ねこちゃんと楽しく暮らす5回目は『多頭飼育について』
これまで猫は社会性がある動物ですよ~と言ってきました。
が、どんなねこちゃんとも仲良くできるか?と言えば、
それは『NO』です。
これは、群れで暮らしていたとされる犬も同じだと思います。
ねこちゃんの祖先のヤマネコさんは単独で行動していますが、
イエネコと呼ばれるねこちゃんは、広い場所や豊富なエサがきちんとあれば、
お互いにコミュニケーションをとってグループでくらしています。
ねこおばさんがいて、毎日ごはんをもらえる公園や、
ねこを愛してくれている漁師町なんかはねこちゃんがたくさん暮らしていますよね。
その集団は通常、いくつかの母猫と子猫のグループで構成されています。
オスは血縁関係がなくても幾つかのグループと共存しているようです。
自分の子どもを同じグループの別の母ねこちゃんに預けて狩りに行くこともあるそう。
(患者さまの平松さまよりお写真をご提供いただきました☆ありがとうございます)
大きな公園や漁師町などの広い場所があれば、苦手なねこちゃんがいても避けることが可能ですが、
家の中では困難です。
(ものすごい広いお屋敷で、キャットウォークが張りめぐされていればいけるかもしれませんがw)
今ねこがいるけど、新しくねこを迎えようかなという時には、
仲良くなれなかった場合のことも考えて、飼い始めなくてはいけません!
そして、飼い始めたならば、
仲良しになれそうなのか、そうでないのかをきちんと見極めてあげましょう
仲良しになれたらとってもラッキーです
そして、仲が良くなかったら、なるべく離してあげる必要があります。
一緒に住んだら仲良くなるやろう!!は楽観的すぎます。
あなたは、一年間クラスメートだった全員と親友になれましたか?
気の合う子もいれば、合わない子もいたはずです。
最悪の場合どちらががケガを負ってしまいます。
ケガまではいかなくても、体が小さい子や気の弱い子は思うように生活ができません。
思うように生活ができないとは、具体的に言うと
「喉が渇いたな~水飲みにいこかな!と思ったら、苦手なあいつが水飲み場の近くにおるやん」とか
「トイレが行きたいぜ!と思ったら、苦手なあいつのそばを通らんとトイレ行かれへんやん」とか
「今日は天気もえーし、日向ぼっこしよかなー!と思ったら、出窓に苦手なあいつが寝てるやん」とか
「飼い主さんに抱っこしてもらおかな!と思って行ったら、苦手なあいつめっちゃこっち見てきよる」とか
生活の様々な場面でジ☆イアン的なねこちゃんの制約があり、したいことができずストレスを溜め込んでいます。
ストレスが溜まっていいことはありません。
様々な弊害が出てきてしまいます。
血を見るようなケンカしていれば、不仲とすぐに分かりますが、ケンカはしないからといって仲良しなわけではありません。
仲良しではないのか、仲良しなのかを見極めてあげることが大切です
ではねこちゃんの『「仲良しさん同士」にだけみられる仕草』については次回にお伝えしようと思います。
ときわ動物病院
大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710
(電話のかけ間違いにご注意ください)
動物看護師:田積(タヅミ)
過去のねこちゃんブログはこちらから
当院では、ねこちゃんの動物福祉を考慮し、
できるだけストレスの少ない診療を心がけています。
他の動物さんのいない時間のご予約も承っていますので、お気軽にご相談ください。
動物福祉の詳しいお話は、こちらのブログをご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/tokiwaah/e/3978b622e31fff18a04c09742fb56210
これまで猫は社会性がある動物ですよ~と言ってきました。
が、どんなねこちゃんとも仲良くできるか?と言えば、
それは『NO』です。
これは、群れで暮らしていたとされる犬も同じだと思います。
ねこちゃんの祖先のヤマネコさんは単独で行動していますが、
イエネコと呼ばれるねこちゃんは、広い場所や豊富なエサがきちんとあれば、
お互いにコミュニケーションをとってグループでくらしています。
ねこおばさんがいて、毎日ごはんをもらえる公園や、
ねこを愛してくれている漁師町なんかはねこちゃんがたくさん暮らしていますよね。
その集団は通常、いくつかの母猫と子猫のグループで構成されています。
オスは血縁関係がなくても幾つかのグループと共存しているようです。
自分の子どもを同じグループの別の母ねこちゃんに預けて狩りに行くこともあるそう。
(患者さまの平松さまよりお写真をご提供いただきました☆ありがとうございます)
大きな公園や漁師町などの広い場所があれば、苦手なねこちゃんがいても避けることが可能ですが、
家の中では困難です。
(ものすごい広いお屋敷で、キャットウォークが張りめぐされていればいけるかもしれませんがw)
今ねこがいるけど、新しくねこを迎えようかなという時には、
仲良くなれなかった場合のことも考えて、飼い始めなくてはいけません!
そして、飼い始めたならば、
仲良しになれそうなのか、そうでないのかをきちんと見極めてあげましょう
仲良しになれたらとってもラッキーです
そして、仲が良くなかったら、なるべく離してあげる必要があります。
一緒に住んだら仲良くなるやろう!!は楽観的すぎます。
あなたは、一年間クラスメートだった全員と親友になれましたか?
気の合う子もいれば、合わない子もいたはずです。
最悪の場合どちらががケガを負ってしまいます。
ケガまではいかなくても、体が小さい子や気の弱い子は思うように生活ができません。
思うように生活ができないとは、具体的に言うと
「喉が渇いたな~水飲みにいこかな!と思ったら、苦手なあいつが水飲み場の近くにおるやん」とか
「トイレが行きたいぜ!と思ったら、苦手なあいつのそばを通らんとトイレ行かれへんやん」とか
「今日は天気もえーし、日向ぼっこしよかなー!と思ったら、出窓に苦手なあいつが寝てるやん」とか
「飼い主さんに抱っこしてもらおかな!と思って行ったら、苦手なあいつめっちゃこっち見てきよる」とか
生活の様々な場面でジ☆イアン的なねこちゃんの制約があり、したいことができずストレスを溜め込んでいます。
ストレスが溜まっていいことはありません。
様々な弊害が出てきてしまいます。
血を見るようなケンカしていれば、不仲とすぐに分かりますが、ケンカはしないからといって仲良しなわけではありません。
仲良しではないのか、仲良しなのかを見極めてあげることが大切です
ではねこちゃんの『「仲良しさん同士」にだけみられる仕草』については次回にお伝えしようと思います。
ときわ動物病院
大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710
(電話のかけ間違いにご注意ください)
動物看護師:田積(タヅミ)
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当院では、ねこちゃんの動物福祉を考慮し、
できるだけストレスの少ない診療を心がけています。
他の動物さんのいない時間のご予約も承っていますので、お気軽にご相談ください。
動物福祉の詳しいお話は、こちらのブログをご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/tokiwaah/e/3978b622e31fff18a04c09742fb56210