ときわの広場

ときわ動物病院のコミュニティ。診療のお話やしつけ教室の様子など、ざっくばらんに綴っています。

パピークラスとジュニアクラス☆

2013-03-30 20:03:22 | パピークラス
到来という気候の中、
本日もパピークラスとジュニアクラスが行われました。


今日のパピークラスはエルビンくんとみるくちゃんの2頭でした
いつもより頭数が少なかったので、みっちりと濃密な授業が行われたかと(笑)

今回も常にドライヤーの音が絶えずなっている中で、
下にゴロゴロの付いたキャリーが横を通っていったり、


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ビニールシートの上を歩いたり、
体を触る練習などをじっくり行いました。

爪切りや

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オスワリ、フセ、ゴロンも何なりとこなして、
(パピークラス2回目のみるくちゃんが軽くこなすのにびっくりでした)

今回はかなりしっかりと歯磨きトレーニングを行いました
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こんなにベローンと歯を見せてくれるのは、
日々の練習があってこそです
歯みがきをするためには、嫌がらずに歯を見せてくれなくては始まりません

今日は服にも挑戦
これも手足を触らせてくれないと出来ない課題です

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黄色がよく似合っていますね

とそんなこんなでパピークラスはお開きの時間となりました

次はジュニアクラス☆

本日はうめちゃん最後の授業で『JAHA家庭犬マナーチャレンジ』にチャレンジしました
いくつになってもテストってやつは人を緊張させてくれますよね

まずはオーナーさんのマナーや知識の筆記テストしました。
その間うめちゃんは、オーナーさんの足の下でフセです。


そしていざ
☆ブラッシングや足拭きなど基本的な体をさわれるかどうか
☆ドアを開けたら勝手に入るのではなく、オーナーの指示で入れるかどうか
これがうめちゃんとっても上手にできていました
先週からの1週間ですごい練習されたんだろーなと関心しちゃいましたよ

☆お散歩のときのわんこや人とのすれ違い方

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☆お散歩のときにリードを緩ませて歩けるか

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等々これ以外にもたくさんの項目にチャレンジしてくれて…



見事合格です。
 
合格証とステッカーがもらえます
形あるなにかがもらえるってちょっとテンションですよね


うめちゃんは今後も継続してトレーニングを続けていきたいと言ってくれています
そー言ってくださると病院としても「やってよかった」と思います

パピークラス→ジュニアクラス卒業生の方で、1ヶ月に1回でも定期的に行っていけたら…と考えていますので、
卒業生の方々、ご興味のある方は連絡くださーい


次のトレーニングは1週間空いて 4/13(土)です
パピークラスが 13:30~
ジュニアクラスが15:00~

です。
よろしくおねがいしますー



今月のPick Up 予防

2013-03-26 18:03:44 | 院長のつぶやき
こんにちは、岡村です。


3月も終わりを告げようとし、4月からの新しいスタートを迎えようとしています。
学生さんはそれぞれ新学期でクラス替えがあったり、
新入生となり、希望にあふれるウキウキした季節ですね



職場では後輩ができたり、異動があったりして、
新しい人間関係の構築もできるシーズンですが、当院では今年は何も変わりません
いつものメンバーでいつものように、がんばっていきます


今月のPick Upは、前回は歯に関係することでした。
今回は、「予防」です。
暖かくなってくると、虫たちも動きだし、活動が活発になります。
わんちゃん、猫ちゃん、フェレットさんには、
フィラリア予防薬があります。
最近世間を騒がせているマダニ・ノミに関してはわんちゃん、猫ちゃんで予防薬があります。
素朴な疑問や、マニアックな情報などを発信しているのが、
この今月のPick Upと題したコルクボードです。
日当りが良すぎて、すぐに変色してしまうのが難点です


フィラリアのお薬は、寄生虫幼虫の駆虫薬であること、
蚊による感染動物の吸血行動でフィラリアの生活がサイクルすること、
このあたりへの理解が十分でないと、なかなか継続して投薬できません。
自分の子への投薬は、地域にフィラリア陽性蚊を蔓延させない努力にもなるわけです
最近は、1年間有効な注射薬がありますが、
信頼と実績、安全性から、当院では今の所、内服投薬を続行しています。
注射ではできないお腹の虫下しも定期的にできますし。
もし月1回投薬のコンプライアンスが守れない可能性があれば、その時はご相談ください。


マダニはSFTSウイルスのせいで、知名度が一気にあがりました。
非常に恐ろしいウイルスを媒介することは既にご存知かと思います。
わんちゃんにも、こわい伝染病がありますので、ご注意くださいね


4月は狂犬病予防接種が始まります。
これは狂犬病予防法という法律がありますので、わんちゃんは怠らずに接種しましょう!
体調の悪い子は一度、病院に相談ください。


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動物の中毒について

2013-03-25 19:56:37 | 院長のつぶやき
こんにちは、岡村です。


誤食による中毒に気をつけましょう、が今日のテーマです
圧倒的にわんちゃんのケースが多いです。
猫ちゃんは中毒よりも、異物誤食による消化器症状が多い印象です。
ウサギさんはケージの成分や、カーテンのおもりとなっている金属による中毒がよくあります。


