>一番遅くに紅葉する野村モミジは、常は赤紫(赤黒っぽい)のような
個性的なモミジですが、紅葉すると鮮やかな濃い赤に染まります。
昨年の紅葉3(最期の紅葉)、↑2007/12/2の野村モミジより。
今年最期の紅葉は、「紅葉を目前にして・・・」の記事から10日ほど経つ’遅がけの野村モミジほか
みんな鮮やかに染まりました。
空いた時間に、表の通路沿いの落ち葉を掃除していると・・・
通りがかりの方が、「紅葉した葉を欲しい~」と。
その方は、最近食事(料亭)に行った時’紅葉(モミジ)の天ぷらが出たことや綺麗に紅葉した葉を料亭に納めている人の話などして下さいました。 我が家の「庭の手入れが、大変でしょう?」など聞かれました。それほど手入れをするようないいものも植えていないのですが、そんな時はいつも「花や木が、好きなので。。。」と答えます。今日も、そう言いました。
同じ差し上げるのだったらもっと綺麗に紅葉したのが、あれば良かったのにと思いながら・・・紅葉している枝をハサミで何種類か切り集め、手渡しました。「家族が喜ぶ、早速飾って眺めます。」と言って帰られましたが。直ぐに落葉してしまうのなら部屋で眺める「最期の紅葉」で終えるのも、素敵なことですね♪
こちらのヤマボウシやケヤキは、落葉してしまいましたが、鉢植えのケヤキだけは、まだ黄色い葉を残しています。藤棚の白藤の葉(ツル)は、これからどんどん落ちて来ます。庭中が凄い!落ち葉の山になりそうです。風が吹いても敷地内だけで済み、ご近所に迷惑がかからないのだけが安心。そのこともあり、次々に落ちる葉を見過ごす状況”きりがない落ち葉。年々怠けグセが出て、直ぐに掃除しなくなった自分が、少し情けなくなりました。反省!この前知人に大きなオニユズを頂き、皮はお風呂・ 実は台所に使い、重宝しました。庭のスダチは、これが最期です。
緑色の色素が消え、カボチャなどにも含まれている黄色(カロチノイド)や
人参やトマトなどにも含まれている赤色(アントシアニン)の色素が
目立ち、最後の眺めとなって来ました。 昨日は、雨の日曜日!朝晩’
こちらなりの冷え込みで変化したのでしょうね。
雨上がり!早朝のイタヤモミジ(カエデ)から・・・
11/14~15日は、まだまだ緑葉が残っていた
のが急に2日後’緑葉が少なくなり、黄・赤色の
葉に変わりました。
春の芽吹きの時に、
鮮やかな赤いモミジを
披露してくれたチシオ
モミジは、独特の紅葉を
しています。
葉の色が変化(色付く)したと
言うことは、葉に残っている
栄養分が幹に移り、不要の葉となったからですね。茎の付け根が離れ、チラチラと葉が舞い落ちるのも風情がありますね。色素が目立つ紅葉は、落葉のサイン!
シダレモミジも、随分黄色っぽくなりました。枝垂れの枝には、先に落った葉(濡れ落ち葉)が重なり、紅葉の良さはありませんでした。慌てて少しだけ取り除きましたが、この程度です。
塀の外側の植え込み場所に植え付けているモミジは、上の手の平’のようなお気に入りのタヤモミジ(カエデ)以外は、みんな挿し木からの子ばかりです。同じく、ピラカンサスも挿し木。 ミックスのモミジですが、それなりに色付くだけで嬉しいものです。
緑葉に赤い色素の前回のヤマボウシとこちらのヤマボウシは、
塀に沿って数本植えている挿し木からの子ですが・・・バックが空’のヤマボウシは、ヤマボウシ達の親です。若い苗木から育てたので数年は、花が咲きませんでした。夏に葉焼けで傷み、葉っぱは少ないままでした。この辺の自然の山々も、落ち葉でいっぱい”でしょうね。
樹木が、自己主張しているかのように思える色素(紅葉)!
緑の葉の色素(クロロフィル)が抜けて赤(アントシアン)や
黄(カロチノイド)色の色素に、変化する樹木達ですが
赤(アントシアン)が少ないと茶(フロバフェン)色っぽく(褐葉)
なるのですね。 まずは、変化するケヤキやヤマボウシから。
モミジ(カエデ)の仲間も、色付き具合は色々・・・
黄色い葉っぱが、今直ぐにでも落葉しそうな子。
カサカサと音を立て、落ちた葉もあり
殺風景な庭になるのが、もう真近のようです