せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

コウヨウザン

2013-12-07 | 日記
山道を過ぎて開けた場所に出ると20m以上もありそうな高木が何本も目の前に現れた。いつも見慣れたスギではない。どことなく南方系の雰囲気があるので、これがネットで見たことのあるコウヨウザンではないかと思った。この山にはあちこちでこの樹木が見られる。いつ誰が植えたのだろう?


スギ科の常緑針葉樹。


漢字では広葉杉と書くように、葉はスギよりも幅広。





葉は長さ5cmほどで先端は鋭く尖っていてさわると痛い。葉の裏には白い2列の気孔帯がある。この2列の気孔帯の感じはイヌガヤとも似ている。


果実がついている。落ちていないか探したけれど見つからなかった。


山の紅葉とミヤマフユイチゴ

2013-12-07 | 日記
最近天気のいい日が多いのに、論文の修正に追われてるのでなかなか外に出れない。1-2週前に、会合で田舎に行ったついでに山に入ってみた。この季節の山は落葉樹の美しい紅葉と常緑樹の緑とがコントラストをなしていて素晴らしい。











ミヤマフユイチゴ バラ科 キイチゴ属

山の斜面に沿った山道を歩いていくとツル性の植物が伸びてその先端近くに赤い果実をつけているのが目に入った。


フユイチゴ?かなと思ってよく見ると、見慣れたフユイチゴとは感じが違う。果実は美味しそうなので一粒食べてみると味はフユイチゴと全く同じで、甘酸っぱくて美味しい。




ネット検索してみるとミヤマフユイチゴのようだ。ミヤマフユイチゴは山地の林床に生える、バラ科キイチゴ属蔓性の常緑小低木。フユイチゴは同じくバラ科キイチゴ属で常緑匍匐性の小低木。葉の形もミヤマフユイチゴは基部は心形で葉先が尖っているのに対してフユイチゴはもっと丸っこい。