せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

タラノキ

2010-02-25 | 日記
大きなとげを持つタラノキは林の中では要注意だ。何気なく握ったりしてしまうと痛い目にあう。
ふと浮かんだ痛い記憶がある。中学のころクラスメートと些細なことから喧嘩した。当時リウマチの具合が悪かった母には弁当を作ってもらえず昼食はずっと菓子パンを買っていた。喧嘩相手はこの昼のパンを握りつぶして食えなくしてしまったのだ。これに対してこちらは仕返しに机の上にあった彼の弁当箱を広げると鉛筆でかき混ぜて投げ捨てた。クラス中が大騒ぎになったのはいうまでもない。彼のうちは母子家庭。彼は弁当箱を拾い上げるとお母さんと言って涙を落とした。それを見た自分も涙があふれ出てきた。忘れてしまいたいのに何故かよみがえってくる思い出があるものだ。

夏には2回羽状複葉のみごとなとげだらけの葉を広げる。これは2009/8/18に撮影。

葉痕は幹をぐるりと取り囲むV字型。

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