せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ハナツルソウ、ヒイラギモチ、ムベ

2010-11-23 | 日記
最近、大学近くの県立公園に足を運んでいない。この前少しの時間を見つけて出かけたところ、ハナツルソウ、ヒイラギモチ、ムベなどが目にとまった。


ハマミズナ科ハナツルソウ

塀に垂れさがるように広がっているのは多肉植物のハナツルソウ(花蔓草 Aptenia cordifolia)。


夏~秋にかけて、葉の下から、マツバギク(松葉菊)に似た赤い小花を咲かせる半耐寒性常緑多年草。


花径は約1.5cm くらい。とてもかわいい。


モチノキ科ヒイラギモチ

ハナツルソウのすぐ横に面白い葉の形をしたモチノキ科の植物が鉢植えにしてあった。葉は四角形状をした長楕円形、縁に針状の鋭い刺がある。革質で互生している。モチノキ科ヒイラギモチ。中国原産でチャイニーズ・ホーリーとも呼ばれる。雌雄異株。よく似たヒイラギはモクセイ科なので葉は対生。


アケビ科ムベ

垣根に絡んでいるのは常緑のツル植物のムベ。薄紫いろのボールかと思うような果実がいくつもぶら下がっている。

 
ミツバアケビやアケビの果実は熟すると割れて種子が散布されるが、ムベの果実は開かず閉じたまま。どんな味がするのかなあ。

 
天智天皇がある老人にムベの果実が健康のもとだと言われて食べてみた時に「むべなるかな(もっともなことだなあ)」と言ったらしい。ツルは右肩上がりでアケビやミツバアケビと同じ。ミツバアケビやアケビは落葉樹である点が大きな相違点。

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