め下に見下ろす花火は少し感じが違う。先週末は各地で花火大会が行われたらしく職場近くでも遠くに上がる花火を見ることができた。爆発して1、2秒で夜の星屑に消えてしまう花火。その瞬間の美を見逃さないように残像を脳裏に焼き付ける。次から次に繰り出される様々な種類の花火は花火職人にとってはこの一年間の集大成。見る者にとってその花火の閃光は一瞬の大きく美しい、しかし二度と戻ってこない若い日々の輝きそのもの。たくさんのそれぞれの個性ある花火のあとに、ありったけの花火が一斉に連続射撃のようにこれでもかというほど打ち上げられて幕を閉じた。白い煙が上がるとあとは何も残らず暗い夜空だけが静かにそこにあった。永遠にあるのは闇であって輝くものは一瞬でしかないと語っているようだった。































宇宙空間で起こる超新星爆発や銀河や星雲を連想させる数々の花火たち。

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