ときわの広場

ときわ動物病院のコミュニティ。診療のお話やしつけ教室の様子など、ざっくばらんに綴っています。

今週のしつけ教室☆

2016-01-16 20:06:31 | しつけ教室
1月3週目
センター入試!!
受験生の皆さんが、日頃の成果を遺憾なく発揮できますようにと祈った今週。

1/14(木)
ジュニアクラス
とっても久しぶりにバウちゃんが来てくれました
忙しい育児の中、時間を作ってしつけ教室に参加してくれた飼い主さま。
バウちゃんへの愛情を感じた時間でした。

☆足元での伏せ
久しぶりのレッスンにスイッチが入るまでに少し時間がかかりましたが、
しばらくすると、以前のようにがんばり屋さんなバウちゃんに


☆苦手克服
①エリザベスカラー
爪切りが苦手なバウちゃんは、エリザベスカラーの練習もしましたよ


エリザベスカラーや口輪や服を着せることは、わんこにとっては不自然なこと。
特にエリザベスカラーや口輪は、嫌な時に初めて行うと絶対に嫌いになります。

なにもしない時にこそ、練習して、好きになってもらいます

②爪切り
小さい頃に、爪切りに嫌な思い出があり、トラウマになってしまったバウちゃん

私たち爪を切る側も、トラウマになってしまわないように十分に注意して行う必要があることを再確認しました。
特に子犬ちゃんの頃の『嫌な思い出』は絶対に作ってはいけません



練習の甲斐あって、だいぶ克服しつつありました。
少しずつでも克服していこうね

歯みがき教室
☆お顔周りを触る練習
短頭種の子は顔まわりを触られるのが苦手な子が多いです。
触られ慣れていて、平気な子も多いですが

☆お口を見る練習
お顔を触られることが嫌だったパンチ君ですが、
こんなに上手に口の中も触らせてくれるようになりましたよ


☆おいで  など


1/16(土)
ジュニアクラス

☆足元で伏せ
OKの指示が出るまで、飼い主さまの足元で伏せます。



☆色々な場所でおすわり、OKまで続ける
飼い主さまの前や、横などでおすわりをしました

☆リードを弛ませて歩く


チラチラと飼い主さまを確認しながら、上手に歩けるようになってきていました


ステップアップクラス

☆ハウス
本日ほぼこれしかやっていませんw

しかしその甲斐あって、
①ドアを開ける

マルコとガブは、前足でドアを開けます。
トコちゃんは、クレートにつけた紐を引っ張ってドアを開けます。

②クレートに入る
③ドアを閉める
までほぼ形になってきていました

すごいです
そして、誰よりも驚いていたのが、飼い主さま
できることに驚き、そしてとても嬉しそうでした

☆いないいない
ちょっとできつつあるものの、もう一歩な感じです



しかし、そのもう一歩を次までにやってやろうと思ってくれるのが、
マルコ、ガブのママさんたち。

本当に愛情をいっぱい注いで、真面目で向上心があって、
模範の飼い主さまだと思います。


と、こんな感じで今週は賑やかなしつけ教室でした。
来週はゆっくりな予感です


私はいつも、冬の終わり頃に風邪をひきます。
あぁ冬も終わる、元気で過ごせた~という気の緩みなのでしょうか。
皆様も春まで気を緩めずに、風邪などひかれませんように…

そして、SMAPも解散しませんように…

ときわ動物病院
大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710
(電話のかけ間違いにご注意ください)


動物看護師:田積(タヅミ)

ウサギ専門診療科54 供血

2016-01-16 14:57:25 | ウサギ専門診療科
今日は大活躍してくれたグランちゃんのお話です

グランちゃんは体重4.8kg フレンチロップの男の子。
ちょっぴり怖がりさんですが、とっても優しい子です



このグランちゃんが何をしてくれたかというと、
「供血」です

供血とは、輸血が必要な子の血液を提供すること。
つまりドナーになってくれたんです

人では献血がありますよね?
ウサギさんでは血液バンクはありませんので、
必要になった時に、採血をし、すぐに輸血を行います

数日前、腎臓病と腸管出血で重度の貧血を患い
緊急入院したウサギさんに輸血が必要となり
グランちゃんが供血してくれました



突然の申し出にも関わらず、
その子の助けになるのなら…と、
当院まで飛んできてくださった飼い主様
採血が終わるまでじーっとお利口にしてくれた
グランちゃんには、本当に感謝しております

グランちゃんのような子のおかげで、
命が助かる子がいます
温かいご支援をありがとうございました




ときわ動物病院
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710