ときぶーの時間

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イノシシの話。

2013-05-01 07:03:53 | 日記
NO-347
先週、船引に避難している83歳のかみさんのおふくろの所に顔を出してあげた。今日は義母から聞いた話でイノシシの話。

地元新聞の情報でイノシシの駆除に1頭25,000円のお金が出ると聞いた。イノシシを獲って生計の足しにしていた人や趣味で狩猟をしていた人にはいい仕事になるなぁ~と思った。

松ちゃんがイタリア人記者のアントニオさんと一緒にいたときに撮った写真。イノブタと野生のイノシシの交尾。

人間がいなくなった町は、それこそサファリワールドのような世界だったから、自然の営みがただ流れる世界だった。

イノシシは野生の生き物で、豚とイノシシを掛けて人間がよく飼っているのがイノブタだ。このイノブタ、年に2回も出産する事が出来るらしく、被災地では異常繁殖現象が起きているらしい。

以前ブログで紹介した住宅地周辺にいたお産寸前のイノブタ。

何と一回の出産で10匹くらい子供を産めるから、年2回で20匹が増えてしまう事になる。この20匹がすぐに大人の体になり、出産できるとしたらこれは大変なことになる。

それが現実に起きていて住民の一時帰宅時に危険!と言う事で、そうなったのではないかと聞いたが野生のイノシシは凶暴で本当に危険だ。

イノシシとイノブタの交尾で生れる子供は、体毛がみんな異なっている。真っ黒の毛、茶色の毛、まだら模様の毛などなど全部違う色の毛の子供が生まれるようだ。

これは元の豚の白い体毛の遺伝子が入っているからそうなるらしい。

これまでイノシシは農作物を食い荒らしたり、人を襲って怪我させたりの被害が出ていて駆除の対象になっていたが、これにイノブタが加わるのだ。

この原発事故さえなければ、イノブタも増えすぎることもなかったと思うのだが、何とも哀れな動物たちだなぁ~と思った。









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