せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

野原の花たち

2010-08-23 | 日記
まだまだ暑い夏の日差し。この炎天下に野原に出かけるなんて。熱中症寸前。


クマツヅラ科ランタナ


近所の住宅地の道路脇で見かけた。この季節色どりがあっていいなあ。色が変わっていくので七変化ともいう。
 
最近非常に花色が豊富にあるようだ。



トウダイグサ科アカメガシワ


野原横にはアカメガシワが果実をたくさん付けている。ちょっと見るとなんか気味悪い感じもする。
 
一部にはまだ雌花が残っていた。雌花は、3個の紅色の雌しべが反り返る。果は柔らかい棘が多い。熟すと3つに裂け紫黒色の種子を出す。



マメ科カワラケツメイ


炎天下の野原で膝丈くらいのネムノキの葉に似た草?を見つけた。近くに確かにネムノキもある。でも黄色い花をつけている。ああこれがクサネムか?などと思ったけれども、花はよくみると蝶形花ではない。
 
花弁は5枚でそれぞれの花弁は放射状花で一般適な蝶形花をつけるマメ科植物より原始的なものらしい。雌しべと雄しべが見える。葉は20対程度の小葉の偶数羽状複葉で基部に蜜腺がある。


キク科オオブタクサ


野原の端には4-5mくらいに達するかと思われるオオブタクサが群生している。分け入って進むのが困難。暑いうえに先が見えない。

やっと先端に花穂をつけ始めたばかり。

雄しべの花穂の基部に雌しべがあるらしいけど確認出来なかった。


ガガイモ科ガガイモ


オギとススキの野原に桃色の小さな花が点在している。右肩上がりのつる性植物で茎を切ると白い液が出る。花の内側には毛が密生していてかわいい。

カメの甲羅のようなガガイモの葉。



バラ科キンミズヒキ

少し日陰のクヌギ林の近くにはキンミズヒキの黄色い小さな花が咲いていた。特に葉の形が変わっていて気に入っている。
 
キンミズヒキに似ているヒメキンミズヒキは雄しべの数が5本なのに対してキンミズヒキは8~10数本。果実にはかぎ形の刺があってズボンなどにくっつく。


葉は大小不揃いの5-9枚の小葉からなる。葉のつけ根には托葉がある。

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