農家の庭先のセンダンがたくさんの果実をつけているのが遠くから見てとれた。
春にはセンダンの薄紫の花がさぞ美しいことだろうなどと想像して近づく。ヒヨドリが集まってきていたけれども人の気配で飛んで行ってしまった。
銀杏よりひと回り小さい感じの果実。枝に目をやるとミッキーマウスのような葉痕が特徴的。
その隣の木の梢に大きなヤドリギが塊になってついているのが目に入った。
落葉樹が葉を落としたあとになってヤドリギの存在がはっきりすから冬がヤドリギ観察にはうってつけ。
このヤドリギの宿主は何だろう。樹皮からみるとカリンかなあ。
近くを散策してみるとあちこちの樹木にヤドリギを見つけた。近くで観察するために低いところのヤドリギを探す。
エノキの大木があった。数十のヤドリギがついていて少し可哀想。
ヤドリギの枝はたくさんに分岐していて面白い。
枝のまばらなところをじっと見てみると二股、三股などに分かれた枝の付け根に丸い果実が数個ついている。
この枝にはたくさん果実がついている。
先端にはプロペラ状の葉。
果実を手にとって潰してみると粘液状でベトベトの中に緑色の種子がある。ヤドリギは春3-4月に花を咲かせるらしい。ヤドリギは雌雄異株なので雄株と雌株のそれぞれの花を確認してみたい。