せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

バンクシア

2014-01-23 | 日記
先週末は会合に出席。ついでに温室見学。外は冷たい風が吹きまくっている。温室にはいるとインドボダイジュ横の沙羅双樹の木が目に入り、女子スキージャンプの高梨沙羅を連想した。高梨沙羅17歳は先日17勝目を上げて日本人男女通じての歴代最多勝利記録保持者となった。背か高く体重が重いほうが有利な競技であんなに小さな子が優勝するなんて。こうなったらオリンピックでもやってほしい。


バンクシア・エリキフォリア

ヤマモガシ科バンクシア属の常緑低木で、学名Banksia ericifolia、英名Heath-leaved banksia。温室の外に植栽されていた。ヤマモガシ科とは驚き。


マツの木とマツボックリかと思った。葉はスギのように線状。コーン状に見える橙色のものは花だろう。周りをさわると線状のワイヤーでできたオブジェのようで割と堅い。


ヤマモガシ科と名札には書いてあるがヤマモガシを見たことがないのでその花の構造もよくわからない。オーストラリア南東部に分布している植物らしい。


長い円筒形のブラシのような穂状花序。これはその上部の部分。花は雌しべの柱頭と花柱が毛の生えた花被で覆われていてるようだ。


別の花序の上部。これは少し花が成熟してきている感じ。多分、針金状の雌しべの花柱が伸びて花被から飛び出しヘアピン状になり、その後花柱がさらに伸びて花被の帽子から飛び出していくのだと思われる。


これ古い果実だろう。山火事によって刺激を受けたときにのみ裂けて種子が飛び出る仕組みになっているという。



バンクシア・インテグリフォリア

バンクシア・エリキフォリアの隣に植栽されていた。円筒形の花序をだし淡黄色の花。名札が見当たらないがネット検索してバンクシア・インテグリフォリアに到達。オーストラリアの東部に分布しヤマモガシ科バンクシア属の常緑小高木で、学名は Banksia integrifolia、英名は Coastal banksia, Coast banksia。


葉はトベラのように枝の先端に集まるので輪生のように見える。


倒披針形の葉は革質で表面は濃緑色、下面には白色の綿毛があるらしい。

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