梅雨に入った。中学高校時代は札幌で過ごした。北海道では梅雨はないというが、記憶に残っている当時の今頃は雨模様の日が多かったような気がする。地下鉄幌平橋で降り学校まで、ライラックの街路樹のある歩道から校庭のグランド横を正門まで歩いていく。その時の生活がいいも悪いもない、苦も楽もない。他を知らないから高校生活などこんなものだと思って過ごしていた。昨夜から弱い雨が降り浅い水溜まりのできたグランドには、今も小雨が降りしきる。雨は邪心を払うのに好都合だった。だから雨だというのに、その光景は水彩画の絵のようにむしろ明るく輝いて、一日がゆったりと流れる兆しを感じ心が落ち着いた。職場の窓の外に降る雨を眺めながら、当時感じた不思議な心の一ページが蘇ってきて、ふと遠い過去の出来事やあの時見えていた雨のグランドの光景を思い出した。
植物園の灌木園にはまだまだ花が咲いている。
ウコンウツギ スイカズラ科タニウツギ属
花の形からスイカズラ科タニウツギ属だろうと推測できたが、この薄い黄色の花には驚いた。いつも見るハコネウツギやタニウツギの白やピンクとは全く異なる。北海道から東北地方北部の亜高山帯に分布する高山植物。
下唇の赤い斑紋が美しい。
雄しべ5、雌しべ1。
タニウツギ スイカズラ科タニウツギ属
すぐ横に見慣れたタニウツギが咲いていた。
このピンクも美しい。
サラサドウダン ツツジ科ドウダンツツジ属
花冠の色は先端が淡紅色になり下部は黄白色で紅色の縦条が入る。
雄蕊10本。
ハナイカダ ミズキ科ハナイカダ属
ハナイカダの花を見つけた。葉の上にいくつも花をつけているから雄花。
雌雄異株。雌花は通常1個、雄花は数個が束状につく。右上の花の横にはハルニレの果実がくっ付いている。周りにはハルニレが多い。
これは珍しく葉脈の二か所に花がある。
サワフダギ ハイノキ科ハイノキ属
白くて豪華な花をつけている低木はなんだろう?近づいてみるとサワフダギだった。
花冠は5つに深く裂け、雄しべは多数で花冠より長い。雌しべは1本。
花がない時は地味だから葉を記憶しよう。
オオバオオヤマレンゲ モクレン科モクレン属
植物園の外の歩道で上を見上げるとあっと驚くような花がある。モクレン科であることはすぐにわかるけれど名前は分からない。花の大きさは10㎝には満たない。昨年2013-05-27 にブログに書いたオオヤマレンゲと似ている。
植物園の案内にはオオバオオヤマレンゲと書いてあった。確かにオオヤマレンゲより葉が大きい感じ。
雌性先熟でこの花の雄しべは紫色でまだ花粉は飛ばしていない。
植物園の灌木園にはまだまだ花が咲いている。
ウコンウツギ スイカズラ科タニウツギ属
花の形からスイカズラ科タニウツギ属だろうと推測できたが、この薄い黄色の花には驚いた。いつも見るハコネウツギやタニウツギの白やピンクとは全く異なる。北海道から東北地方北部の亜高山帯に分布する高山植物。
下唇の赤い斑紋が美しい。
雄しべ5、雌しべ1。
タニウツギ スイカズラ科タニウツギ属
すぐ横に見慣れたタニウツギが咲いていた。
このピンクも美しい。
サラサドウダン ツツジ科ドウダンツツジ属
花冠の色は先端が淡紅色になり下部は黄白色で紅色の縦条が入る。
雄蕊10本。
ハナイカダ ミズキ科ハナイカダ属
ハナイカダの花を見つけた。葉の上にいくつも花をつけているから雄花。
雌雄異株。雌花は通常1個、雄花は数個が束状につく。右上の花の横にはハルニレの果実がくっ付いている。周りにはハルニレが多い。
これは珍しく葉脈の二か所に花がある。
サワフダギ ハイノキ科ハイノキ属
白くて豪華な花をつけている低木はなんだろう?近づいてみるとサワフダギだった。
花冠は5つに深く裂け、雄しべは多数で花冠より長い。雌しべは1本。
花がない時は地味だから葉を記憶しよう。
オオバオオヤマレンゲ モクレン科モクレン属
植物園の外の歩道で上を見上げるとあっと驚くような花がある。モクレン科であることはすぐにわかるけれど名前は分からない。花の大きさは10㎝には満たない。昨年2013-05-27 にブログに書いたオオヤマレンゲと似ている。
植物園の案内にはオオバオオヤマレンゲと書いてあった。確かにオオヤマレンゲより葉が大きい感じ。
雌性先熟でこの花の雄しべは紫色でまだ花粉は飛ばしていない。