せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ナギイカダ

2010-02-18 | 日記
運動公園の芝生の周りを取り囲むように植えられている目立たない低木がある。初めてこの隙間を通り抜けようとしたとき、「痛っ」足にちくりと尖ったものが刺さった。よく見ると厚手の硬くて尖った葉でできた植物。ユリ科ナギイカダだった。以前近所の公園でキャッチボールしてボールを追って周りの植え込みに入ったとき、やはり鋭くて硬い葉先で怪我をしそうになった。あの時はアツバキミガヨラン(ユリ科)の大きな葉だった。ナギイカダは不思議な葉で葉脈が見えない。ナギイカダの葉に見えるのは実は枝の変形したもので葉状枝というらしい。

似た葉にナギ(マキ科)がある(2009/5/22撮影)がこちらは高木で葉先は痛くない。

花は冬から春に葉状枝の表側に載せたように咲くらしくハナイカダ(2008/4/27撮影)を連想させる。そうかナギのような葉とハナイカダのような花のつき方でナギイカダと命名されたのか。すなわち、ナギイカダ=ナギ+ハナイカダ。今度は是非花をさがしてみよう。

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