せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

シキミ、サカキ、ヒサカキ

2010-11-28 | 日記
11/27長谷川穂積がブルゴス(メキシコ)を破りWBC世界フェザー級王座を獲得した。今年の4/10バンタム級WBO世界王者モンティエール(メキシコ)に敗れて、スーパーバンタム級を飛び越えてフェザー級に転向しての快挙だった。癌で闘病していた母親が10/24に死去。その悲しみを乗り越えての勝利であるだけに本当に素晴らしい。力をもらった気がする。

職場近くの霊園にはツバキ科サカキとシキミ科シキミがあちこちに植栽されているので観察するのにはもってこい。どちらも常緑高木。葉の形もよく似ているので正しく覚えておかないと区別が難しくなる。今の季節は果実が見られる。


左側にあるのはシキミの果実と4枚のシキミの葉。中央右下の2枚はサカキ。右の2枚の葉はマサキ。上の4枚はツバキとサザンカ。


シキミ科シキミ
 
シキミは秋から冬にかけて星型の実をつけ熟すと橙色の種をはじき飛ばす。その果実の形があまりに不思議で神秘的。


ツバキ科サカキ

サカキは雌雄同株で両性花をつける。その果実は側枝基部の葉腋に1-3個が付き、直径8mmの球形で11月に黒色に熟す。

 
果実の先にはしばしば雌しべの花柱が残る。葉は互生し長さ6-10cmの卵状長楕円形で全縁。


冬芽は弓なりに曲がるのが特徴。遠くから見てもサカキとシキミは似ている。


ツバキ科ヒサカキ

この辺りの山を歩くとヒダカキはどこにでも見かける。今の季節は黒い果実が枝にびっしりついて少し気味が悪い感じもする。ヒサカキは雌雄異株で、その果実は葉腋に1-5個が付き直径は5㎜とサカキより小さい。果柄が約2㎜と短い。11月に黒紫色に熟し年を越しても枝に残る。

 
葉は互生し、長さ3-8cmの楕円形~倒披針形で鈍い鋸歯先は少し凹む。鋸歯がある点でサカキとすぐに区別できる。ヒサカキの冬芽もサカキに似て先は曲がる。

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