せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

紅白のウメ

2013-02-11 | 日記
映画『始皇帝暗殺』(1998年/中国・日本・仏・米)を見た。ちょうど小説十八史略で始皇帝の暗殺失敗のくだりを読んだばかりだったので内容が割とスムーズに理解できた。刺客である荊軻(けいか)は易水(えきすい)のほとりで知人との別れに際し易水の歌を詠じた。「風蕭蕭(しようしよう)として易水寒し、壮士ひとたび去って復(また)還らず」 司馬遷の『史記』の「刺客列伝」には荊軻による秦王・政(のちの始皇帝)の暗殺失敗の場面がいきいきと描かれているらしい。始皇帝の出生の秘密も後宮での母太后とにせ宦官との関係も歴史はあまりにも小説的で驚き。



今年は近所のウメがまだ全然咲いていない。寒い日が多かったせいかなあ。それでも近くを歩いてみると白梅の名のついた公園には早咲きのピンクのウメが咲き始めていた。



一回りして神社に行くと大きな松と狛犬の間に背の低いウメの木を見つけた。長い雄しべの紅梅が満開。


品種の名札を付けておいてくれたらなあ。


後ろ姿も素晴しい。



こちらは先日見つけた白梅。


いい香りが漂っていた。