かなしいかな、中毒はコンスタントに診療します
獣医師になってから、これまで診たケースでの紹介です。
これらは中毒全体からみると、ほんの一握りですが、
どの中毒も危険があることには違いはなく、解毒薬がないものがほとんどで
実際に命に関わるケースもあります
個人的経験では上から順に発生頻度が多い順です。



1. 食物:タマネギ、チョコレートが多いですが、日本茶葉にも注意が必要です。
2. 薬物:飼い主さんの薬を誤ってのんじゃいます。届かないところに置きましょう。タバコにも注意。
3. 農薬:これは危険極まりません。動物の生活圏内にはおかないようにしましょう。
4. 金属:小動物や野生動物で危険です。特に鉛。
     日常生活に普通に使用されていることもありますので注意が必要です。
番外編. お酒、焼酎:飲ませたと聞いた時にはびっくりしました



一番は、誤食させない、有害物を食べさせないことです。
人の生活に密着する家庭犬では管理が特に必要になります



さて、病院の花も春めいたものをいれていただきました。
桜など、花見になかなかいけませんので、いれてくれてとても嬉しいです

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パピークラスとジュニアクラス

2013-03-24 12:54:27 | パピークラス
お花見日和もそろそろかとソワソワする中、
今回も当院ではパピークラスとジュニアクラスが楽しく行われました

今日のパピークラスも新入りさんが来てくれました。
最初の診察でとっても怖がっていたので、パピークラスも怖がっちゃうかと心配していましたが、
その心配を裏切ってとっても楽しそうにみんなと一緒に課題をこなしてくれていました

仰向けだっこもこの通りリラックスしてできてます

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今回もしっかりと体を触る練習や音に慣れる練習をしました。
体中どこを触っても平気な犬を目指しています

初めてドライヤーや掃除機の音を聞いてびっくりしてしまうわんこの話はよく聞きます。
どんなこともどんな音も、全ての経験を『良いもの』にしてあげるようにしてあげることがパピーちゃんには大切★

ちょっとした出来心で、驚かすようないたずらはやめて下さいね(笑)


ブラッシングの練習もしたし、

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オスワリや

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フセや
ゴロンなどもしっかりみっちり練習しました

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次はジュニアクラス★

うめちゃんと預り中のラムちゃんも飛び入り参加で行いました。

まずはオーナーさんが座ったら、自動的に足の下で伏せる練習☆

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だいぶ出来ていますが、OKの「解放」まで、できるようにもう一踏ん張りがんばっていきましょう

次は「付いて」「ヒール」の練習☆
ヒールポジションにキチンと付いて、歩きます
初めはヒールポジションがちょっとずれてもOKでしたが、
だんだん難度が上がって今回は100%の位置につかないとごほうびはもらえません

そしてしっかりとアイコンタクトが出来た状態でウォーキングです
私がラムちゃんとコンビを組んで頑張ったのですが、なかなか出来ず

言うは易し…でした

初めはハードルを下げて、一歩でもアイコンタクトができていたらごほうびですね


ではでは次回は何とうめちゃんは最終課題
家庭犬マナーテストです
がんばってお家での特訓ですね


ではまた次回は 3/30(土)
パピークラスは  13:30~
ジュニアクラスは 15:00~ です

来週末まで桜が持ちますように



予約優先制に対する思い

2013-03-22 11:32:49 | 院長のつぶやき
こんにちは、岡村です。


予約優先制についてです。
歯医者さんのように、動物病院で予約制度が世間的に定着していないのは
動物診療がちょっとした怪我のケアから命にかかわるような救急診療までの全科を担当し、
相談内容によって検査が必要などで診療時間が大きく変わるため、
病院側から、動向が読みにくい点が挙げられます



当院では、予約優先制を導入しましたが、
かっちりした敷居の高いものではなく、
導入の一番の目的は、同時来院による混雑を避けることなんです
また、事前に症状に応じた診療準備ができるメリットなどもあります。
さらに狙いは、動物種による来院時間の調整で、動物のストレス軽減につながることも可能かもしれませんが、
これは難しいと感じています


混雑をするくらい信頼いただくことはとても嬉しいことですが
始終混雑しているわけではなく、他の時間帯では余裕がある場合が多いのです
待ち合い室が混雑していると、動物もドキドキしてストレスがかかりますし
飼い主さんの貴重な時間を浪費させてしまっているように感じます
診療に集中するためにも、混雑は回避したいところで、
この目的は患者さんと病院の双方で一致します


というわけで、
これからのシーズン
フィラリア予防やワクチン接種など、
病院にいこうかなと思われた時に、
ちょっとご面倒ですが、
当日にでもご連絡いただけると、あいている時間をお伝えさせていただきます
前の診療が多少ずれ込むこともあるかもしれませんが、
うまく機能すれば、長時間お待たせすることはないと思います。









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おちついた診療が提供できますよう努めてまいります。