せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

カワラヒワ

2012-01-29 | 日記

今日は朝から快晴なのにとっても寒い。この寒波のせいで梅も咲いてくれないし林の落葉樹も一層寒々と見える。桜やムクノキの梢で可愛らしくせわしなく泣いている小鳥たちがいた。あまりに高いので肉眼ではよく見えない。群れをなして飛び回ってはまたやって来る。体全体が褐色がかった暗い緑色の小鳥。アトリ科カワラヒワのようだ。翼に黄色の斑があるのが特徴。



桜の梢。右の写真では2羽が並んでとまっているからきっとつがいだろう。2羽のうち左が尾の下の部分の黄色が多いので雄かなあ?



ムクノキの枝先で横の果実を見ているけれど、もうしなびていて美味しそうではないよ。



カワラヒワの嘴は少し太めで淡い桃色、そして尾は凹んだ形。群れになって一斉に飛びたつ。

アカメヤナギとアカメガシワ

2012-01-29 | 日記
年若くして命を失うことは本人にとっても残された家族にとってもつらい。学生時代、同じクラスの友人が家で突然死した。まだ20歳そこそこだった。特発性の心室細動だったのだろうか?ポックリ病だと当時はいっていた。以前ある新任の小学校の先生が胃の調子か悪くて入院した。大部屋で同じ部屋には老人ばかりで彼女がひとり若くて同室の年寄りの世話をしてあげた。周りのみんなはそんなに元気なのにどうして入院しているの?と言ったがその後の検査で彼女は若年性の胃癌であることが判った。それから一月で亡くなった。17歳の男子高校生はその地域では名の知れた番長だった。鼻血が止まらないということで入院してきて原因が再生不良性貧血であると判った。それからすさまじい闘病生活が始まり半年後についに他界した。若い命が亡くなってしまう時、その無念の思いは見えないエネルギーとなり、打ち上げられた花火のように夜空に広がっていつまでもその余韻を残し、彼らの語った言葉はいつの日にか深い意味を持って甦るに違いない。


アカメヤナギ ヤナギ科

湿地のすぐ横にある大木で10m以上あるかもしれない。樹冠は平たい円形。雌雄別株。托葉は円形で大きく遅くまで残るのでボケに似ている。日本のヤナギ属の中では開花が最も遅く関東では4-5月。新芽が赤いことからアカメヤナギと名付けられている。葉が円いのでマルバヤナギともいう。


アカメガシワ トウダイグサ科

冬芽は灰色~褐色の星状毛が密生し裸芽。葉痕は円形に近いハート型で維管束痕が輪状に並んでいる。