せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

アサギマダラとクジャクチョウ

2012-08-23 | 日記
災難というものは一瞬に起こる。車のドアを開けた時にデジカメがするりと滑ったかと思ったら鈍い音を立てて地面に落ちた。嫌な予感がして電源をいれると液晶画面が大きく破損している。その傷跡が痛々しい。一秒前まで充分に機能して役だってきたのにあっという間にどうしようもない状態になった。コップが落ちて割れたのとは明らかに違う。使い込んでいた愛着がある。思い出がある。突然脳梗塞になって半身麻痺になることもあれば、眼底出血して視力を失うこともある。居眠り運転事故に巻き込まれて大怪我をするかもしれない。災いはいたるところに転がっていて待ちかまえている。くよくよして後悔する方なのでこのショックからなかなか立ち直れないでいたけれどネットで同じ機種を探して注文したら気分も少し落ち着いてきた。


少し遠出をして高原に出かけた。ヒヨドリバナを観察。ここのヒヨドリバナはヨツバヒヨドリが多い。ヒヨドリバナは葉が対生するのに対してヨツバヒヨドリは葉が3-5枚輪生する。


アサギマダラ

ヒヨドリバナにはアサギマダラがやってきていた。


翅の美しさは言葉では言い表せない。


後ろから光が当たると翅に影が映る。



クジャクチョウ

アサギマダラに気を取られていたらもっと派手なタテハチョウがやってきた。クジャクの飾り羽のような大きな目玉模様をもつクジャクチョウ。


前翅の一部が破損しているものの美しい。


手の届くほど近くでも蜜を吸うことに夢中で逃げようともしない。

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