ときぶーの時間

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本来の姿。

2016-07-13 06:30:51 | 日記
みなさん、おはようございます。
一昨日も昨日も暑くて参りました。

30度超えるときつく感じるようになった。
オヤジだよなぁ~、元々体力がないからな。


帰還困難区域にて。
餌を覆っていたシートを外す写真。

帰還困難区域の牧場の餌場もドロドロになっていた。
今年の梅雨明けはいつ頃になるだろうかと思う。


松ちゃんを見てやって来た牛たち。


いつもと変わらぬ光景。
体の大きな牛は半分足が泥の中に埋まってしまう。
「ここも今日みたいな日が1週間続けば乾くんだけどな」と松ちゃん。

帰還困難区域の牧場の餌やりを終えて松ちゃんは、仲間の畜主さんの事を話してくれた。

その畜主さんは今、10日に一回の割合でしか牛を見に来ないと聞き僕は普通に驚いた。
どうして?と尋ねたら、彼はそのまま畜主さんの牧場へ連れて行ってくれた。


畜主さんの牛たちは草を食んでいた。
放牧されてる!いいなぁ~が僕の印象。

「ここは合わせて5町くらい(1万5千坪)あっぺ、これなら手が掛らねぇよな?草が生えてるところに牛を移動させればいいんだから、これなら10日に一度みるだけでいいべ!」と松ちゃん。

これいいよ!と絶叫し、こんな風に出来ない?と聞いてみた。
松ちゃんは「土地を貸してくれる人がいたとしても2年後だべな」と言った。

除染が終わっていないので終わるまでは出来ないとの事。
こんな風に出来れば松ちゃんもかなり自由な時間作れるのにと思った。


柵の杭がずっと続いていた。
5町分のくい打ち畜主さんも大変だっただろうなぁ~。

畜主さんも高齢で遠くに避難しているから、3日おきに来るのもなかなか辛かったのでは?
このやり方だったら凄く楽だと思う。

1町(3000坪)ごとに柵を作り、そこの草を牛たちに食べさせ草が無くなったら、草の生い茂る次の1町の柵へ移動させる。
今の時期は草の成長が速いのでなくなることがない。


いやぁ~やっぱりいいです。
牛たちはのんびりしているし牧場って感じする。
完璧!って思った。

このやり方だとロールわら餌の使用も少なくて済むから、畜主さんのわら餌は今、本当に少しだけしか使わないみたいです。
秋冬のために温存出来るって言う訳。

やっぱり自然体でいる牛の姿を見れたのが一番です。
これが本来の姿だと感じた。
今回はいいものを見れたし松ちゃんの牛の飼養もこんな風にやれたらいいなと思った1日でした。

それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。


















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