せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ホラシノブ、クジャクシダ、ヘラシダ

2013-12-09 | 日記
冬はシダ観察の絶好の季節。多くの草や落葉樹が葉を落としているからシダ類がとても目立つ。見た目にはみんな似ているけれど実は種類がとても多い。少しずつ覚えていきたい。2回3回の羽状複葉で、同じ模様を何度も繰り返すレース状の葉には不思議な魅力がある。幾何学的な模様は新しいデザインのヒントにもなりそうな気がする。

ホラシノブ ホングウシダ科



陽のあたる林道の山側の斜面に紅葉したシダを発見。大きな株になっている。


赤茶色に染まっている。


独特の葉の形とソーラスからホラシノブと判明。



クジャクシダ ホウライシダ科

少し薄暗い湿った山道で見つけた美しいシダ。形からこれがクジャクシダであることはすぐにわかった。アジアンタムの仲間。







ヘラシダ イワデンダ科

クジャクシダの近くの陰湿な場所で見つけた単葉のへら状のシダ。ヘラシダだろう。


ソーラスが斜めに平行に並んでいるのも美しい。