せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ラクウショウの果実とニホンズイセン

2013-12-12 | 日記
先週末行われたフィギュアスケートのグランプリファイナルで浅田真央が2連覇を果たしたものの、トリプルアクセルジャンプを2回挑戦して失敗した。練習で成功確率50%だったら2回成功するのは25%になる。連続成功する確率を90%にするには1回の成功確率を95%にしなければならない。要するに限りなく100%に近づけるしか方法はない。名人、達人と呼ばれる人たちに共通することは、何度やっても同じ事が同じようにできる事。繰り返して体で覚え込ませることが大事なことなのだろう。スポーツに限らず、政治、経済、科学の分野でも、病気の診断でも同じ。百発百中という言葉の何と爽快な響きだろう。日々のトレーニングが百発百中を可能にする。平家物語で義経に命ぜられた弓の名手・那須与一は平家の揺れる小舟に掲げられた扇の的を弓矢で打ち抜いた。百発百中であるからこそ一発勝負で勝つことができる。



ラクウショウ スギ科メタセコイア属

この季節に柔らかな褐色に色付いた大木はメタセコイアかラクウショウに違いない。これはどちらだろう?三角形の樹形も特徴的。




ここは10本ほど植えられているから、もしかしたらメタセコイアとラクウショウをランダムに植えてある可能性もある。一本の木を下から見上げると果実がたくさんついている。果実の形からこれはラクウショウの方だろう。


辺りにはおちた果実がいっぱい転がっている。少し拾い上げてみる。原型をとどめないほど壊れている。殻と種子が一緒になっているんだろう。


触っていたら手がベトベトになってきた。原因はこの松脂。でも松と同じようないい香りがする。



ニホンズイセン ヒガンバナ科

ラクウショウの下では気の早いニホンズイセンの花がもう咲いていた。